dカードは永年年会費無料のクレジットカード。
大抵はdポイントを利用したいドコモユーザーが使っているイメージですが、マツモトキヨシなど提携店で4%割引きが受けられるので、dカードはドコモユーザーでなくてもお得に使えるクレジットカードです。
これらのような特典を利用したいという思いから、dカードを作ろうと思っている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回はdカードの審査基準や発行期間そして注意したいポイントについて解説していきたいと思います。
dカードに申し込みしたらどれくらいの割合で審査に通る?
dカードを作ろうと思ったときにまず気になるのが審査に関することですよね。
クレジットカードはカード会社から発行されないと作れるものではありませんから、入手できるかどうかの分かれ道となる審査の難易度は気になるところ。
カードに申し込みしても落とされる場合もあります。また発行まで思ったより期間がかかる場合もありますから、しっかりと前もって調べておくに越したことはありません。
個人情報に問題があるとカードを発行できない可能性もある
それではdカードの入手難易度についてですが、結果から言うと申し込みした人の8割は通っているようなので、入会基準はそれほど高いものでは無いと判断することができます。
しかしdカードの入会における合否を判断しているのは三井住友カード株式会社です。
こちらは銀行系カードである三井住友VISAカードを発行している会社です。
よってdカードの審査であっても信用のおける八割の顧客になり得るかどうか、しっかりと精査していると思われます。
銀行はとくに信用に関しては厳しい面があるので、個人情報に問題がある人はカードを発行できない可能性もあります。
重要なのは信用度!dカードの審査に落ちてしまうケースとは?
先程申し込みした8割の人がdカードを発行できていると述べました。全ての人が通ったわけではなく中には入会できなかった人がいるということです。
入会できなかった理由としては信用面に関して、何らかの問題があったためにマイナスの評価を受けたと考えられます。
それではdカードの審査に落ちてしまう可能性があるのはどのような人なのでしょうか。
過去の利用履歴に問題があるとdカードに入会できない可能性が
dカードに申し込みするとカード会社が、提出した個人情報から過去の信用履歴を調べます。
このときに信用度に引っかかるような情報があると、顧客にするには問題があるとみなされてしまいます。
信用度の評価が下がるケースとしては
- クレジットカードやキャッシングの支払いで延滞を起こしている
- 短期間のうちに3枚以上のクレジットカードに申し込みしている
- 申し込みの際にキャッシング枠の設定をしている
これらのようなクレジットカードヒストリーの情報が挙げられるほか、申し込みの時点でキャッシング枠がある場合も評価が下がることがあります。
カード会社は基本的に信用度の低い人を避ける傾向がある
dカードをはじめとしたクレジットカードの審査では、収入があることはもちろんですが過去のカードや金融サービスの利用履歴も重要視されます。
クレジットカードの支払いをしてもらえる人でなければ、損を被ってしまうのでカード会社は信用度の低い人を嫌う傾向があります。
またクレジットカードの数が多いとそれだけ支払いが重なるという意味になりますので、短い期間の中でカードに申し込みするという行為も悪質なものと捉えられてしまいます。
dカードの審査を有利に進めるためにキャッシング枠には気をつけよう
dカードの審査で特に気をつけておきたいのがキャッシング枠の設定です。
キャッシング枠はクレジットカードを使ってATMからお金を借りることができる機能です。
一般カードから付帯しているサービスではありますが、キャッシング枠はカード会社にとってリスクを伴うサービスでもあります。
キャッシング枠があるとカード会社は余計に慎重になる!?
よって初めからキャッシング枠を設定していると、貸し倒れの危険性を回避するために、顧客の信用度についてより敏感になります。
dカードでは銀行系カードの会社が審査しますので、余計にキャッシング枠には厳しく慎重になる可能性があります。
すでにキャッシングで支払いを抱えている場合などは、やはり審査での評価にも影響する可能性があると言えるでしょう。
またはdカードが初めて作るクレジットカードであった場合も、これまでの実績が無い分不利な評価に繋がりやすいと言えます。
そのためキャッシング枠は付けないか低い金額で設定することをおすすめします。
カードが発行されるまでには、およそ2週間から4週間ほどかかる
それでは最後にdカードの発行にかかる期間についてですが、およそ2週間から4週間ほどと考えておきましょう。
発行までにかかる期間は人によりけりです。申し込みの際に不備があった場合や信用情報に問題があった場合は、審査にかかる時間が延長されることもあります。
またカードは郵送で届きますので最低でも3日あるいは1週間ほどと見ておいた方が良いでしょう。
このためdカードはすぐに発行できるクレジットカードとは言えません。急がず、余裕をもって申し込みましょう。
申し込み前にキャッシングなどの支払いが残らないようにしておくと○
dカードは決して入会基準が特別厳しいクレジットカードというわけではありません。
入会の条件を守り信用情報に問題が無ければ、審査での評価もいたずらに下がることは無いと言えます。
ただ信用に関しては他のカードと同様、カード会社は信用情報に関しては慎重に判断するのでキャッシングなどの支払いがある場合は、なるべく無くしておくことでdカードの審査に通る可能性をアップさせることができるでしょう。