ダイナースカードの解約を検討している人の中には、「年会費が高いので解約したい」「別のカードに乗り換えたい」と解約を検討している人も多いと思います。
ダイナースカードは電話でのみ解約手続き可能です。他社のクレジットカードのように、WEBから解約手続きができないので、営業時間に電話する必要があります。
また、実際に解約する前に注意点を把握しておくのが重要です。せっかく貯めたポイントが無駄になってしまうのも避けたいでしょう。
今回はダイナースカードの解約について、年会費をかけずに解約する方法を含めご紹介します。
ダイナースクラブカードの評判|特徴やメリット・審査について詳しく紹介!
ダイナースカードの解約は電話のみ!
ダイナースカードの解約手続きは電話からできます。他社のクレジットカードのように、Webでの解約手続きができないので、注意しましょう。
ダイナースカードの解約手続きは、以下の電話番号から可能です。
■ダイナースカード解約手続きお問合せ先
- TEL:0120-369-527
- 海外から:+81-3-6770-2779(有料)
- 営業時間:月 ~ 金 9:00 ~ 17:00(土・日・祝・12/30 ~ 1/3 休業)
一方、JALダイナースカードの解約手続きは、JALカード解約届を請求し、必要事項を記入の上返送する必要があります。
■JALダイナースカード会員専用24時間音声情報サービス
- TEL:0120-747-804
- 海外から:+81-3-5460-4343(有料)
- 資料コードナンバー:51513
※資料コード入力後「#」を押して資料申し込み
JALダイナースカードの解約手続きを少しでも早くしたい場合、本会員からの電話でも解約手続きが可能です。
電話からの解約手続きはJALカードSuica・法人カードでは行えないので注意しましょう。
■JALカード お客さまサービスセンター
- Tel:0120-747-907
- 携帯電話 or 海外から:03-5460-5131
- 営業時間:月 ~ 土 9:00 ~ 17:00(日・祝日・年末年始は休み)
ダイナースカードの年会費がかかるタイミングは?
ダイナースカードの年会費は、毎年カードに記載された有効期限月の翌月10日(土・日・祝日の場合は翌営業日)に指定の金融機関から引き落としされます。
しかし、初年度の年会費は、入会特典によって支払い月が異なる可能性があるので注意しましょう。
例えば、年会費の請求が毎年6月だった場合、年会費の支払いは毎年7月(7月~翌6月分の年会費の支払い)になります。
ダイナースを解約する際の注意点
ダイナースを解約する際の注意点は、以下の5つです。
- 貯めたポイントは使い切る
- カードの未払いが残っていないか確認
- 公共料金や家賃の引き落としに設定した場合は変更しておく
- 家族カードや追加カードも同様に解約される
- クラブオンラインも約90日後に解約
貯めたポイントは使い切る
ダイナースカードの解約手続きを行うと、貯めたポイントがすべて失効します。
ダイナースカードでは以下のように、ポイントを使えるので解約前に貯まっているポイントはすべて消費しておきましょう。
■賞品交換
- グルメ
- 人気メーカーアイテム
- ギフトカード
■ポイント移行
- Tポイント
- 楽天ポイント
- スターバックスカードチャージ
ダイナースカードのポイント利用方法は、以下のとおりです。
- クラブ・オンラインへサインオン
- サインオン後に「特典と交換する」をタップ
- 持っているダイナースカードを選択し「変更」を/タップ
- 画面最下部の「賞品交換」をタップ
- 希望のカテゴリーを選んで検索をタップすると交換賞品を確認可能
カードの未払いが残っていないか確認
ダイナースカードではカードの未払いが残っていた場合、引き続き請求が行われます。
リボ払いや分割払いを利用していて未払いが残ってると、解約後も返済が完了するまで請求が続くので、理解しておきましょう。
公共料金や家賃の引き落としに設定した場合は変更しておく
ダイナースカードを公共料金や家賃の引き落としに設定した場合は、解約前に利用先の支払い方法を変更する必要があります。
支払い方法を変更する前にダイナースカードを解約すると、請求が続いてしまう可能性があり、解約後も請求が続いていると何の請求で引き落としされているかわかりづらくなります。
したがって、ダイナースカードを解約する前に支払い方法の変更手続きを行うようにしましょう。
家族カードや追加カードも同様に解約される
ダイナースカードを解約すると、付帯する家族カードや追加カードも解約されます。一方、家族カードとETCカードのみを解約したい場合は、以下の手順で手続き可能です。
- クラブ・オンラインにサインオン
- 「新しいメッセージを作成する」をタップ
- 諸注意事項を確認のうえ、「上記の諸注意事項に同意します。」にチェックを入れ、「次へ進む」をタップ
- 件名「カード利用について」を選択し、下記3項目を入力して「送信する」をタップ
・「退会希望」と入力
・退会希望のカード番号と氏名
・「『退会にあたってのご注意事項』を了承し、即日の退会に同意します。」を入力 - お問い合わせ番号が表示されれば、メッセージの送信完了
- 手続きの結果について、3営業日(土・日・祝除く)でお問い合わせボックスの「受信トレイ」に返信が届く
クラブオンラインも約90日後に退会
ダイナースカードを退会すると、退会した日または最終支払日のうち、いずれか遅いほうの日から、90日前後でユーザーIDが削除(退会手続き)が行われます。
ユーザーIDが削除された場合、それ以降クラブ・オンラインを使用することはできないので注意しましょう。
もったいない?ダイナースを解約した人の声
口コミ①:カードのステータスが一気に落ちてしまった
昔と比べてダイナースカードのステータスは落ちたと思います。
ダイナースカードでステータスを求めるなら、ダイナースクラブプレミアムカードを選びたいところですが、招待制カードなので入手難易度が高いです。
口コミ②:カードの付帯特典が不満
高級レストランが割引で利用できたり、空港ラウンジが無料で利用できたりしますが、実際に使う機会が少なかった。年会費が高いので特典を使わないと損した気分になります。
口コミ③:利用上限額に引っかかってしまう
ダイナースカードはショッピング1回払いの利用上限額はありませんが、リボ利用枠とキャッシング枠には制限があり、利用上限に引っかかってしまう機会が多かったので解約しました。
ダイナースカードを解約する人におすすめのクレジットカード
ダイナースカードを解約する人におすすめのクレジットカードとして、以下の3つが挙げられます。
- ラグジュアリーカード
- JCBプラチナ
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
ラグジュアリーカード
ラグジュアリーカードは、ステータスが高いクレジットカードです。金属製のカードで、高級感のあるデザインが特長となっています。人気レストランでコース料理のアップグレードができたり、ブラックカード以上ならコンシェルジュサービスも利用可能です。
最低年会費も55,000円と高めなので、一定以上の収入があって、ステータスの高いクレジットカードが欲しい人におすすめです。ラグジュアリーカードの基本情報は以下のとおりです。
ラグジュアリーカードチタンの特徴と評判|メリット・デメリットを詳しく解説!
選べる国際ブランド | MasterCard |
---|---|
年会費 | 55,000円〜220,000円(初年度半額) |
ポイント還元率 | 1%~6.6% |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
JCBプラチナ
JCBプラチナカードは、最大5%の高いポイント還元率を誇るカードです。
加えて、24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュデスクが付帯していて、旅行やゴルフ場、チケットやレストランの手配を専任のスタッフが対応してくれます。
世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが付いている点でも、プラチナクラスのカードとなっています。
JCBプラチナカードの評判と特徴|メリット・デメリットや審査を詳しく解説!
選べる国際ブランド | JCB |
---|---|
年会費 | 27,500円 |
ポイント還元率 | 0.50%~5.00% |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、国内外の旅行料外保険が最高1億円まで補償されています。
さらに、世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが付帯されている点で、海外へ行く機会が多い人におすすめです。
プラチナカードですが、インビテーションなしで申し込みできます。さらに、毎年の会員更新時にホテルの無料宿泊券がもらえるので、海外・国内旅行によく行く人におすすめです。
選べる国際ブランド | American Express |
---|---|
年会費 | 143,000円 |
ポイント還元率 | 0.50% |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
ダイナースカードを解約してから後悔しないようにしよう!
今回はダイナースカードの解約について、年会費をかけずに解約する方法を含めご紹介しました。ダイナースカードの解約手続きは電話からのみです。Webからの手続きはできないので、注意しましょう。ぜひこの記事を参考にダイナースカードの解約を検討してみてください。
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