法人カードには数多くの種類があり、企業の規模や事業実績などで適したカードが異なります。
そのため、中小企業向けの法人カードを導入しようと思った際、どのカードを作ればいいのかわからないという方も多いでしょう。
企業に適した法人カードを選ばないと利用していく中で不満を感じてしまうケースもあります。
そこでこの記事では中小企業におすすめの法人カードをランキング方式で紹介していきます。
合わせて、中小企業に法人カードを導入するメリットや審査の際の注意点を紹介していきます。
この記事の目次はこちら
中小企業が法人カードを作るならビジネスカードがおすすめ
中小企業が法人カードを導入するなら、法人カードの中でもビジネスカードがおすすめです。
ビジネスカードは中小企業や個人事業主といった事業規模が小さい法人の方向けのカードなので、まさに中小企業にとってぴったりでしょう。
法人カードには他にもコーポレートカードというものがありますが、これは大企業が大勢の従業員向けに支給するカードです。
追加カードを発行する予定でも、社員数の少ない中小企業にとってはコーポレートカードを作るメリットはありません。
発行する予定の法人カードの枚数が20枚以下なら迷わずビジネスカードを選んで大丈夫です。
中小企業におすすめのビジネスカード6選
先ほどの選び方のコツをふまえて、ビジネスカードの導入を検討している中小企業向けにおすすめのカードをピックアップしました!
1位:年会費が安くコスパ抜群!セゾンプラチナビジネスアメックス
年会費 | 22,000円(税込) |
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発行速度 | 最短3営業日 |
旅行保険 | 海外旅行:最高1億円 国内旅行:最高5,000万円 |
ポイント | 0.50%~1.00% |
国際ブランド | AmericanExpress |
セゾンプラチナビジネスアメックスには、トラベル関連の特典やサポートが充実しているのが最大の特徴です。
出張に行く機会がある中小企業にぴったりで、マイル還元率も高いので、他の法人カードと比べて効率的にマイルを貯められます。
また、会計ソフトとの連携や24時間365日サポートしてくれるコンシェルジュサービスなど、付帯している特典も充実。
セゾンプラチナビジネスアメックスで貯まるポイントは有効期間がない、永久不滅ポイントなので失効するリスクもありません。
これだけステータスの高い法人カードを年会費22,000円で所持できるのは大きな魅力と言えます。
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2位:経営課題を解決してくれる一枚!JCB法人カード
年会費 | 1,100円(税込) |
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審査・発行期間 | 1週間程度 |
入会資格 | 法人または個人事業者 18歳以上 |
旅行保険 | 海外旅行:最大3,000万円(利用付帯) 国内旅行:最大3,000万円(利用付帯) |
ポイント還元率 | 0.30%~1.49% |
主な特典 | ・空港ラウンジサービス ・会計ソフトの利用料が割引! ・freee会計の初年度年会費が15%OFF ・毎月の経費や出張費の支払いでポイント還元 |
法人向けのサービス満載!様々なビジネスシーンで活躍する一枚!
JCB法人カードには経理・営業・商談・接待などの様々なビジネスシーンで役立つ様々なサポートが揃っています。
会計業務を効率化できるツールを始め、営業活動をサポートしてくれるETCカードや航空サポートも充実。
クイックペイやアップルペイなどの電子マネーにも対応しているので、経費の申請や請求書発行などの面倒な作業を省くことにもつながります。
一枚持っていれば様々なビジネスシーンがスムーズに進むこと間違いなしです!
法人カードの中ではトップクラスに年会費が安い
JCB法人カードの年会費は1,375円(税込)で数ある法人カードの中でもトップクラスにリーズナブルな一枚です。
Web上で申込をすれば初年度年会費も無料なので、規模の小さい会社・設立して間もない会社などにぴったりです。
ゴールドカードでも11,000円(税込)なので、ランニングコストを抑えて利用したい人はぜひWebから申しこんでくださいね。
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3位:審査に通りやすいビジネスカードならアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード
年会費 | 初年度無料 次年度以降は31,000円+税 |
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発行速度 | 約1ヶ月 |
旅行保険 | 最高1億円 |
ポイント | 0.5% |
国際ブランド | AmericanExpress |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカードは独自の審査基準を用いているため、設立年数の浅い中小企業でも導入することができます!
ゴールドカードという高ステータスはもちろん、内容面も他社のプラチナカードに引けを取らないのが特徴です。
例えばアメックス独自のサービスである、業務やコストの管理に関するサポートを受けられる他、「ゴールドデスク」というコンシェルジュサービスに似た特典も付帯しているので会食先のレストランや出張先のホテルの手配で非常に便利です。
3万円程度かかる年会費ももちろん経費計上できます!
初めてビジネスカードを導入する中小企業の経営者でも持っていて全く恥ずかしくないカードなので非常におすすめです。
追加カードを発行することもできるので、役員や社員に支給することも可能です!
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4位:役員が持っていても恥ずかしくない圧倒的ステータスのJCBプラチナ法人カード
年会費 | 30,000円(税抜) |
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発行速度 | 2週間程度 |
旅行保険 | 最高1億円 |
ポイント | 0.47% |
国際ブランド | JCB |
JCBプラチナ法人カードはJCBのビジネスカードの中でも最上位に位置するカードです。
中小企業の経営者はもちろん役員でも持っていて全く恥ずかしくない、むしろ自慢できるような高ステータスカードだといえましょう。
JCBプラチナ法人カードなら24時間365日専属のコンシェルジュサービスを利用できるので、会食時や出張時の各種手配において第一秘書代わりにもなる特典を受けられ便利です。
また、社員個人の銀行口座にひもづけることもできるので、社員に支給すればそれだけで手厚い福利厚生になります。
世界の高級VIPラウンジを回数無制限で利用できるプライオリティパスや、一流レストランの優待券などの特典が付帯するなど圧巻の充実ぷりです。
圧倒的なステータスとサービスや特典の充実度を両立しているJCBプラチナ法人カードは、中小企業にとって導入しても損にはならない、むしろお得でしかないビジネスカードなのです!
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5位:プラチナ級の充実した特典!三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)
年会費 | 55,000円(税込) |
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発行速度 | 最短3営業日 |
旅行保険 | 最高1億円 |
ポイント | 0.45%~2.27% |
国際ブランド | VISA・mastercard |
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)は豊富なサービスが付帯している法人カードです。
専用のコンシェルジュから各種サポートを受けられたり、世界各国の空港ラウンジを無料で利用できたりとスペシャルな特典ばかりです。
その他にも、得意先との接待で役立つ「レストラン予約サービス」「ゴルフ場予約サービス」など、オンタイムだけではなく様々なシーンで活躍します。
パートナー会員として追加カードの発行も可能なので、中小企業での利用にばっちりな一枚です。
6位:リーズナブルさで選ぶなら!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
年会費 | 13,200円(税込) |
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発行速度 | 最短3営業日 |
旅行保険 | 最高1億円 |
ポイント | 1.0% |
国際ブランド | AmericanExpress |
アメックスビジネスカードは、ここまで紹介してきた中小企業向けの法人カードと比べて約半額程度の年会費で発行できるクレジットカードです。
年会費が安くなったからと言ってサービスや付帯特典の質が落ちるということは一切なく、空港ラウンジや手荷物宅配サービスを始め様々な特典が付帯しています。
また、福利厚生サービスの「クラブオフ」や会計ソフト「freee」などの連携も可能です。
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中小企業がビジネスカードを導入するメリット
中小企業がビジネスカードを導入すると以下のメリットを受けられます。
- 経費の公私混同を防げる
- 経費管理の手間が省ける
- コスト削減につながる
- キャッシュフローにゆとりが生まれる
- 社員への福利厚生になる
経費の公私混同を防げる
経費の支払いに個人カードを使うと経費の公私混同につながりかねません。
ビジネスカードを導入すれば利用分がすべて経費になるので、経理の透明化にもなります。
たいていのビジネスカードはネットで利用明細を確認できるので経費の把握も非常に簡単です。
経費管理の手間が省ける
これまで経費の支払いに現金を使っていた中小企業なら、ビジネスカードを導入すれば経費の立て替えの手間が減り、ストレスフリーです。
領収書のもらい忘れや計上漏れといった経理につきもののトラブルも事前に回避できるので、経費管理への労力が大幅に減ります。
月初・月末の忙しい精算作業もビジネスカードの導入で一発で解決しますよ!
コスト削減につながる
銀行振り込みやコンビニ決済などで経費を支払っていた中小企業は、ビジネスカードを導入すれば、もう手数料を支払う必要はありません。
また、支払いのたびにポイントがたまるので、たまったポイントのぶんだけコストが削減されます。
一回あたりの付帯ポイントはたいした額ではないかもしれませんが、コツコツためていけば年間数万~数十万円ぶんのポイントをためるのは容易です。
しかも高額かつ定期的にかかる税金の支払いでもポイントをためられるので非常にお得です。
銀行振り込みやコンビニ決済では手数料がかかるのでコスト面ではマイナスですが、ビジネスカードならコストゼロで、なおかつポイントがたまるぶんプラスになるので導入しない手はないでしょう。
キャッシュフローにゆとりが生まれる
法人カードは利用月の翌月もしくは翌々月に銀行口座から引き落としされるため、支払いまでに一定の猶予があります。
設立間もない中小企業はキャッシュフローが安定化することにもつながるので、大きなメリットです。
社員への福利厚生になる
ビジネスカードは個人の銀行口座にひもづけることもできます。社員へ個人決済型のビジネスカードを支給すれば、社員はカードの付帯サービスを利用できるのでそれだけで福利厚生になるのです。
福利厚生を確保するのは経営者にとってなかなかの悩みの種ではありますが、ビジネスカードを活用すれば社員に支給するだけなので簡単です。
ビジネスカードの審査の注意点
ビジネスカードは一般的に審査で「設立年数」「経営状況」などの項目を判断されます。設立間もなかったり、経営状況が悪いと審査落ちする可能性があるので注意しましょう。
また、これはクレジットカードの審査全般にいえることですが、申し込み者のクレヒスも当然審査の対象になるので、支払い延滞などの金融事故を起こしてクレヒスに傷がつかないよう日頃から気をつけましょう。
中小企業がビジネスカード導入する際の選び方のコツは?
ビジネスカードを導入しようか検討している中小企業の経営者は以下の項目を軸にカードを選んでみるとよいでしょう。
- 年会費はいくらかかっても気にしない
- ステータスが高いかどうか
- ポイント還元率が高いか
- 利用限度額が高いか
- サービス面が充実しているかどうか
まず、前提としてビジネスカードの年会費は経費計上することができます。
そのため、どのビジネスカードを選ぼうと、年会費がいくらかかろうと、実質無料で運用できるわけなのです。
せっかく実質無料でビジネスカードを持てるなら、少しでもステータスが高くサービスが充実しているカードを選んだ方がお得です。ビジネスカードを導入する際は上記3点を意識してみてください。
事業規模に合わせた法人カードを発行しよう!
法人カードはそれぞれで付帯している特典や限度額、還元率が大きく異なります。
そのため、法人カードを選ぶ際には各カードの特徴を理解し、事業規模に適しているかを理解することが重要です。
適していない法人カードを選んでしまうと思う様に利用できないことになります。
そんな状況にならないためにも、この記事で紹介した法人カードランキングを参考にしてカードを選んでみてくださいね。