クレジットカードを選ぶ基準はどのように決めていますか?
ポイントの還元率や優待・特典などで決めるという方も多いかと思いますが、運用しやすさという意味で年会費無料のカードというのも人気があるジャンルです。
例えあまり頻繁には使わなかったとしても、持っているだけでお店で割引きをしてくれるカードや旅行時の保障をしてくれるカードというのは非常に心強く、ありがたいですよね。
今回は、年会費無料のクレジットカードにスポットを当てて紹介していきたいと思います!
クレジットカード年会費無料の罠!
クレジットカードの中でも作りやすく持ちやすい年会費無料のカード。
実は気をつけないと様々なところで料金を請求されてしまうことがあるのです!
そんな気をつけないと落ちてしまう無料の罠をいくつかのパターンにわけてご紹介します!
1.解約にお金がかかってしまうカード
発行費用、年会費こそかからないものの解約時に手数料としてお金をとられてしまうカードというのが極稀に存在します。
しかし、ほとんどのクレジットカードで解約金がとられるようなことは無いためそこまで気にする必要はありません。
2.発行手数料がかかってしまうカード
どちらかというとこちら方が可能性が高いのではないでしょうか。
年会費はいらないのですが、発行する際に手数料がかかってしまうタイプのカードでETCカード発行にあたって知らないうちにお金がかかってしまっているというパターンが考えられます。
3.年会費が実質無料のカード
恐らく一番多いパターンがこちら。
初年度の年会費がかからない代わりに、次年度から一定の金額をクレジットカード支払いで使わないと年会費がかかってしまうというタイプです。
年間に一度以上の利用、指定の金額以上の利用、リボ払いシステムへの登録といった条件を満たしていないと年会費が発生してしまうので注意が必要です。
4.初年度のみ無料のカード
初年度は完全に無料、発行にも運用にもお金がかからない!と書いてあるカードはたくさんあります。
しかし、二年目以降から年間何千円の年会費が発生してしまうカードが存在します。
五百円や千円というレベルであればそこまで損をした気分にはなりませんが、ゴールドカードなどのステータスが高いカードになると一万円を越えることも珍しくありません。
申し込みの際にはしっかり情報を集めましょう。二年目以降は利用状況によって条件付きの無料(実質無料)という合わせ技のパターンもあります。
5.ランクアップによって年会費が発生するカード
現在使っているカードからグレードが上がってしまったために年会費が発生するというパターンもあります。
例えば学生専用カード、卒業などで学生じゃなくなるとカード会社が自動でスタンダードなモデルにランクを上げるため、年会費が発生してしまうということもあります。
もちろん事前に会社から告知されるため、突然ある月の引き落としから年会費が差し引かれていてびっくりしたということはありませんが、気をつけたいポイントです。
逆に、学生カードからのランクアップで年会費を永年無料にすることができるカードもあるので、まだ年齢が若い方は今後の運用も見据えてカードを選びましょう
クレジットカードの年会費と手数料は別物
クレジットカードの情報サイトなどで年会費無料と記載されていても、思わぬ罠でお金を払ってしまう可能性があるということはわかりました。
しかし、世の中には年会費が永年無料、完全無料というカードもあります。
そのようなカードは果たしてどのようにカード会社の儲けになっているのでしょうか。
年会費と手数料は別物
運用費用がかからず、年会費が永年無料というのとクレジットカード利用でかかる手数料が無料だというのは全くの別物です。
カード利用時には手数料が引かれますし、リボ払いでも支払い手数料がかかり、それがカード会社の儲けになっています。
その分、利用金額に応じてポイントをつけたりマイルを貯められたりと利用者がお得になるサービスを展開しており、個々では少ない金額でもカード会社の利益にするため、年会費を無料にして申し込み数を増やそうとしているわけなのです。
年会費が無料でもセキュリティ的には問題なし!
クレジットカード発行の際に年会費無料だと書いてあるとセキュリティの面で不安が出てくるかもしれません。
年会費がかかるカードに比べると機能や優待の面で劣っているためそう思ってしまうかもしれませんが、クレジットカードというのは信頼をやりとりするものですから、利用者の信頼はもちろんカード会社も信頼がおけるという事を前提にしています。
ですので、その会社で発行しているカードがランクごとに複数あったとしても、全てのカードにおいて最大限のセキュリティを心がけていますし、機能や優待の差があったとしてもそれをカードのランクに反映させることはありません。
安心して年会費がかからないカードを作りましょう