中小企業向けの法人カードを導入しようと思った際、どのカードを作ればいいのかわからない、という方も多いでしょう。
そこで、このページでは中小企業向けのおすすめ法人カードをご紹介します。中小企業経営者の方は必見です!
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中小企業が法人カードを作るならビジネスカードがおすすめ
中小企業が法人カードを導入するなら、法人カードの中でもビジネスカードがおすすめです。
ビジネスカードは中小企業や個人事業主といった事業規模が小さい法人の方向けのカードなので、まさに中小企業にとってぴったりでしょう。
法人カードには他にもコーポレートカードというものがありますが、これは大企業が大勢の従業員向けに支給するカードです。
追加カードを発行する予定でも、社員数の少ない中小企業にとってはコーポレートカードを作るメリットはありません。
発行する予定の法人カードの枚数が20枚以下なら迷わずビジネスカードを選んで大丈夫です。
中小企業におすすめのビジネスカード3選
先ほどの選び方のコツをふまえて、ビジネスカードの導入を検討している中小企業向けにおすすめのカードをピックアップしました!
審査に通りやすいビジネスカードならアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード
年会費 | 初年度無料 次年度以降は31,000円+税 |
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発行速度 | 約1ヶ月 |
旅行保険 | 最高1億円 |
ポイント | 0.5% |
家族カード | なし |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカードは独自の審査基準を用いているため、設立年数の浅い中小企業でも導入することができます!
ゴールドカードという高ステータスはもちろん、内容面も他社のプラチナカードに引けを取らないのが特徴です。
例えばアメックス独自のサービスである、業務やコストの管理に関するサポートを受けられる他、「ゴールドデスク」というコンシェルジュサービスに似た特典も付帯しているので会食先のレストランや出張先のホテルの手配で非常に便利です。
3万円程度かかる年会費ももちろん経費計上できます!
初めてビジネスカードを導入する中小企業の経営者でも持っていて全く恥ずかしくないカードなので非常におすすめです。
追加カードを発行することもできるので、役員や社員に支給することも可能です!
役員が持っていても恥ずかしくない圧倒的ステータスのJCBプラチナ法人カード
年会費 | 30,000円(税抜) |
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発行速度 | 2週間程度 |
旅行保険 | 最高1億円 |
ポイント | 0.47% |
家族カード | 6,480円 |
JCBプラチナ法人カードはJCBのビジネスカードの中でも最上位に位置するカードです。
中小企業の経営者はもちろん役員でも持っていて全く恥ずかしくない、むしろ自慢できるような高ステータスカードだといえましょう。
JCBプラチナ法人カードなら24時間365日専属のコンシェルジュサービスを利用できるので、会食時や出張時の各種手配において第一秘書代わりにもなる特典を受けられ便利です。
また、社員個人の銀行口座にひもづけることもできるので、社員に支給すればそれだけで手厚い福利厚生になります。
世界の高級VIPラウンジを回数無制限で利用できるプライオリティパスや、一流レストランの優待券などの特典が付帯するなど圧巻の充実ぷりです。
圧倒的なステータスとサービスや特典の充実度を両立しているJCBプラチナ法人カードは、中小企業にとって導入しても損にはならない、むしろお得でしかないビジネスカードなのです!
セキュリティが安心の三井住友VISAビジネスカード プラチナ
年会費 | 50,000円(税抜) |
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発行速度 | 公式サイト参照 |
旅行保険 | 最高1億円 |
ポイント | 0.5% |
家族カード | 5,000円(税抜) |
近年クレジットカードの情報から会社のデータが流出する事件が多発している中、中小企業の経営者にとってカードの安全性は、導入するにあたりまず一番に気になる点ですよね。
その点、三井住友VISAビジネスカード プラチナは銀行系のビジネスカードということもあり、セキュリティ対策が非常にしっかりしています。
また、三井住友VISAビジネスカード プラチナはセキュリティ面だけでなくサービスや特典面でも充実していると定評があります。
専門家による中小企業への無料の経営相談サービスを受けられる他、コンシェルジュサービスや一流レストランの優待といった、高ステータスカードとしては外せないポイントもしっかり押さえています。
持っていて安心かつ内容面でも充実しているビジネスカードなら、三井住友VISAビジネスカード プラチナを作っておけば間違いないでしょう。
中小企業がビジネスカードを導入するメリット
中小企業がビジネスカードを導入すると以下のメリットを受けられます。
経費の公私混同を防げる
経費の支払いに個人カードを使うと経費の公私混同につながりかねません。
ビジネスカードを導入すれば利用分がすべて経費になるので、経理の透明化にもなります。
たいていのビジネスカードはネットで利用明細を確認できるので経費の把握も非常に簡単です。
経費管理の手間が省ける
これまで経費の支払いに現金を使っていた中小企業なら、ビジネスカードを導入すれば経費の立て替えの手間が減り、ストレスフリーです。
領収書のもらい忘れや計上漏れといった経理につきもののトラブルも事前に回避できるので、経費管理への労力が大幅に減ります。
月初・月末の忙しい精算作業もビジネスカードの導入で一発で解決しますよ!
コスト削減につながる
銀行振り込みやコンビニ決済などで経費を支払っていた中小企業は、ビジネスカードを導入すれば、もう手数料を支払う必要はありません。
また、支払いのたびにポイントがたまるので、たまったポイントのぶんだけコストが削減されます。
一回あたりの付帯ポイントはたいした額ではないかもしれませんが、コツコツためていけば年間数万~数十万円ぶんのポイントをためるのは容易です。
しかも高額かつ定期的にかかる税金の支払いでもポイントをためられるので非常にお得です。
銀行振り込みやコンビニ決済では手数料がかかるのでコスト面ではマイナスですが、ビジネスカードならコストゼロで、なおかつポイントがたまるぶんプラスになるので導入しない手はないでしょう。
キャッシュフローにゆとりが生まれる
法人カードは利用月の翌月もしくは翌々月に銀行口座から引き落としされるため、支払いまでに一定の猶予があります。
設立間もない中小企業はキャッシュフローが安定化することにもつながるので、大きなメリットです。
社員への福利厚生になる
ビジネスカードは個人の銀行口座にひもづけることもできます。社員へ個人決済型のビジネスカードを支給すれば、社員はカードの付帯サービスを利用できるのでそれだけで福利厚生になるのです。
福利厚生を確保するのは経営者にとってなかなかの悩みの種ではありますが、ビジネスカードを活用すれば社員に支給するだけなので簡単です。
ビジネスカードの審査の注意点
ビジネスカードは一般的に審査で「設立年数」「経営状況」などの項目を判断されます。設立間もなかったり、経営状況が悪いと審査落ちする可能性があるので注意しましょう。
また、これはクレジットカードの審査全般にいえることですが、申し込み者のクレヒスも当然審査の対象になるので、支払い延滞などの金融事故を起こしてクレヒスに傷がつかないよう日頃から気をつけましょう。
中小企業がビジネスカード導入する際の選び方のコツは?
ビジネスカードを導入しようか検討している中小企業の経営者は以下の項目を軸にカードを選んでみるとよいでしょう。
- 年会費はいくらかかっても気にしない
- ステータスが高いかどうか
- サービス面が充実しているかどうか
まず、前提としてビジネスカードの年会費は経費計上することができます。
そのため、どのビジネスカードを選ぼうと、年会費がいくらかかろうと、実質無料で運用できるわけなのです。
せっかく実質無料でビジネスカードを持てるなら、少しでもステータスが高くサービスが充実しているカードを選んだ方がお得です。ビジネスカードを導入する際は上記3点を意識してみてください。