dカードは携帯大手キャリアであるdocomoが発行しているクレジットカードです。
様々な場所でポイントをためやすくdocomoユーザーだけではなく、幅広い世代で利用されています。
そんなdカードを実際に利用している人の中には、「締め日と支払い日がよくわからずに利用している…」という人も多いでしょう。
それぞれを理解せずに利用すると様々なリスクが巻き起こってしまうことに。
この記事では、dカードの締め日と引き落とし日について解説します。dカードの支払い方法に関してもあわせて紹介しているのでご覧ください。
この記事の目次はこちら
dカードの締め日は毎月15日、引き落とし日は翌月10日!
クレジットカードには締め日と引き落とし日がそれぞれ設定されています。
- 締め日:1か月間の利用金額の合計をする期日のこと。支払い金額確定日ともいう。
- 引き落とし日:締め日で確定させた金額を請求される期日のこと。
dカードにも締め日と引き落とし日が設定されており、締め日は毎月15日、引き落とし日は翌月10日となっています。
締め日と引き落とし日が土日祝日などの休日の場合
dカードの場合、締め日に関しては休日や祝日であっても日程が変わることはありません。
ただ、引き落とし日に関しては、休日は金融機関が閉まっているため、実際に引き落としが実行されるのは翌営業日以降となります。
引落しが行われるまでにある程度の猶予ができるのでお金を用意する時間ができます。
dカードの利用明細を確認する3つの方法
締め日と引き落とし日がいつなのかわかったところで、いったいいくら引き落としされるのか気になりますよね。
実はdカードを含めたクレジットカードの場合、引き落としされる額を事前に利用明細で確認できます。
利用明細の確認方法は「ネット」「アプリ」もしくは「紙」のいずれかになります。
ネット明細で確認する方法
ネット明細の場合は、dカードの会員ページへログインし、「カードご利用明細照会サービス」を参照すれば確認できます。
また、docomoユーザーなら「ご利用額お知らせメール」を利用すれば毎月利用額を自動で知らせてくれるので便利です。
このネット明細では過去15か月ぶんまでさかのぼって明細を見ることができます。
アプリで明細を確認する方法
dカードのアプリをダウンロードすればスマホで簡単に明細を確認できます。
カード発行時に同封されている書類に記載されたdカードの利用者情報が必要なので用意しておきましょう。
一度、初期設定を済ませればあとはアプリを開くだけで明細を見れるのでお手軽です。
紙の明細で確認する方法
dカードは紙で明細を確認することも可能です。ただ、毎月50円の手数料を取られるので注意しましょう。
紙の明細が欲しい場合は下記のdカードセンターへ連絡してみましょう。
【dカードセンター】
- 電話番号:0120-300-360
- 営業時間:10:00~20:00
【dカード ゴールドデスク】
- 電話番号:0120-700-360
- 営業時間:10:00~20:00
dカードの支払いで手数料ががかからない3つの方法
dカードの支払い方法は1回払い、2回払い、リボ払い、分割払い、ボーナス一括払いの5種類があります。
このうち1回払い、2回払い、ボーナス一括払いに関しては手数料が一切かかりません。
支払い額を安く抑えるためにもなるべくこれらの支払い方法を利用したいところです。
ただ、2回払いとボーナス一括払いに関しては店舗によって利用できないことがあるので注意しましょう。
お金がピンチの時はリボ払いや分割払いがおすすめ!
dカードの支払いは基本的には、手数料がかからない1回払いや2回払い、リボーナス一括払いで済ませるのがよいとお伝えしました。
ただ時期によっては財布がピンチの時もあるでしょう。そんな時に便利なのがリボ払いと分割払いです!
手数料はかかりますが、月々の支払い額を安くおさえることができるので、お金がピンチの時にはぜひ活用したいサービスです。
引き落としに間に合わなかった方向けに再引き落としがある
dカードでは10日の引き落としに間に合わなかった方向けに再引き落としの制度が設けられています。
引き落とし日に引き落としが上手くいかなかった方は、再引き落としで確実に利用額を支払いましょう。
基本的に再引き落としになったタイミングで信用情報は傷ついているので、クレヒスにも傷がつくことになります。
カード会社からの信用を損ねないためにも、日頃からきちんとしたカード利用の習慣をこころがけましょう。
締め日後に支払い方法を変更するのも可能!
dカードには「あとからリボ」「あとから分割」というサービスがあるので、締め日で請求金額が確定したあとでもリボ払いや分割払いで支払うことが可能です。
支払う金額を減らすことができるので、引き落とし日までにお金の準備が足りない時には有効でしょう。
ただし、手数料がかなり高額なので、どうしてもお金がない時などの緊急時に限定して利用するのがよいです。
dカードには利用可能額がリセットされるタイミングあり!
dカードの利用限度額を超えてしまった場合、利用可能額がリセットされるタイミングを待てば利用できるようになります。
dカードのショッピング利用分がリセットされるのは利用金額の支払いが完了する月の10日です。
dカードの締め日は毎月15日なので、15日までの利用分は翌月10日・16日以降の利用分は翌々月10日になります。
クレジットカードの支払いを滞納することで発生するリスク
dカードに限ったことではありませんが、支払いを滞納していると様々なリスクを引き起こしてしまいます。
どの様なリスクがまきおこってしまうのか紹介していきます。
- 信用情報に傷が付く
- 支払いの督促状が送られてくる
- カード会社から電話がくる
信用情報に傷が付く
クレジットカードを利用している状況は信用情報機関で管理されています。
そのため、金額の大小にかかわらず延滞や支払の履歴は登録されており、この信用情報に傷がついてしまいます。
信用情報に傷がついてしまうと、ローンを組む際・新しくクレジットカードを発行する際など、審査に通過しにくくなります。
大きな金額の買い物ができなくなってしまうため、支払の延滞には十分に気を付けるようにしましょう。
遅延損害金がかかることも
クレジットカードでの利用額分の支払いが遅れてしまうと引き落とし日の翌月から遅延損害金が発生します。
支払いができない金額が多ければ多いほど、遅れている日数が多ければ多いほど、遅延損害金は高額になります。
実際には利用していない余分な費用を支払わなければならないため、十分に注意しておきましょう。
法的措置により強制的に差し押さえられる
クレジットカードの支払がずっと遅れているままだと、債権会社から差し押さえが行われることもあります。
差し押さえは法的な効力があるものなので、拒否などはできません。
差し押さえが実際に行われると財産だけではなく、社会的な信用までも失ってしまうので十分に注意しておきましょう。
dカードの締め日や引き落としのタイミングに関するQ&A
ここではdカードの締め日や引き落としのタイミングについてよく寄せられる質問をまとめています。
dカードの締め日を変更するのは可能なの?
dカードの締め日は変更できません。必ず毎月15日が利用金額の確定日となっているからです。
もし、支払い延滞しそうだと思ったら、「あとからリボ」や「あとから分割」で支払い方法を変更しておきましょう。
dカードの締め日の時間はいつ?
dカードは締め日が毎月15日に設定されているので、基本的には15日の23:59までが締め日のリミットタイムでしょう。
ただし、締め日ぎりぎりのタイミングで利用すると、カードの利用データがカード会社に届くまで時間がかかることが多いです。
締め日直前の利用ぶんに関しては翌月ぶんに回されることもあるので注意しましょう。
dカードの引き落としの時間はいつ?
dカードの引き落としの具体的な時間は決まっていません。これは引き落とし先の金融機関によって引き落としのタイミングがバラバラだからです。
引き落とし当日の午前までに入金して支払いが間に合うこともありますが、支払い延滞を起こさずゆとりをもって支払うためにも、引き落としの前日までにお金を用意しておきましょう。
dカードの締め日や引き落とし、支払い方法を把握してお得に使いこなそう!
dカードの締め日や引き落とし日、さらに支払い方法に関する正しい知識を持っておくことで、支払い延滞などの金融トラブルを事前に回避することができます。
この記事で紹介した内容は今後、dカードをトラブルなく使うためにも必須の知識なので、ぜひ参考にしてみてください。