三井住友VISAカードは日本国内において最大級のVISAカードの発行枚数を誇っているカード会社です。
流通系のカードとは異なり三井住友のクレジットカードは銀行系で、ある程度のステータス感も持っているため仕事、プライベート問わずどこでも堂々と利用することができます。
そんな三井住友からは三井住友VISAクラシックカードや三井住友VISAアミティエカードなどのクレジットカードが提供されています。
初めて三井住友のカードを知った方はどちらのカードに申し込みをすれば良いのかわからなくて迷ってしまうことがよくあります。
今回は同じカード会社から発行されている三井住友VISAクラシックカードと三井住友VISAアミティエカードの特徴についてご紹介していきたいと思います。
三井住友VISAクラシックカードとアミティエカードの年会費
三井住友VISAクラシックカードでは年会費1,250+消費税が掛かります。
しかし年に1回以上カードを利用することと、マイペイすリボへの登録で年会費を無料にすることができます。
他にもweb明細サービスの利用で年会費を割り引きにすることができます。
リボ払いを利用しないという場合はこちらのweb明細サービスを利用して、クレジットカードの維持費を節約すると良いでしょう。
◆アミティエカードの年会費も同じ
一方で三井住友VISAアミティエカードの年会費はどうなっているのかと言うと、三井住友VISAクラシックカードと同じ1,250円+消費税となっています。
年会費を割り引きにできる方法も同様ですので、web明細サービスやリボ払い設定などを利用すれば、維持費にかかるお金を節約することができます。
年会費は両者とも同じなのでここまで見ると、どちらを選んでも変わらないように見えますが、わざわざ女性限定となっているカード特有のお得な特典が用意されています。
◆リボ払いの多用は禁物
三井住友VISAクラシックカードではリボ払いの設定をすると年会費無料となるので一見お得に感じますよね。
確かに自分で支払い額を設定することができる分、予想外に支払いが大きくなってしまったときなどには助かる場合もあります。
しかしリボ払いでは別途手数料もかかってしまいますし、支払いの繰り越しをしすぎた結果返済が難しくなる状況になる可能性もあります。
そんなリスクを回避するためのちょっとしたテクニックをご紹介しましょう。
方法はマイペイすリボの返済額をカード限度額と同じに設定しておくだけです。
これにより毎月の返済額を一括で支払いすることになるので、手数料もかからずすっきりと返済ができるようになり年会費も無料にすることができます。
三井住友VISAクラシックカードとアミティエカードの海外旅行保険
三井住友VISAクラシックカードと三井住友VISAアミティエカードの年会費は全く同じですが、それぞれのカードに付帯しているサービス内容には特徴があります。
まず旅行保険の内容がクラシックカードとアミティエカードで異なっています。
クレジットカードの旅行保険を適用するには、自動付帯と利用付帯という2種類の条件があります。
自動付帯の場合はカードを持っているだけで保険に加入していることになり、自動的に保険を適用することができるようになっています。
利用付帯の場合はカード会員であることと、旅行費の一部をカード払いで支払っておく必要があります。これらの条件を満たすことで旅行保険を適用することができるようになります。
三井住友VISAクラシックカードの旅行保険は利用付帯で、三井住友VISAアミティエカードの旅行保険は自動付帯です。
このようにクラシックカードとアミティエカードでは、旅行保険を適用できる条件がそれぞれ異なっていますので気をつけましょう。
◆海外旅行保険の補償範囲の違い
また両者のカードに付帯している旅行保険の補償にも違いがあります。
たとえばケガや病気の治療費を補償する疾病/傷害治療費用では、三井住友VISAクラシックカードの場合は疾病治療と傷害治療合わせて100万円となっています。
一方で三井住友VISAアミティエカードの場合だと、疾病治療と傷害治療合わせて200万円の補償が付きます。
以下ではクラシックカードとアミティエカードの海外旅行保険の内容についてまとめています。
他の補償内容もそれぞれのカードで異なっていますので、申し込みする前に必ず確認をしておきましょう。
【三井住友VISAクラシックカードの海外旅行傷害保険】
・傷害死亡/後遺障害:最高2,000万円
・疾病/傷害治療費用:100万円
・賠償責任:2,000万円
・携行品損害:15万円
・救援者費用:100万円
【三井住友VISAアミティエカードの海外旅行傷害保険】
・傷害死亡/後遺障害:最高2,000万円/300万円自動付帯
・疾病/傷害治療費用:200万円
・賠償責任:2,500万円
・携行品損害:20万円
・救援者費用:150万円
◆女性であればアミティエカードがオススメ!
以上のように三井住友VISAクラシックカードと三井住友VISAアミティエカードでは、海外旅行傷害保険の内容において決定的な違いが見られます。
同じ年会費でも補償範囲においてはクラシックカードよりも、アミティエカードの方が広いと言えます。
よく旅行や仕事などで海外に赴く機会が多いという女性であれば、より充実した海外旅行保険を受けることができるアミティエカードを発行するという選択もアリでしょう。
用途に合った三井住友VISAカードを選ぶことができれば、さらにクレジットカードを活用しやすくなると思います。