「経費の支払いをするために法人カードが欲しいけれど、審査に通るか不安だな」と思う方も少なくないはずです。そんな方には審査が甘い法人カードがおすすめです!
ただ、どの法人カードを選べばいいかわからないという方もいるでしょう。
そこで、この記事ではそんな審査が不安な方向けに、審査通過率が高い法人カードを紹介します。
法人カードの審査基準や審査通過のコツなどもあわせてご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください!
なお、法人カードデビューとしておすすめのカードは、セゾンとアメックスが提供しているセゾンプラチナビジネスアメックスです。
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この記事の目次はこちら
個人として発行する法人カードは審査が甘い傾向
法人カードには、法人として発行するカードと個人として発行するカードの2つがあります。
このうち、後者の個人として発行する法人カードなら、代表者個人の信用情報さえあれば審査に通過できるのです。
法人として発行するには登記簿謄本や決算書の提出が求められますが、個人として発行するならそれらも一切不要です。
クレヒスに傷がなければ極端な話、設立間もない法人の方でも法人カードを発行できるのです!
独自審査を採用している法人カードも審査が甘め
法人カードの中には、他のカードとは異なる独自の審査基準を採用しているものがあり、独自審査を採用している法人カードは一般的に審査が甘い傾向にあります。
他の法人カードの審査に落ちた方でも、独自の審査基準を採用している法人カードなら審査に通った、という例もあります。
【中小企業向け】おすすめの法人カードランキング!導入のメリットや審査の注意点も解説
法人カードの審査基準とは?
法人カードの審査を突破するのに重要になるのは下記3つの要素です。
- 会社の設立年数や事業実績
- 経営者個人の信用力
- 黒字実績
会社の設立年数や事業実績
会社の信用力は設立年数や収益などによって判断されます。
設立年数が長く収益が安定しているほど、カード会社からの信用力は高くなり、反対に設立して間もなかったり収益が不安定だと審査に通るのは厳しいです。
一般的には会社の事業が3年以上経過していれば、法人カードの審査に有利になる傾向があります。
会社の事業実績が高ければ、クレジットカード会社としても安心してカードが発行できます。
経営者個人の信用力
会社を経営している社長の信用度も法人カードの審査で重要視されるポイントです。
いくら会社の設立年数が長かったり、事業実績があっても経営者のクレヒスに傷がある方は審査にマイナスに響く可能性があります。
ただ、これはあくまでも法人が対象の法人カードの審査の場合であり、経営者個人が対象の法人カードの審査では「会社の信用力」はそこまで重要視される要素ではありません。
そのため、設立年数が浅かったり、収益が安定していない法人カードの方でも、個人が対象の法人カードなら発行できる可能性は十分にあります!
信用情報を築いていく上で審査対象になるもの
信用情報とはどのような要素が審査対象になるのか、主にチェックされるのは下記です。
- クレジットカード利用
- 銀行カードローン
- 携帯電話の割賦販売
- 消費者金融
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- その他ローン・借り入れ
各種ローンや借り入れが高額だったり、クレジットカードを含む支払いを遅延・滞納している場合はクレヒスに影響がでてしまいます。
そのため、現時点で支払いの滞納がある場合はなるべく早く返済しておくようにしましょう。
黒字実績
会社の事業年数と経営者の信用力の他に、会社の経営状況や財務状況も重要なポイントです。
前年度の売り上げや最終利益を記入するケースもあり、売り上げや最終利益が黒字であればクレジットカード会社としても安心できます。
申込むカードの種類によっては、財務諸表や確定申告書、決済書などを提出することもあります。
黒字実績を築いてセゾンプラチナビジネスアメックスを発行しよう!
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数ある法人カードの中でも、トップクラスに知名度・人気があり、付帯特典やサービスが充実しています。
トラベル関連や経費処理などで手厚い特典を受けられるので、カード選びに困っている経営者の人はぜひ申込んでみてくださいね。
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法人カードの審査で黒字決算が重要視されるのは未回収を避けるため
法人カードでは会社そのものが顧客となるため、審査でもより信頼性を重視する傾向にあると言えます。
会社の設立年数のほかに評価対象となるのが黒字決算です。経営が続いていてもこちらのステータスに問題がある場合は法人カードを発行できないこともあります。
カード会社が一番避けたがるのは支払いの未回収
クレジットカードを発行する会社にとって、一番避けたいのが支払いを回収できなくなることです。
カード会社は会員の支払いを前もって代わりに行い、後で会員から支払いを回収するという方式で成り立っています。
よって会員が月末の支払いをしてくれないと、カード会社にとっては大きく損をするという結果となってしまいます。
未回収を避けるために黒字決算でステータスを測る
法人カードは経営者だけでなく会社の社員も利用するため、個人向けのカードよりもさらに支払い額が高くなります。
さらに会社の場合はいつ倒産するかわからないという危険性も孕んでいるため、法人カードを発行した場合カード会社も高額のお金が未回収となるリスクを持つことになるのです。
このような理由から当然のごとくカードの審査では黒字決算が重要になってきます。
法人カードの中には申し込みの際に決算書の提出が必要となる場合もあります。
近年では決算書が必要ないケースも増えてきましたが、申し込み書に会社の売上高や最終利益を記入する必要があります。
法人カードの審査に必要なもの
先ほどもお伝えしたように、法人カードには法人として発行するカードと、経営者個人として発行するカードの2種類があります。
そのため、どちらの法人カードを作るのかによって必要になるものが異なります。
法人が対象のカードなら法人用確認書類と代表者の本人確認書類、銀行口座の3つが必要
法人を対象として発行される法人カードの場合、登記事項証明書や登記簿謄本のコピー、印鑑証明書などの法人用確認書類に加え、パスポートや免許証などの代表者個人の本人確認書類が必要になります。
さらに引き落としのために法人カードと紐づける銀行口座も用意する必要があります。
個人が対象の法人カードは代表者の本人確認書類と銀行口座の2つでOK
個人を対象として発行される法人カードの場合は、代表者の本人確認書類と引き落とし用の銀行口座の2つが必要です。法人用の確認書類は不要なので、注意が必要です。
法人カードの審査に落ちてしまう原因
ここからは法人カードの審査に落ちてしまう原因を紹介していきます。
- 各種返済を滞納している
- 自己破産した過去がある
- 会社の実績が赤字続き
- 企業して間もない
各種返済を滞納している
クレジットカードを始め、公共料金や携帯代などの支払いを滞納していると信用情報に傷がついてしまいます。
数か月以上の滞納が続くとブラックリストに登録されてしまい、法人カードの審査に大きく影響します。
クレジットカードの審査に落ちたという情報も6ヶ月間保存されることに。
別の法人カードに申し込んだとしても、他社の審査に落ちているということから審査に良い影響はありません。
自己破産した過去がある
過去に自己破産した経歴も信用情報機関に記録されます。
借金の返済ができなくなってしまったときに、裁判所に申し立てをして「免責許可」をもらい、借金の返済を免除してもらう手続きのことを自己破産と呼びます。
自己破産は信用が一気に落ちてしまうため、そもそもクレジットカードの発行ができなくなってしまいます。
会社の実績が赤字続き
会社の実績が赤字続きの場合、カード会社から返済能力がないと判断されるので審査にも大きく影響します。
法人カードを発行しても会社が存続できなくなってしまうことも考えられます。
そんな企業に発行しても意味がないので、審査通過率が限りなく低くなるのです。
企業して間もない
会社が企業してから1年以内などで設立年数が短い場合、売り上げや経営実績がない状態なので法人カードの審査にも大きく影響する可能性があります。
カード会社は発行する相手に返済能力があるのかという点を重視しているため、設立して間もないと返済能力が低いとみなされるためです。
1年以上経過するのを待つしかありませんが、設立1年未満でも申し込みでき、発行できる可能性のあるカードもあります。
審査に落ちないためにも、審査が緩く設定されているクレジットカードを選んで申込みましょう。
法人カードの審査に通過するためのコツ
法人カードの審査に絶対通りたいけれど、何をすればいいかわからない、という方も多いと思います。
そこでここからは法人カードの審査に通過するためのコツについて紹介していきます。
- 固定電話を設置しておく
- 経営者のクレヒスを良好にしておく
- 利用可能枠を少なめに申告する
- 事業内容をネットで発信する
- 申し込みする前に現在所持しているカードをアップグレードしておく
固定電話を設置しておく
オフィスには固定電話を設置しておくようにしましょう。
カード会社によっては携帯電話だけではなく、固定電話の番号の記入を求められるケースもあります。
何よりも、固定電話があればオフィスが間違いなくあるという証拠にもなるので、審査に良い影響が出ます。
もし固定電話の設置が難しい場合は、IP電話でも良いので固定電話番号を用意しておきましょう。
経営者のクレヒスを良好にしておく
法人カードを作る際にはどんなカードでも必ず経営者個人の信用情報がチェックされます。
もし過去に支払い滞納などを起こしクレヒスに傷があると、審査に通過できない可能性が高いです。
審査通過率を上げるためにも、クレヒスに傷がつかないよう気をつけましょう。
現時点で支払いを滞納していたり、ローンや借り入れがある場合はなるべく返済しておきましょう。
利用可能枠を少なめに申告する
設立年数が浅かったり、経営が安定していない法人の方は利用可能枠を少なめにすると、審査に通りやすくなります。
個人の信用力が低い方は返済能力も低いとみなされがちなので、利用可能枠を少なくするのが良いでしょう。
事業内容をネットで発信する
事業の透明性を高めるためにホームページやSNSを活用して事業内容を発信すると審査に有利に働くことが多いです。
審査側に好印象を与えることもできるので、面倒でもホームページくらいは作成しておくのが無難です。
特に個人事業主の場合、住所が不明になっているケースが非常に多いです。
住所がわからないと信用度が一気に落ちてしまうので、開業届を税務署に提出し、ホームページなどで公開すれば信用度がアップします。
申し込みする前に現在所持しているカードをアップグレードしておく
会社の代表者が、ゴールドカードなどステータス性の高いクレジットカードを持っていることによって、カード会社から信頼性があるという評価をもらうことができます。
そのため法人カードに申し込みする前に、可能であれば現在所持しているクレジットカードをアップグレードすることをおすすめします。
グレードの高いカードを持っていることによって、代表者にステータスがあるということをアピールできるでしょう。
審査に通過しやすいおすすめの法人カード7選
ここからは数ある法人カードの中でも比較的審査に通過しやすいおすすめの法人カードを7枚紹介していきます。
- ラグジュアリーカード
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- JCB法人カード
- 三井住友カード ビジネスオーナーズ
- ライフカードビジネス
- セキュリティーが安心の三井住友ビジネスカード for Owners
付帯サービスが充実の法人用ラグジュアリーカード(ブラック)
年会費 | 100,000円+税 |
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発行速度 | 最短1ヶ月 |
旅行保険 | 国内・海外旅行保険:1億2000万円 |
ポイント | 1.25% |
家族カード | 25,000円+税 |
法人用ラグジュアリーカード(ブラック)はポイント還元率が1.25%と法人カードの中ではかなり還元率が高い部類のカードです。
法人税などの税金の支払いでもポイントをためられるので、ポイントをがんがんためたい方にぴったりです。
しかもインビテーションの制度がないので、設立年数が浅い起業して間もない法人の方でも作ることができるのです。
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セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 | 22,000円(初年度無料) |
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発行速度 | 最短3営業日 |
旅行保険 | 海外旅行保険:10,000万円 国内旅行保険:5,000万円 |
ポイント | 0.50%~1.00% |
家族カード | 3,300円(税込) |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは事務用品やレンタカーなどの様々な経費の支払いに利用できる法人カードです。
年間のショッピング利用額が200万円を超えていれば、翌年度の年会費が半額になるのも魅力。
また、引き落とし口座を自由に選べたり、優待価格サービスである「ビジネス・アドバンテージ」を受けられるのもポイントです。
お得な年会費でありながら様々なビジネスシーンで活躍する一枚と言えます。
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JCB法人カード
年会費 | 1,375円(税込) ※オンライン入会で初年度無料 |
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発行速度 | 最短数日 |
旅行保険 | 海外旅行:最大3,000万円(利用付帯) 国内旅行:最大3,000万円(利用付帯) |
ポイント | 0.30%~1.49% |
家族カード | – |
JCB法人カードで必要な年会費は、会計上、経費に分類できるので、少額ですが節税にも役立ちます。
また、JCB法人カードの利用金額は、指定口座から毎月自動振替を選択可能なので、振り込み手数料や代引き手数用などのコスト削減につながります。
国内外の旅行保険も充実しているので、出張の際に所持しておくと万が一のトラブル時に手厚いサポートを受けられます。
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独自の審査基準を用いているアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
年会費 | 初年度無料 2年目以降12,000円 |
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発行速度 | 約1ヶ月 |
旅行保険 | 国内・海外旅行保険:最高1億円 |
ポイント | 0.5%~ |
家族カード | – |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは独自審査を用いて発行されているため、他の法人カードの審査に落ちた方でも審査に通る可能性が高いです。
年会費は初年度が無料で、次年度以降も12,000円と他の法人カードに比べるとそこまで高くないにも関わらず、付帯特典や旅行保険が充実しているので、上手く使いこなせば簡単に元を取れます。
設立年数が浅い法人の方でも発行できたケースは多いので、おすすめです!
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セキュリティーが安心の三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)
年会費 | 50,000円(税抜き) |
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発行速度 | 3週間程度 |
旅行保険 | 国内・海外旅行保険:最高1億円 |
ポイント | 0.50%~1.00% |
家族カード | 無料 |
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は銀行系のクレジットカードなので、セキュリティー面で非常に安心できるでしょう。
クレジットカードから会社の情報が流出すると、信用問題にも発展しかねないので、セキュリティーが充実したクレジットカードを選んでおくのが無難です。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
年会費 | 永年無料 |
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発行速度 | 最短3営業日 |
旅行保険 | 海外旅行保険:2,000万円 |
ポイント | 0.50%~1.50% |
家族カード | – |
三井住友カードビジネスオーナーズは年会費が永年無料なうえ、登記簿謄本や決算書なしで申し込みすることが可能なカードです。
手続きが面倒なカードが多い中で比較的手軽に申し込めるのが大きな特徴。
年会費も一切無料で、経費精算を合理化して経費を削減できます。
ライフカードビジネス
年会費 | 永年無料 |
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発行速度 | 最短4営業日発行 |
旅行保険 | – |
ポイント | – |
家族カード | – |
ライフカードビジネスは本人確認資料のみで申し込み可能で、会社の実績や戸籍謄本などの提出が不要なカードです。
提出書類が少ないので、スタートアップ企業やベンチャー企業にピッタリな一枚です。
年会費永年無料なのに加えて、ETCカードも無料で発行できるお得さも魅力と言えます。
自社に適した法人カードを発行して審査に落ちないようにしよう!
- 個人で発行する法人カードは審査が甘い
- 独自審査の法人カードも審査が甘め
- 審査基準は会社と経営者両方の信用力
- 法人が対象のカードは法人用確認書類・代表者の本人確認書類・銀行口座の3つが必要
- 会社の信用力を上げたり、クレヒスに傷がつかないようにする
ここまで審査が甘い法人カードについて解説しました。法人カードの中でも個人で発行するカードや、独自審査のカードは審査が甘めなのでねらい目です。
また会社の信用力を上げることやクレヒスに傷がないことも審査通過率を上げるために有効なので実践してみるとよいでしょう。
この記事を参考にぜひ、あなたにぴったりの法人カードを作ってみてください!