クレジットカードを利用している皆さんこんにちは。
クレジットカードに関する最新のニュースをお伝えするクレカニュースチャンネルのお時間です。
さて今回ご紹介するのはこちらのニュース、中国は台北に本社を持つ情報機器メーカー企業「Acer」が何者かにインターネット上で攻撃を受け、情報漏洩してしまったというニュースです。
過去一年の顧客情報3万4500人分が漏洩し、流出した可能性があるユーザーには既に連絡をしているということです。
オンラインストアからクレジットカード情報流出
今回攻撃を受けたのはAcerが運営しているオンラインストアです。
外部からのサイバー攻撃を受けて、氏名・メールアドレス・クレジットカード情報など2015年の5月中旬から2016年の4月下旬までの約1年間分のデータが流出したと発表しました。
今回被害を受けてしまった国はアメリカ、カナダ、プエルトリコの顧客であり、日本の顧客情報は今のところ流出した形跡がないのですが、今後追加発表が無いとも限りません。
今後の動向に注目しておきたいところですね。
また、6月の上旬に発表されたMySpaceの情報流出(3億6000万件に影響すると発表)や
2012年に盗まれたLinkedInのアカウント情報が明るみに出てしまった事件(新たに1億1700万人の情報が流出していたと発表)
Tumblrも攻撃を受け、2013年のデータが6500万件ほど流出してしまったと5月の暮れに発表していますが、今回の件は最近話題にあがるこれらの大量流出とは関係がないと発表しています。
メールアドレス、パスワードの漏洩はかなり困ったものですが、クレジットカードのような重要な情報が漏れてしまうというのは悪用される可能性が非常に高いため避けたいです。
どのように避けるべきか、また漏れてしまったらどうするべきなのかを見てみましょう。
怪しいサイトには登録しないこと
ネットショッピングにおけるクレジットカード利用の一番大きなポイントは「怪しいサイトにカード情報を登録しない」ということに尽きます。
大手でしっかりしているところならば人気があり、顧客情報をたくさん持っている分堅牢なセキュリティを用意しているのでそう簡単に漏れてしまうということはありません。
そこでしか売っていないものが欲しいとしても、あまりにも怪しいサイトであれば一度良く考えてみた方がいいと思います。
一度漏れてしまうとカード再発行やパスワードの変更などで非常に手間をとられてしまうのがクレジットカードです。
便利に買い物が出来るので非常にありがたいとは思うのですが、無闇に登録するのはおすすめできません。
情報が漏れてしまったらどうすればいいのだろうか?
個人でどれだけ気を使っていたとしても、情報が漏れてしまうこともあります。
例えば今回の事件で言うとAcerは非常に大きく有名な会社でしたが情報漏洩の被害にあってしまいました。
また、MySpaceやTumblr、LinkedInもかなり有名で大きなサイトでしたが、サイバー攻撃にあって情報流出してしまいました。
どれだけ強固な守りであっても漏れるときは漏れてしまうというのを念頭においておきましょう。
大切なのは「漏れてしまった後」です。
悲しいことというのは、起こってしまった後にどう行動するかで結果が変わります。
万が一情報が漏れてしまったらまずは何をするべきでしょうか?
まずはクレジットカード会社に連絡
クレジットカードの情報が流出した、と判明したならばその場で急いでカード会社に連絡をして利用を止めてもらいましょう。
セキュリティチェックは日々進化しているのですが、本人を100%特定するまでは至っていないのが現状です。
なので、カード番号とパスワード、セキュリティコードがあれば世界中どこにいても誰でも利用が可能なのです。
そのため、勝手に買い物される可能性を減らすためにもまずはカードを停めてもらうのが先決です。
定期的に明細書をチェックしましょう
カード情報が流出してしまったと判明しているなら対処法もあるのですが、知らず知らずのうちに情報がよそに漏れ出していて、使われているということもあります。
カードを利用していない月であっても、見知らぬ買い物履歴が無いかどうかしっかりチェックすることで不正利用を防ぐことが可能です。
最終手段としてカード番号を変更しましょう
流出も何も起こっていない時にカード番号を変更するというのは手間がかかりますし、何より応じてもらえない場合があります。
しかし、ニュースとして取り上げられるような大量の情報流出や、使った覚えのない履歴が発覚した際にはクレジットカード会社に連絡することでカード番号を変更してもらうことが可能です。
情報流出の対処法としてはこれ以上ないと思いますが、固定費の支払いなどで継続してカードを利用していた場合、変更に時間がかかってしまうと支払いに間に合わなくなってしまうというデメリットが存在するので気をつけてください。
さらに再発行費用をとられる場合もあるので気をつけてくださいね。