ブラックカードはほとんどのカード会社で招待制となっており、インビテーションが必要です。
インビテーションを受け取るには、クレジットカードの利用金額が一定以上を上回る必要があるので、経済的に余裕がないとブラックカードを手にすることは難しいといえます。
しかし、今は難しくてもブラックカードのインビテーションを受け取る方法や、おすすめのブラックカードについて知っておきたいですよね。
今回はブラックカードに必要な年収・条件について、審査難易度やおすすめのブラックカードを含めご紹介します。
この記事の目次はこちら
ブラックカードは最もステータスが高いクレジットカード!
ブラックカードは最もステータスが高いクレジットカードです。
経済的に余裕がある人のみが入会できるクレジットカードなので、ブラックカードを持っていれば一定以上の収入があることの証明になります。
ブラックカードは利用限度額が高額だったり、専用のコンシェルジュが付いたり、他のクレジットカードと比べてサービスが充実しています。
経済的に余裕があり、充実したサービスや特典を利用したい人におすすめです。
ブラックカードは年収が高くても必ず所持できるわけではない!
ブラックカードは年収が高ければ、誰でも所持できるわけではありません。
基本的にはカード会社からの招待制となっており、インビテーションを受け取った人のみが申し込みできます。
申し込みできても審査があり、ブラックカード基準の入会審査に通過した人だけがブラックカードを所持できます。
インビテーションの基準は基本的に公開されていませんが、年間の利用金額が高額かつ、延滞や滞納などがない人にインビテーションが届きやすいでしょう。
ブラックカードのインビテーションを受ける方法
ブラックカードのインビテーションを受ける方法は、以下の2つです。
- 高ステータスのカードで利用実績を積む
- 返済の遅延や滞納をなくす
- ブラックカードが用意されているカードを利用する
高ステータスのカードで利用実績を積む
ブラックカードのインビテーションを受けるには、高ステータスのカードで利用実績を積む必要があります。
カード会社ではブラックカード以外にも通常よりステータスが高いゴールドランクのカードやプラチナランクのカードがあります。
それらのカードで利用実績を積むことで、ブラックカードのインビテーションが受けられる可能性が高くなります。
ブラックカードのインビテーションを受け取りたい人は、ゴールドカードやプラチナカードで利用実績を積みましょう。
返済の遅延や滞納をなくす
ブラックカードのインビテーションを受けるには、返済の遅延や滞納をなくす必要があります。
ブラックカードの利用限度額は高額なため、カード会社がブラックカードを発行するには一定のリスクがあります。
自分がブラックカードを受け取っても問題を起こさず利用することを証明するには、今使用しているクレジットカードを正しく利用する必要があります。
したがって、ブラックカードのインビテーションを受けたい人は、今利用しているクレジットカードで返済の遅延や滞納をしないように気をつけましょう。
ブラックカードが用意されているカードを利用する
クレジットカードの種類によってはブラックカードが用意されているもの・されていないものの2つがあります。
ブラックカードが用意されていない種類のカードを利用していても、インビテーションが届くことはありません。
そのため、将来的にブラックカードを所持したい人はブラックカードが用意されているかあらかじめ確認しておきましょう。
おすすめのブラックカード5選
おすすめのブラックカードは、以下の5つです。
- ラグジュアリーカード
- ダイナースクラブ プレミアムカード
- 楽天ブラックカード
- アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
- JCBザ・クラス
ラグジュアリーカード
ラグジュアリーカードは、ステータスが高いクレジットカードです。金属製のカードで、高級感のあるデザインが特長となっています。
人気レストランでコース料理のアップグレードができたり、ブラックカード以上ならコンシェルジュサービスも利用可能です。
最低年会費も55,000円と高めなので、一定以上の収入があって、ステータスの高いクレジットカードが欲しい人におすすめです。
年会費 | 55,000円〜220,000円(初年度半額) |
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発行速度 | 最短翌営業日 |
申込み条件 | 20歳以上 |
審査時間 | 最短5日 |
還元率 | 1%~6.6% |
国際ブランド | JCB |
旅行保険 | ◯ |
ポイント | ラグジュアリー・リワード・ポイント |
家族カード | ◯ |
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ダイナースクラブ プレミアムカード
ダイナースクラブ プレミアムカードは、ダイナースクラブカードの最上位カードです。利用可能額に一律の制限がなく、会員ごとに個別設定されます。
24時間対応のコンシェルジュが年中無休で対応してくれるので、旅行やホテルの手配などがしやすくなります。
さらに、ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジが利用できたり、最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯する点でもおすすめです。
入会の目安は公開されておらず、招待制となりますが、通常のダイナースクラブカードを利用していて一定以上の利用金額となることが条件のひとつと予想できます。
ダイナースクラブ プレミアムカードは海外へ行く機会が多い人や、銀座近辺に出かける機会が多い人におすすめです。
ダイナースクラブ プレミアムカードの評判・特徴|メリット・デメリットと審査について解説!
年会費 | 143,000円(税込み) |
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発行速度 | 1週間~2週間程度 |
申込み条件 | ダイナースカード会員で一定の基準を満たし招待された方 |
審査時間 | 最短5日 |
還元率 | 0.4%~1% |
国際ブランド | ダイナース |
旅行保険 | ◯ |
ポイント | ダイナースクラブ・リワード・ポイント |
家族カード | ◯ |
楽天ブラックカード
楽天ブラックカードは最高ランクの楽天カードです。招待制なので、インビテーションが届いた人のみが申し込みできます。
審査条件などは公開されていませんが、利用限度額が300万〜1,000万円と高い点で、楽天カードをかなり利用した人にインビテーションが届きやすいでしょう。
楽天ブラックカードでは、国内外の空港ラウンジが無料で、旅行傷害保険で最高1億円が補償されます。さらに、24時間365日対応のコンシェルジュサービスが国内外で利用できるので、レストランやゴルフ場手配、航空券予約などをサポートしてくれます。
楽天ブラックカードは楽天ポイントを貯めたい人、国内外に渡航する機会が多い人におすすめです。
年会費 | 33,000円(税込) |
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発行速度 | 不明 |
申込み条件 | 不明 |
審査時間 | 不明 |
還元率 | 1% |
国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB・Amex |
旅行保険 | ◯ |
ポイント | 楽天ポイント |
家族カード | ◯ |
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、アメックスで一番ステータスの高いカードです。利用限度額がなく、インビテーションでのみ入会できます。
入会金が55万円で、年会費が38万5千円とかなり高額で他社のブラックカードと比べても取得難易度が高いです。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、チタン製カードで高級感のあるデザインとなっています。さらに、最高1億円補償の国内外旅行傷害保険が付くので、旅行の際も安心です。
加えて、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードはひとりひとりに専属の担当コンシェルジュが付くので、秘書のような役割をしてくれます。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、ブラックカードの中でもさらにステータスが高いカードを持ちたい人におすすめです。
年会費 | 385,000円 ※入会金:550,000円 |
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発行速度 | – |
申込み条件 | – |
審査時間 | – |
還元率 | – |
国際ブランド | American Express |
旅行保険 | ◯ |
ポイント | メンバーシップ・リワード |
家族カード | ◯ |
JCBザ・クラス
JCBザ・クラスはJCBカードで最もステータスが高い招待制カードです。JCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBゴールドいずれかの会員で、一定の条件を満たした人にインビテーションが送られます。
JCBザ・クラスでは24時間・365日対応のコンシェルジュが付き、旅行手配やゴルフ場予約などの相談が可能です。さらに、国内外空港ラウンジが無料で利用できたり、東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジが利用できたりします。
JCBザ・クラスは国内外へ行く機会が多い人や、ディズニーリゾートでのラウンジを利用したい人におすすめです。
年会費 | 55,000円(税込) |
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発行速度 | – |
申込み条件 | – |
審査時間 | – |
還元率 | 0.5%~1.5% |
国際ブランド | JCB |
旅行保険 | ◯ |
ポイント | メンバーシップ・リワード |
家族カード | ◯ |
ブラックカードへのランクアップを狙えるおすすめのクレジットカード
ブラックカードへのランクアップを狙えるおすすめのクレジットカードは、以下の3つです。
- JCBプラチナ
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ダイナースクラブカード
JCBプラチナカード
JCBプラチナカードは、最大5%の高いポイント還元率を誇るカードです。
加えて、24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュデスクが付帯していて、旅行やゴルフ場、チケットやレストランの手配を専任のスタッフが対応してくれます。
世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが付いている点でも、プラチナクラスのカードとなっています。
JCBプラチナカードの評判と特徴|メリット・デメリットや審査を詳しく解説!
年会費 | 27,500円(税込) |
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発行速度 | – |
申込み条件 | – |
審査時間 | – |
還元率 | 0.50%~5.00% |
国際ブランド | JCB |
旅行保険 | ◯ |
ポイント | Oki Dokiポイント |
家族カード | ◯ |
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アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、アメックスのゴールドカードです。
国内外の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスや、手荷物無料宅配、空港送迎など旅行時に便利なサービスが多く付帯しています。
さらに、国内外のレストランで2名以上コース予約すると、一人分が無料になる「ゴールド・ダイニング by招待日和」も利用できます。
年会費 | 31,900円(税込) |
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発行速度 | – |
申込み条件 | – |
審査時間 | – |
還元率 | 0.5%~ |
国際ブランド | American Express |
旅行保険 | ◯ |
ポイント | メンバーシップ・リワード |
家族カード | ◯ |
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ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは初年度年会費半額で利用限度額のないカードです。
国内外の旅行保険も付帯していて、最大1億円まで補償があります。ショッピング利用でたまるダイナースクラブリワードポイントは有効期限がないので、長期的に保有するほうがお得です。
さらに、国内外1,000箇所以上の空港ラウンジが無料で利用できます。国内外で旅行によく行く人や、出張で移動が多い人におすすめです。
ダイナースクラブカードの評判|特徴やメリット・審査について詳しく紹介!
年会費 | 24,200円(税込) ※初年度12,100円(税込) |
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発行速度 | 1週間程度 |
申込み条件 | – |
審査時間 | 1週間程度 |
還元率 | 0.40%~1.00% |
国際ブランド | ダイナース |
旅行保険 | ◯ |
ポイント | メンバーシップ・リワード |
家族カード | ◯ |
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ハイステータスなブラックカードならではの魅力
ハイステータスなブラックカードならではの魅力は、以下の5つです。
- 豪華な特典や優待サービスが付帯している
- 利用限度額が高額
- トラベル関連の付帯特典が充実している
- 専任のコンシェルジュがサービスしてくれる
- 社会的な信頼性を証明できる
豪華な特典や優待サービスが付帯している
ブラックカードには、以下のような豪華な特典や優待サービスが付帯しています。
- 専属のコンシェルジュサービス
- 高級ホテル、レストラン優待
- 空港ラウンジサービス
- 億単位が補償される付帯保険
通常のクレジットカードよりも豪華な特典やサービスが付帯しているので、ブラックカードに入会したい人は各社の特典を確認しましょう。
利用限度額が高額
ブラックカードは通常のクレジットカードよりも利用限度額が高額です。
一般的なブラックカードの利用限度額は300万〜1,000万円程度ですが、それ以上のカードもあります。
収入に余裕があり、利用限度額を少しでも増やしたい人はブラックカードにするのがおすすめです。
トラベル関連の付帯特典が充実している
ブラックカードはトラベル関連の付帯特典が充実しています。
例えば、国内外の空港ラウンジが無料になるほか、旅行傷害保険が高額で補償されるものが多いです。
高級ホテルやレストランでの割引優待もほとんどのブラックカードに付帯されている点で、国内外の旅行や出張などによく行く人におすすめです。
専任のコンシェルジュがサービスしてくれる
ブラックカードには専任のコンシェルジュがサービスしてくれます。
一般的なクレジットカードでは、電話での問い合わせ時に長時間待たされるケースが多いですが、ブラックカードでは専用の窓口があるので、問い合わせ時に待たされることは少ないでしょう。
さらに、レストランやホテル・ゴルフ場の予約などはコンシェルジュが行ってくれるので、急なスケジュール変更などにも便利です。
社会的な信頼性を証明できる
ブラックカードは社会的な信頼性を証明できます。
一般的にブラックカードを持つには、一定以上の収入が必要なので、持っているだけで経済的に余裕があることを意味します。
ブラックカードは、クレジットカードの中で最高ステータスという認識が世界的にあるので、社会的な信頼性を国内外で証明できます。
ブラックカードの年会費はいくら?
ブラックカードの年会費は、カードの種類によって大きく異なりますが、3万円~50万円ほどです。
年会費が高額なブラックカードの方がステータスが高く、付帯特典・サービスが充実しています。
また、アメックスセンチュリオンカードになると入会金として550,000円(税込)がかかり、年会費と合わせると935,000円(税込)もの費用がかかることに。
経済面である程度余裕がないとブラックカードを発行するのは難しいと言えます。
ブラックカードでよくある質問
ブラックカードでよくある質問は以下の3つです。
- ブラックカードに必要な年収とは?
- ブラックカードの利用限度額とは?
- ブラックカードに年齢制限はある?
ブラックカードに必要な年収とは?
ブラックカードに必要な年収は、1,000万円〜2,000万円以上といわれています。
しかし、ブラックカードの中でもそれぞれ基準があり、クレジットカード会社によって必要な年収が異なります。
ほとんどのクレジットカードで審査基準は公開されていないため、ひとつの目安として参考にしてみてください。
ブラックカードの利用限度額とは?
ブラックカードの利用限度額はカード会社によって異なり、一般的な目安としては300万円〜1,000万円といわれています。
しかし、ステータスが高いブラックカードで入会者の年収がかなり高い場合、利用限度額が無制限となるケースもあります。
ブラックカードに年齢制限はある?
ブラックカードの年齢制限はカード会社によって異なります。例えば、三井住友プラチナカードは30歳以上という年齢制限があります。
プラチナクラスのカードでも年齢制限が設けられているケースがあるので、ブラックカードでもカード会社によって公開されていない年齢制限があるかもしれません。
ブラックカードはステータスが最も高いクレジットカード!
今回はブラックカードに必要な年収・条件について、審査難易度やおすすめのブラックカードを含めご紹介しました。
ブラックカードはほとんどが招待制なので、インビテーションが必要です。インビテーションを受け取るには、クレジットカードの利用金額が一定以上を上回る必要があるので、経済的に余裕がないとブラックカードを手にすることは難しいでしょう。
ぜひこの記事を参考にブラックカードの入手を目指してみてください。