クレジットカードを作る上で情報を調べないという方はいないのではないでしょうか。
インターネット上にもクレジットカードに関する情報がこれでもかという程にあふれている現在ですから、もちろんみなさんも調べていることでしょう。
(そうしてここにたどり着いているというわけですね)
しかし、インターネット上の情報というのは玉石混交、良いものも悪いものも事実も嘘も入り混じっているのが現状です。
中には悪い部分に目をつぶっていい部分だけを抽出しているというサイトもあります。
そこで、今回はクレジットカード情報サイトでありながらあえて三井住友VISAクラシックカードのデメリットをご紹介したいと思います!
本当にいいクレジットカードを選択するために、いい面も悪い面もしっかり吟味した上で三井住友VISAクラシックカードを見極めてください!
三井住友VISAクラシックカードの年会費無料は初年度のみ
銀行系という厳格で審査に通りにくいジャンルのクレジットカードでありながら、年会費が無料というのが三井住友VISAクラシックカードの魅力です。
通常、審査が難しいクレジットカードというのはステータス性や機能性が高いために年会費を取らざるをえないという場合が多いので、これはメリットだと言えるでしょう。
しかし、三井住友VISAクラシックカードの年会費が無料なのは初年度のみで、二年目からは1,250円に消費税を足したものが年会費として請求されます。
年間で1,250円ですから、月間にすれば大したことはない金額ですし初年度無料であるという魅力もあるのですが、無料と言っておいてお金を取られてしまうというのはなんとなく嫌な気分になりますよね。
実は、この年会費を無くす条件が三井住友VISAクラシックカードには存在しているのです。
マイ・ペイすリボに登録
三井住友VISAクラシックカードに用意されている自動リボ払いシステムであるマイ・ペイすリボ。
これに登録した上で一年に一回以上カードを利用 すると翌年度の年会費が無料になります。
通常、リボ払いというのはお買い物やサービスを受けた際の利用代金を支払う時にこちらから申告してリボ払いにしてもらうのですが、マイ・ペイすリボに登録しておくことで自動的にいつでもリボ払いが選択されるようになります。
三井住友VISAクラシックカードを検討していて年会費がネックであると思っている方はこちらのサービスに登録することをおすすめします。
リボ払いのデメリット
リボ払いというのはリボルビング払いの略であり、カードの利用金額をカード会社に支払う時に一ヶ月につきいくらまで支払うという上限を決めて支払いを行っていく方法をいいます。
例えば、10万円の品物を三井住友VISAクラシックカードで購入したとしましょう。
マイ・ペイすリボに登録しているため、支払い方法は自動リボ払いに設定されており、月々の支払い料金を自分で決定して支払いを続けていくことになります。
月々1万円ずつ支払うと設定を行って支払っていくとすると、10万円+支払い手数料分ですから大体11ヶ月前後で支払いが終了するという事になります。
支払いを行っている間、クレジットカードの限度額の中にはこの10万円が負債としてずっと残り続けます。
その内からリボ払いとして毎月支払った分がまた利用可能枠として広がっていき、三井住友VISAクラシックカードが現在持っている性能として決まります。
しかし、リボ払い設定後に毎月の支払金額を1000円と設定し、負債を考えずに毎月5万円程度を使い続けるとどうなるでしょうか?
毎月の支払いは1000円のみと決まっていますから一ヶ月目には99000円の負債が残ります。
次月に5万円を利用し、1000円のみ支払うので148000円、その翌月は197000円とどんどん負債が増えていってしまいます。
これではいつまで経っても返し終わることはないですし、何よりもすぐ限度額に到達してしまいます。
限度額が10万円程度ならすぐに利用できなくなるため異変に気がつくこともあると思いますが、もし限度額が100万円のカードだったらどうでしょうか?
積もり積もった負債が重なって、利用できなくなる頃には100万円近くの借金を背負ってしまっていたとしてもおかしくありません!
これがリボ払いの恐ろしいデメリットなのです。
デメリットもやり方次第でメリットに
このように、三井住友VISAクラシックカードの年会費を無料にしようとするとデメリットを被ってしまう可能性があります。
しかし、このデメリットも使い方や考え方によってはメリットになります。
それがリボ払いにおける金額設定を限度額と同様に設定するという方法。
クレジットカードというのは限度額以上のお買い物はできません。
ですから、リボ払いで月々に支払う料金を限度額と同様にしてあげればそれ以上にあがることはありません。
そのため、負債が残ることもなく一括支払いと同様に使うことが出来ます。
三井住友VISAクラシックカードをリボ払いで利用する時には現状をしっかり把握し、使い過ぎることがないようにしましょう。