先日、友人がクレジットカードの申し込みをしようとしていたときのこと。
「審査の仕組みって、初めてだとほんっっとにわかりづらい!
特に中学校の国語の授業でさえチンプンカンプンだった私には、もう絶望的。難しすぎ。
渡される説明とかサイト読んでもわかんないし。窓口のお姉さんの話もわかりづらいし。
小学生でもわかるように教えてくれないと無理だよ~。
あらかじめちょっとくらい、バカでもわかるように説明してくんないかな~?」
友人はもう頭がまったく働かないらしく、怒り狂っていました。
そっか、中学校の国語の授業で挫折してたら、そりゃきついか。
「走れメロス」じゃ難しいか。「ごんぎつね」くらいじゃないとダメか。
(まさにこの友人は「激怒した」な状態ですね)
まあ確かに、「審査」って言われてもちょっとよくわかんないですよね。
一体何をするのか、ちょっとでもわかっておいたほうがスムーズに申し込みできそう。
そんな皆さんのために!クレジットカードの審査についてわっかりやす~く説明しちゃいます!
題して【クレカ区立 審査小学校】~!(ゴロが悪いのは承知です。)
さあ、チャイムが鳴る前に席についてくださ~い。
クレジットカードの審査で調べられる基本情報
まず一時間目は、審査についての基礎知識です。
その前に、はじめましてのお友達がたくさんいるので、みんなに自己紹介から始めてもらいます!
じゃあ、次の内容を一人ずつ言っていってくださいねー。
・年齢や性別
・家族構成
・収入
・勤務先
さて、実はこれがクレジットカード会社に最初に申告する基本情報です。
普段どんな生活をしているのかな?といった、まさに自己紹介のようなもの。
何の仕事をしてお金を稼いで、誰と一緒に暮らしているのか。家庭のこと。
住んでいる住居についてなども調べられます。
まあ自己紹介は簡単にこれだけで、おーしまいっ。審査って実はこんなかんじ!
※あくまでもイメージです。
ではこれから少しずつ授業に入っていきます。
信用情報審査って?
基本情報の次に審査されるのは、信用情報。実はこれが一番大事。
わかりやすーーーくいうと、
真面目に生きてきましたか?悪いことしてない?
要するにそういうことです。
友達に借りた鉛筆を返さないまま自分のものにしちゃったこととか、実は誰しも一度くらい経験ありませんか?
大人になってもそんなことしていると、信用情報審査を通過することはできません!
借りたものをなかなか返さないなんて、それがいけないことなのは、小学生でもわかりますよね?
そうやって悪いことを積み重ねていると、廊下に立たされるようにクレジットカードに申し込めなくなってしまうんです。
もちろん今までいい子に過ごしてきたなら、何も心配することはありません。
最難関!?会社への在籍確認
信用情報審査で何か疑問や不安に思われる点があったり、会社の仕組みにより対象に選ばれると、クレジットカード会社へ申告した勤務先に、電話がかかってきます。
たまに、お母さんが心配して学校へ電話をかけてくるお友達はいませんでしたか?
「うちの子はっ、うちの子はちゃんと学校に行ってますか??!!!」
まあイメージとしてはこんなかんじですが、ここまでヒステリーではないです。
ただ、申告してきた勤務先にきちんと働いているかな、ということを確認されます。
だから、ちゃんと仕事をしていれば、なーんにも問題なし!
クレジットカード会社からの電話なら、同じ職場の人たちにも何か言われることもないでしょう。
限度額と収入の審査における関係
クレジットカードには、利用限度額というものがあります。
月のお小遣いの金額みたいなイメージです。使える金額が、会社によってしっかり決められているわけです。
この限度額が高ければ高いほど、クレジットカード会社はたくさんお金を貸すことになるので、不安も大きくなります。
そのため、きちんと信用のおける人にしか、それほどたくさんお金を使えるクレジットカードは貸してくれません。
だってそんなに仲良くないお友達にお気に入りの消しゴムを貸すのって、なんかちょっといやですよね。
もし、ちぎれて返ってきたらどうしよう!真っ黒になって汚れて返ってきたらどうしよう!
そんなありとあらゆる不安でいっぱいになると思います。
そして小学生の自分なら、そのまま貸さないかもしれません。だって信じられないもん。
そこで、クレジットカードの限度額と自分の収入との兼ね合いを確認することが大事。
自分の収入で返せる範囲の限度額のクレジットカードに申し込んでください。
♪~キーンコーンカーンコーン
さて、1時間目の授業はおしまい!
最初の授業はどうだったかな?
ちゃんと小学生レベルのみなさんにも、審査についてわかってもらえましたか。
(決してバカにはしていません)
心配な部分もありますが、あらかじめこれだけわかっていれば、クレジットカードの審査は安心!
1時間目の内容をより理解するためにも、2時間目の授業も集中して頑張りましょう。
えいえい、おー!
次の授業は→【2時間目】クレジットカードの審査の基準って??