クレジットカードには銀行系/信販系/流通系などの種類がありますが、この中でスーパーやショッピングモールなどのお買い物を一番お得にできるのは流通系のカードです。
ただそうはいってもどの流通系カードを作ればいいかわからない方も多いでしょう。
そこで今回は日々のお買い物をお得にすることができる、おすすめの流通系クレジットカードについて、そのメリットや選び方、さらにはおすすめのカードをランキング形式でご紹介していきたいと思います。
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ショッピング代金は流通系クレジットカードで支払う方がお得!
ショッピング代金は現金で支払うよりも流通系クレカで支払ったほうが何倍もお得になります。ここではお得になる2つの理由をご紹介します。
ためたポイントの分だけ出費を減らせる!
流通系クレカをはじめとしたクレジットカードは、ショッピング代金を支払った際に一定の割合でポイントが還元されます。
また、そのためたポイントは現金と紐づいているので、他の商品を割引価格で購入したり、交換したりできます。
つまりためたポイントの分だけ、安くなるので出費を減らせることになります!
単なる現金支払いでは出費を減らすことはできませんが、流通系クレカなら日々のショッピングを通じてためたポイントを活用すれば、出費を簡単に減らせるのです。
家計の管理が簡単になる
節約する際に重要なのが家計の管理です。家計管理ができていないと月々の収入・支出が把握できないため、お金を浪費しがちです。
ただ、家計管理のために家計簿をいちいちつけるのも面倒ですよね。ただ、そんな問題も流通系クレカを導入することで一発で解決します!
クレカなら毎月の利用明細をカード会社の方でが勝手に作成してくれ、しかも月末や翌月初に簡単に確認できるからなのです。
しかもオンライン明細に対応している流通系クレカなら、ネットからでも簡単に明細をチェックできます。
このように流通系クレカを使うだけで、家計の管理がほとんど手間いらずで簡単に実現できてしまうのです!
支払いが簡単な反面、支出額が増えるデメリットも
流通系クレカを作れば、簡単に支払いができるというメリットもありますが、同時にお金を払っているという実感が薄れやすいです。
そのため、お金を使い込んでしまい出費が増えてしまった、というケースも少なくありません。
そのため、毎月利用明細を確認し、出費額が適性であるかを確認する必要はあります。
またカード利用で付与されるポイントを求めるあまり、本来の節約のために使うという目的を忘れ、ポイント集めに傾倒してしまう方もいます。
「ポイントをためるためにカードを使う」のはまさに本末転倒なので、あくまでもポイントはカードを使うことによって得られる付加価値にすぎない、と思っておきましょう。
流通系クレカを選ぶ3つのコツとは?
流通系クレカのメリットやデメリットがわかったところで、では実際にどのようにカードを選べばいいのでしょうか。
そこで、選び方がわからない方向けに、流通系クレカ選びに役立つ3つの判断基準をご紹介します
年会費が無料のカードを選ぶ
まず1つ目のコツは、流通系クレカの中でも年会費が無料のものを選ぶことです。せっかく節約を目指すのですから、毎年維持費として負担しなければならない年会費は無料の方が断然お得です。
もし仮に年会費がかかったとしても1000円~3000円の範囲内に収めるのが無難です。
年会費が数万円かかるカードを作ると、元を取るのはかなり骨が折れるので、まずは年会費無料の流通系クレカを視野に入れましょう。
還元率が高いカードを選ぶ
2番目に重視すべき点として、還元率の高さが挙げられます。クレカの還元率は高ければ高いほど、付与されるポイントは多くなります。
この還元率を無視して適当にカードを作ってしまうと、カードの種類によっては年間で数千円~数万円相当のポイントの損失につながりかねません。
流通系クレカを作る際には必ず還元率にも注意しましょう。
ポイントの使いみちが豊富なカードを選ぶ
最後に重視すべきコツは、ポイントの交換先が豊富であるかどうかという点です。
先ほどは還元率に注意してカードを作るのがよい、とお伝えしましたが、実は還元率だけに着目してカードを作ればよいというわけでもないのです。
というのもせっかくためたポイントも、実用的な使いみちがないと、結局は無駄になってしまうからなのです。
そのため還元率とポイントの使いみちを総合的に加味しながら、カード選びをする必要があるのです!
節約の心強い味方になるおすすめ流通系クレカ6選
さてここからは先ほどご紹介した選び方のコツを踏まえ、厳選したおすすめの流通系クレカを6種類にしぼってご紹介します!
1位:年会費が無料でポイント還元率1.0%以上のお得なJCB CARD W
年会費 | 無料 |
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発行速度 | 最短3営業日 |
旅行保険 | 最高2000万円(利用付帯) |
ポイント | 最大3.5% |
家族カード | 無料 |
JCB CARD Wは39歳以下限定で発行できるクレジットカードで、還元率は最低1.0%と非常に高い水準をほこります。
通常クレジットカードの還元率は0.5%が一般的な水準となっているので、その2倍にあたる1.0%を常時維持できるのはかなり優秀だといえます。しかもJCB CARD Wはポイントの使いみちも豊富なのです!
Oki Dokiポイントなら交換先に困らない!
JCB CARD WはOki Dokiポイントというポイントシステムを導入しています。このOki Dokiポイントですが、1ポイント=3円で現金にキャッシュバックできたり、1ポイント=3マイルでANAマイルと交換できたりします。
他にもスターバックスカードやAmazonポイント、nanacoポイントなどに交換可能です。流通系クレカのポイントの中でも屈指の使いみちの豊富さを誇るのがこのOki Dokiポイントなのです!
ランキング2位:ポイント超高還元のOrico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)
年会費 | 無料 |
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発行速度 | 最短8営業日 |
旅行保険 | なし |
ポイント | 1.0%~最大17.5% |
家族カード | 無料 |
Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)は年会費が無料で、還元率が最低1.0%のお得なクレジットカードです。
また家族カードも無料で発行できるので、家族用にクレジットカードが欲しい方にはぴったりです。
さらにOrico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)は基本的に審査難易度がかなり低めに設定されています。
高校生を除く18歳以上の方なら原則誰でも発行できるので、誰にでも手の届きやすいお手軽なカードだといえます。
入会から半年間はポイント還元率が2%!
Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)は通常時の還元率が1%となっており、それだけでも十分にお得なのですが、入会から6か月の間はさらに還元率が2倍の2%まで上昇します。
例えば入会後6か月間に50万円(1か月8万円程度)を利用した場合は、10000円相当のポイントをためられます。
利用額がさらに多い方は数十万円ぶんのポイントをためることもできるため、ポイントをがんがんためたい方に非常に向いています。
ランキング3位:dカード
年会費 | 永年無料 |
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発行速度 | 約3週間 |
旅行保険 | なし |
ポイント | 1.0%~1.5% |
家族カード | 無料 |
dカードも年会費が無料のカードで、還元率は1.0%~となっています。dカードの最大の特徴はポイントの使い道が豊富なことです。
dカードはdポイントというポイントシステムを採用しており、大手コンビニをはじめとした多くの加盟店でためたポイントを利用できます。
せっかくためたポイントも使い道がなければもったいないです。その点、dカードならdポイント加盟店ならどこでも利用できるので、ためたポイントを有意義に活かせるでしょう!
最大1万円までのケータイ補償付き
dカードは最大1万円まで、ケータイ補償を適用できます。docomoで購入した携帯電話やスマホが故障、紛失、盗難などのトラブルにあった場合に、修理代を出してもらえる仕組みです。
携帯スマホの修理は往々にしてかなり高額になりがちなので、1万円までだとしても補償を受けられるのはとてもお得だといえます。
ランキング4位:セゾンインターナショナル
年会費 | 無料 |
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発行速度 | 最短即日 |
旅行保険 | なし |
ポイント | 0.5%~15% |
家族カード | 無料 |
セゾンカードインターナショナルは年会費が無料なので、維持費が全くかかりません。
しかもポイントが永久に消えない、永久不滅ポイントを採用しているため、管理が非常に楽です。
ポイントの管理が面倒でついつい放置してしまい、有効期限が切れてしまってはせっかくためたポイントももったいないです。
その点、ポイントにそもそも有効期限が設定されていないセゾンカードインターナショナルなら、ポイント管理が簡単にできるでしょう。
対象店舗でショッピング代金が5%オフに!
さらに「永久不滅.com」という会員専用のサイトを通じてショッピングをすると、永久不滅ポイントが最大30倍たまり、還元率が15%まで上昇するのです。
セゾンカード独自のお得な割引サービスや、ポイントサービスを受けられるので、ショッピングをお得に楽しみたい方には、セゾンカードインターナショナルがぴったりでしょう。
ランキング5位:エポスカード
年会費 | 無料 |
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発行速度 | 約3週間程度 |
旅行保険 | 海外旅行保険:最高500万円(自動付帯) |
ポイント | 0.5% |
家族カード | 無料 |
エポスカードも年会費が無料でコストのかからない、シンプルに優秀なカードです。
還元率は基本的に0.5%と一般的な水準に設定されていますが、シダックスやビッグエコー、アパホテルなどの対象の店舗を利用すると、還元率が最大10倍まで跳ね上がります。
メインカードとして使うには還元率がやや低いですが、対象店舗を使う際のサブカードとしては非常に有用でしょう。
海外旅行保険が自動付帯!
エポスカードの最大の特徴は海外旅行保険が自動付帯で適用される点です。
クレジットカードの海外旅行保険は多くの場合、カード利用時のみ適用される、利用付帯が適用されます。
ただ、エポスカードの場合はカードを持っているだけで適用を受けられる自動付帯が採用されているので、その他のカードよりも数段優れています。
面倒な手続きなどなしにカードを持っているだけで補償を適用できるので、よく海外に行かれる方は万が一の時のためにぜひ持っておきたいところです。
ランキング6位:REXカード
年会費 | 初年度無料 次年度以降2,500円 |
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発行速度 | 最短7営業日 |
旅行保険 | 海外旅行保険:最高1000万円(自動付帯) 国内旅行保険:最高1000万円(利用付帯) |
ポイント | 1.25%~2.25% |
家族カード | あり |
REXカードは年会費がかかりますが、ポイント還元率が他のカードよりもかなり高い1.25%に設定されています。
通常、クレジットカードの還元率は0.5%が一般的とされていることを考えれば、REXカードの還元率はまさに驚異です。
ポイントをがんがんためれば年会費分の元を取るのも非常に簡単なので、毎月の利用額が多い方はREXカードを使うのが最もおすすめでしょう。
REXカードは使い道にも困らない
REXカードでためることのできるREXポイントの使い道は主にキャッシュバックをするか、ANAマイルに交換するかの2通りです。
他のカードより還元率が高く、ポイントがたまりやすいのでキャッシュバックとANAマイルへの交換のどちらを選んでもお得です。
やけに還元率が高いカードはポイントの交換先が充実していない、というケースが多い中、このREXカードは良い意味で期待を裏切ってくれるカードだといえるでしょう。
流通系クレジットカードを効果的に使うための知識
現在では節約をする際にはクレジットカードが必要不可欠な時代になりました。多くの人がスーパーマーケットやコンビニでほぼ毎日何かしらの買い物をしていると思います。
様々な店舗でポイントを貯めたり割引きを受けることができる流通系カードが無いと、確実に損をしてしまうので1枚は持っておきたいところです。
このように発行することでより節約に役立つ流通系カードですが、作りすぎてしまうと逆に損をしてしまう場合もあります。
カード発行は慎重に行うべき
大手スーパーやショッピングモールではクレジットカードの専用カウンターが設置されており、入会キャンペーンなどで客寄せを行っているところを見かけることもよくあります。
この記事を読んでいる方々の中にもスタッフに、割引きが受けられるので発行するとお得ですよと声をかけられたことがあるのではないでしょうか。
確かに割引きなどの特典は魅力的ですがクレジットカードを無計画に増やすことはおすすめできません。
ポイントはカードが多いほど貯まりにくい!?
割引きやポイント還元などの特典はよく利用お店であれば、お買い物がお得になるのでとりあえず作っておこうとついつい思いがちですよね。
しかしクレジットカードをたくさん作ってしまうと、支払いがバラけてしまうのでカードが増えた分だけ還元されるポイントも少なくなってしまいます。
こうなるとポイントが使えるようになるまで余計に時間がかかってしまうことになり、最悪ポイントの有効期限が来て使えないまま失効してしまうという事態になる可能性もあります。
支払いはメインのカードにまとめておこう!
こうなるとポイントを貯める意味が無くなってしまうので、クレジットカードの利用ではできるだけ1枚のカードに支払いをまとめておくことをおすすめします。
カードの支払いが一つになっていればそれだけ還元されるポイントも増えるので、ポイントが貯まる速度も自然に速くなっていきます。
流通系カードを効果的に利用するためにも、メインで利用するカードをちゃんと決めてから発行するようにしましょう。