飲食店・雑貨店、ネットショップを経営している皆さん、お店はクレジットカード支払いに対応していますか?
クレジットカードの保有率が85%を越える(2017年度JCB調べ)現代ですから、カード支払いに対応すると一気の顧客満足度を高め、そして売上増加にもつながっていきます。
しかし、クレジットカードの発行に審査があるように、クレジットカード決済の導入にも審査があるのです。
この記事では、クレジットカード決済導入時の審査にあたって、どのようなことに気をつければよいかについて紹介していきます。
この記事の目次はこちら
そもそもクレジットカード決済とは?
まず、クレジットカード決済そのものについて軽く説明していきます。
クレジットカード決済は、その名の通りクレジットカードを使って支払いをすることです。
かつては百貨店やチェーン店などでのみ導入されていましたが、前述のようにカード保有率が上がったことや、オンラインショッピング・キャッシュレス支払いが流行を見せる中で、カード決済を導入するお店も増えてきています。
また、2020年の東京オリンピックを踏まえ、カード決済は訪日外国人の利用を見込めることもあり、さらにこの状況は加速しています。
カード決済導入のメリットとデメリット
それでは、カード決済にはどのようなメリット・デメリットが有るのでしょうか。
メリットはやはり、消費者の満足度が上がるということです。カードを使えばポイントが貯まるわけなので、消費者はお得に買い物をすることができます。
また、多くの現金を持つのはリスクがあるため、カード決済の方がより安全であると言えるでしょう。
一方、デメリットは、店舗負担でカード決済の手数料がかかる、導入に審査がある、振り込みまでに時間がかかるため資金繰りに困る可能性がある、などが挙げられます。
とはいえ、今では多くの個人経営の店舗でカード決済が導入されているのも事実。
また、カード決済ができる店とできない店だったら、やはりできる店を選びたくなるのが消費者の心理です。
手数料がかかるのも事実ですが、結果的には顧客満足度を高め、集客を伸ばし、売上の増加にも貢献するでしょう!
カード決済の導入方法は?
それでは実際にカード決済を導入する際のことを考えてみましょう。
カード決済には直接契約方式と決済代行会社経由契約方式の2種類があり、カード決済を導入しようと考えている小規模経営者の場合は、決済代行会社経由契約方式をおすすめします。
直接契約方式では一つ一つのカード会社に直接連絡して契約しなければならず、支払のタイミングなどが会社によって異なり、複雑な状況になってしまうのです。また、セキュリティシステムも自分で構築する必要があります。
決済代行会社経由契約方式を採用することで、直接複数のカード会社と契約せずに、同時に複数のカードブランドを導入することができます。さらに、セキュリティシステムやPOSレジなど、経営に嬉しいシステムを利用することもできるのです!
決済代行会社経由契約方式にかかるコストとは?
決済代行会社を利用する場合には、「導入費用」「決済手数料・加盟店手数料」「オプション費用」がかかります。
導入費用は、契約時に必要な一時金や、導入の際の機材購入にかかる費用です。
なかには導入費用無料のサービスを提供している決済代行会社もあります!
決済手数料・加盟店手数料は、カード決済の利用があった時に、決済金額の数%を手数料としてカード会社に支払う料金です。
「カードの場合は何円」のように価格に上乗せすることは法律で規制されており、加盟店が支払う必要があります。
オプション費用は、セキュリティシステム、入金の頻度を増やす、分割払い・リボ払いを利用可能にするなどのオプションを導入する際にかかる費用です。
特に、ネットショッピングの場合はセキュリティシステムは必須と言えるでしょう。
こうしたオプションも無料で付帯してくるという決済代行会社も中にはあるので、ぜひ自分にあった決済代行会社を選びましょう。
クレジットカード決済導入時の審査で気をつけるべき点
さて、カード決済の導入に必要となるコストを紹介しましたが、同様に導入時には審査があるのです。
ここからは、カード決済導入に伴う審査について紹介していきます。
どのような点が審査される?
カード決済の導入では、どのような点が審査されるのでしょうか。
もちろん代行業者によっても異なりますが、全体的には以下のような事項が審査対象となるようです。
- 契約者自身の信用情報(クレジットカードの利用履歴や借入金など)
- 店舗やECサイトの経営歴
- 扱っている商品が適切かどうか
- ECサイトの作りが適切かどうか
上2つは理解に難くないと思います。
契約者自身が今までにカードの審査に落ちたことが何度もあるという場合には、カード決済の導入も不可能な可能性が高いです。
また、店舗やサイトの経営歴も同様です。開業時に申し込むことももちろん可能ですし、審査に通ることもあります。
しかし、特にネットショップの場合は具体的な店舗がないため、開業と同時に審査通過、というわけにはいかないことも多くあるようです。
審査に通りづらい業種とは?
次に、扱っている商品が適切かどうかについてです。
世の中には多くの業種がありますが、中にはカード決済に通過しづらい業種もあるのです。
- アダルト、水商売など、カードのブランドイメージを下げかねない業種
- ギャンブル必勝法、恋愛ノウハウなどの情報商材を扱う業種
- 宗教団体
- 金券・プリペイドカードなどの販売
- ペットショップ
- 古美術品・骨董品
- リアルマネートレード
しかし、中にはこうした業種であってもカード決済を導入できる決済代行会社もあるようです。
自分が申し込む決済代行業者の公式サイトや口コミを見て確認しましょう。
ECサイトの作りや記述も影響
また、ECサイトの場合はサイトの作りも重要となります。
前述のようにECサイトであると実店舗がないため、適切に購入ができるサイトになっているかどうかも審査対象となります。
実際に商品画像を選択し、価格が表示されており、カートに入れることができるという購入フローを確認しておくようにしましょう。
また、特定商取引法に基づく表記を適切に作成してあることも重要になります。
モバイル決済で簡単!おすすめカード決済はこれだ!
以上、クレジットカード決済導入時に必要なコストや審査について紹介してきました。
クレジットカードの審査と同様に、カード決済を導入する際にも審査が必要となるので、しっかり理解した上で申し込みましょう。
数あるクレジットカード決済の中で、クレジットカード比較SMARTはSquareをおすすめします!
スマホやタブレットで簡単に決済が完了し、審査は最短即日で完了。支払いも最短翌日です。
初期費用は今ならキャッシュバックキャンペーンでゼロ!POSレジアプリも無料で利用できます。