クレジットカードにあまり興味のない人の間では名前が知られていませんが、カード業界では非常に有名なのがACマスターカード。
実は、ACマスターカードは通常のクレジットカードと審査方法が違うため、他のカード審査に通らなかった人でも作れる可能性があります。
そんな隠れた救世主であるACマスターカードの便利なweb会員サービスについてご紹介します。
web会員サービスで出来ること
ACマスターカードはインターネット上から自分のページにログインすることで、カードに関する様々な情報を変更したり申請したりすることが可能なクレジットカードです。
以前は電話によるやりとりが主流でしたが、近年ではネットでのやりとりを主としたカードも増えてきており、例えば楽天カードなんかがそれにあたります。
申し込みもインターネットから行えばカード発行に関するほぼ全てのことがネットで賄えてしまうため、忙しくてリアルタイムで電話をとれないという方にも好評です。
機能その1:web明細書
アコムのホームページからログインを行い、ページの中で明細書を確認できるサービスです。
利用明細書というのは非常に大切なものですが、溜まってくると鬱陶しいのも事実。
さらに、家の中で無くしてしまう可能性も考えられます。
また、現在の利用状況や自身の利用傾向をチェックするためにも出先などでパソコンやスマホからチェックできるのは非常にありがたいですね。
書面でホームページによる確認をチェックし返送してからじゃないと利用できないので注意してください。
機能その2:収入証明書提出
ACマスターカードは利用時の状況によって収入証明書を求められます。
具体的に求められる状況は以下の3通り。
・アコムでの利用金額が50万円を越える場合
・アコムでの利用金額と他社の借入金額総額が100万円を超える場合
・提出済みの収入証明書から3年以上が経過している場合
この場合には収入証明書を提出しなければいけませんが、web会員サービスを利用すればおweb上で画像アップロードという形での提出が可能です。
提出時に使える種類は源泉徴収票か給与明細書、市民・県民税の決定通知や所得証明書が利用可能です。
事前に手元に用意しておくようにしましょう。
機能その3:借り入れ
なんと楽天銀行の口座さえあれば最短1分での借り入れが可能です。
登録している口座にお願いした金額が振り込まれるのですが、振り込みの口座変更もここから可能です。
気軽に借りられるのは消費者金融系のクレジットカードがなせる技といったところでしょうか。
しかし、借りやすいからといって多額の借り入れを行うのはやめましょう。
あくまでも常識の範囲内で借り入れを行ってくださいね。
機能その4:振り込みでの返済
ネット上でいつでもどこでも銀行振込が可能なPay-easy(ペイジー)が申し込めるサービスです。
自分が持っているネットバンキングを利用可能なので、わざわざATMや銀行に行く必要がありません。
返済期限を忘れていてギリギリになってしまったという時でも役立つサービスですね。
機能その5:eメールサービス
返済期限やカードの有効期限などが近づくと、登録してあるメールアドレスにリマインドしてくれるサービスです。
カード利用の振り込みはついうっかり忘れてしまうものですよね。
そんなうっかり対策として効果を発揮してくれるので、忙しい中でも期限に気がつくことができるサービスです。
機能その6:契約変更の申し込み
限度額の変更や返済金額変更の申し込みもインターネット上で可能です!
いわゆる増枠というやつですね、通常の審査同様に時間がかかってしまうのですが、いずれ高額利用する可能性があるのであれば増枠による対応も可能です。
機能その7:残高・期日の照会
現在の利用残高や返済日がネット上でいつでもどこでもチェックできるサービスです。
バーゲン時など、ついつい買いすぎてしまったという時に確認ができるので使いすぎ防止にも役立つのではないでしょうか。
機能その8:基本情報の変更
住所や氏名など、変更する可能性のある項目はここから変更が可能です。
いちいち電話や書面で伝える必要がないため、急な転居や引っ越しでもタイムラグなしに変更可能というのが嬉しいですね。
便利なACマスターカードの審査方法
ネット上でもweb会員サービスで非常に便利なACマスターカードですが、何故作りやすいのでしょうか?
その秘密は審査の方法にあります。
通常、クレジットカードはショッピング枠に対して審査を行うのですが、ACマスターカードの場合はキャッシング枠に対して行われます。
ショッピングとキャッシングの場合では適用される法律が変わり、キャッシングの方で適用される貸金業法ではそこまで信用情報(クレジットヒストリー)を重視されません。
なので、通常のクレジットカード基準で通らないという人でも発行できる可能性があるんですね。
しかし、貸金業法には貸金業法特有の規制があり、収入の1/3以上は借り入れができません。
なので、他のクレジットカードは通るけれどACマスターカードには通らないという可能性も大いに有ります。