ラグジュアリーカードといえば、カード全体が金属で加工され、高級感漂う仕様となっていることから、発行開始当初は話題になったクレジットカードです。
ラグジュアリーカードは、プラチナ・ブラック・ゴールドの3種類用意されていて、一番ハードルの低いプラチナカードから年会費が発生します。
富裕層向けのカードということもあり、年会費は最低でも50,000円+税かかってしまいます。
もちろん、コンシェルジュサービスをはじめ、優待や特典も大きいですが、年会費以上にお得と言えるのでしょうか?
このページでは、ラグジュアリーカードの年会費や使用する上でのメリットについて解説していきます。
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ラグジュアリーカード年会費について
ラグジュアリーカードの年会費と発行方法は以下です。
年会費 | 入会方法 | |
チタンカード | 50,000円+税 | web申し込み |
ブラックカード | 100,000円+税 | web申し込み |
ゴールドカード | 200,000円+税 | インビテーション |
そのため、程度の年収や社会的地位も審査のハードルは、他のカードのプラチナクラスとなっています。
ハードルの低いチタンカードでも、年会費は5万円からとなっています。
年会費が高いカードの多くは、海外旅行の際で便利なサービスが付いていますが、ラグジュアリーカードのサービス内容や特典はどうなっているのでしょうか。
ラグジュアリーカードはMasterCard最高ランク
ラグジュアリーカードは、MasterCardの最上位の「World Elite」です。
日本には、ラグジュアリーカード以外に、World Eliteのカードはありません。
カードは金属製となっており、21gの重量感とステータス感を味わえる1枚になっています。
特に、ラグジュアリーカードの最上位に位置する、ゴールドカードにいたっては、24金で表面を加工しているのもあり、高級感も漂っています。
海外と比較すると年会費は高め!
ラグジュアリーカードを発行しているのは、日本だけではありません。
クレッジトカード大国のアメリカにもあります。
しかし、アメリカのラグジュアリーカードの年会費と日本のラグジュアリーカードの年会費は若干異なります。
アメリカのラグジュアリーカードは195ドルなので、1ドル100円としても19,500円となります。
日本国内のラグジュアリーカードの年会費を比較すると、2倍以上の差があります。
これはラグジュアリーカードだけに限らず、アメリカでメジャーなステータスカード(アメックス・ダイナース)も日本より年会費が安い傾向にあります。
しかし、日本で発行すると年会費以上の特典やサービスを受けることができるので、年会費が高いだけの価値は十分にあるといえます。
ラグジュアリカードのサービス内容は?
- 24時間365日のコンシェルジュサービスの利用
- ホテルや空港での上級会員資格
- 新生銀行のプラチナ会員資格
ラグジュアリーカードを取得するだけで上記のような特典があります。
また付帯補償も手厚く付帯しているので、海外旅行はもちろん国内の旅行も安心して優雅に満喫できる1枚となっています。
コンシェルジュサービスで旅行が楽々!
コンへルジュサービスは、チタンカードから利用できる旅行から日常生活までサポートしてくれるサービスです。
- 主要都市のレストラン・ホテルの予約
- 国際便の予約・変更・空席照会
- 海外でのツアー手配
- ギフト相談・手配
- 海外の引っ越し業者案内
- ミュージカルやオペラのチケット手配
これ以外にも多くのサポートをおこなっています。
例えば、海外で書いそびれた商品や日本で未発売の商品取り寄せや購入をおこなってくれます。
入手困難な商品であっても探して来てくれるのは、非常に助かりますよね。
また、予約が困難なホテルやレストランもコンシェルジュを経由することで、予約ができたりと様々な好待遇を受けることができます。
旅行はもちろん日常生活もVIP
旅行中のサービスや特典では、ホテルの部屋のアップグレードやボトルワインのサービスといったサービスが受けられます。
もちろん、空港のラウンジも無料で利用できるので、空の旅も快適に過ごせますね。
また、アメックスなどのサービスにある空港からの手荷物配送サービスも利用でき、最大で往復3個の荷物を無料で配送してくれます。
ブラックカード以上になるとその待遇は更に豪華です。
日常生活でも、場所を指定すればリムジンでの送迎やレストランでのサービスなどまさにVIPな待遇を受けられます。
保険内容も安心できる充実さ!
ラグジュアリーカードは、生活や旅行を豪華にしてくれるだけでなく、万が一の補償も充実しています。
国内外問わず、最大で1億2000万円の補償が付帯しています。
これは、アメックスの最もランクの高いセンチュリオンカードよりも補償額が大きく、国内で発行されているカードの中でも最高基準といえます。
さらに、年間300万円のショッピング補償もあるので盗難などに被害に遭っても安心ですね。
ラグジュアリーカードをまずは試したいならチタンがおすすめ
年会費5万円のチタンカードは「ラグジュアリーカードを試してみたい」という人におすすめです。ラグジュアリーカードのなかでは年会費がもっとも安く、20代での発行実績もあるカードだからです。
今現在アメックスやダイナース、JCBゴールドなど他のステータスカードを持っているという人にもおすすめ。コンシェルジュの使いやすさなど比較してみてはどうでしょうか。
年会費10万だけどステータスを求めるならブラック!経営者は絶対こちら
チタンよりもさらに高いステータスと優待サービスを求めるならブラックカード。
インビテーション不要で直接申し込めるブラックカードはラグジュアリーカードだけなので、手っ取り早く黒く輝くカードがほしい人にもおすすめです。
また、経営者ならチタンよりもブラックにしたほうが絶対お得。なぜなら、法人主・個人事業主なら年会費を経費として計上できるからです。どうせ経費としてあげられるなら、年会費が高いカードのほうがお得ですよね!!
ラグジュアリーカードは結局お得なの?
ここまで解説してきたことをまとめると、ラグジュアリーカードは、年会費は割高だが、サービスや補償も充実しているということになります。
現在申し込みを考えている方には、非常に悩みどころですよね。
アメックスやダイナースをはじめ、多くのクレジットカードのプラチナカードレベルになるとコンシェルジュサービスの利用ができます。
しかし、年会費で比較するとラグジュアリーカードのほうが高いことがおおく、若干損をしているような気もします。
しかし、サービスや優待で比較するとラグジュアリーカードのサービスの質の高さは非常に高く、他のカード以上です。
年会費以上の優待が充実してる!
ラグジュアリーカードは、一番ハードルの低いチタンカードからコンシェルジュサービスを利用できます。
年会費は5万円となっているため、あまり安いとはいえませんが、ホテルのグレードアップや人気の飲食店の予約などさまざまな特典があります。
リムジンや会員限定の隠れ家レストラン「ラグジュアリーテーブル」は、チタンカードでは使用できません。
しかし、それを抜きに考えても海外や旅行好きのかたには、5万円以上の特典のあるカードいえます。
また、カードのステータス性が高くインビテーションなしで発行可能となっているカードなので、初めてのステータスカードにもオススメの1枚です。