クレジットカードの分割払いは賢く使わないと損!
クレジットカードの分割払いは一見便利なように見えて無駄な手数料がかかってしまう恐れがあります!しっかりと理解したうえで損をしないカード利用を心がけましょう!
クレジットカードには購入した金額を後々に一括で払う方法と、何回かに分割して払う分割払いという方法があります。
高額な商品を購入する際に月々のカード支払い額負担を減らすことができる有効的な手段であることは間違いありませんが、しっかりと理解をして使わなければ実質損をしてしまう場合がありますので、しっかりと理解したうえで利用することをお勧めします。
分割払いとは一体どういう仕組みになっているのかをご紹介していきたいと思います。
クレジットカードの分割払いは手数料がかかる!
クレジットカードで分割払いをする際には基本的に手数料というものが発生します。
何回で分けることができるのかはカードによって違いますので一概に言うことはできませんが、基本的な知識として以下のように覚えておくことが出来ます。
*一回払い→無料
*二回払い→無料
*三回払い以上→手数料発生
このように三回以上の分割払いをしようとすると手数料がかかってくると考えておけばOKです。
ここでいう手数料とは金利手数料のことを指します。
金利と言われると難しいですが、馴染みのある言い方に変えれば“借りたお金に利子を乗っけて返す”というほうがわかりやすいでしょうか。
つまりクレジットカードの分割払いを利用する場合には利子を乗っけて返済をしなくてはならないということになるのです。
クレジットカードの手数料は高いというのが常識!
クレジットカードで分割支払いをした際にかかる金利手数料は一般的に高いと言われています。
年率18%が金利の上限と言われていますがクレジットカードの場合、18%をつけているところが普通にあります。
例えば分割手数料が年率18%のクレジットカードで12万円の商品を購入し三回払いで支払いをすると仮定します。
その場合には
*一か月目→4万円+金利手数料(12万×0.18÷365×30)=41775円
*二か月目→4万円+金利手数料(8万×0.18÷365×30)=41183円
*三か月目→4万円+金利手数料(4万×0.18÷365×30)=40591円
という支払いの流れになります。
※金利手数料の計算の仕方は(元金×金利÷365日×日数)となります。
つまり12万円の商品を三回払いで支払う場合には加えて3549円の手数料がかかってしまうことになるのです。
分割回数が多ければ多いほどこの手数料が加算されていくことになりますので、月の負担を減るからといってむやみに分割払いを利用してしまうと余分な手数料を支払うことになってしまいます。
お金に余裕があるのであればなるべく一括や二回払いまでで支払っていく方が損をしないクレジットカード利用ができるというわけです。
本当に必要な時以外は分割使用しない!
一括とかで使うんであればクレジットカードじゃなくて現金で買えばいいじゃん!
なんて思ってしまうかもいるかもしれませんがクレジットカードを利用することによりポイントが貯まったりもするので、普通に現金で買うよりも後々得をすることができるのが利点の一つとしてあげられます。
もちろん分割払いができるというの利点の一つではありますが、むやみに使うことは避け本当に必要なもので高額なものを買いたい場合などに限定することをお勧めします。
手数料にかかっているお金を他の費用に充てることができるのであればそっちのほうが明らかに良いお金の使い方をしていますよね。
手数料で損をしないためにも分割払いは必要なときだけ、あとは一括や二回までに抑えてなるべく損をせず得を生むようなクレジットカードの使い方を心がけましょう!