為替手数料が高い!?Paypalでカード決済をもっとお得にする方法!
海外の通販サイトで安全にクレジットカード決済ができるPaypal。無料で利用できることもあり現在では世界中で利用いるサービスですが、実は為替事務手数料が普通のクレジットカード決済よりも高いという意外な欠点があります。
今回はクレジットカードを安全に利用できるPaypalのメリットとデメリットを解消する方法をご紹介したいと思います。
この記事の目次はこちら
クレジットカード決済が気軽にできるPaypal
インターネットで安全にクレジッドカード決済ができるPaypal。
Paypalは 無料で利用できるので日本でも ebay (イーベイ)などの海外の大手通販サイトを利用する人が増えてきました。
こちらは外国のサイトで商品を購入する際にカード決済を代行してくれるサービスで、クレジットカードの情報を保護したまま決済できる安全性の高さから世界中で利用されるようになりました。
今では海外のサイトを経由する場合だけでなく、国内のネットショッピングでも利用することができるようになりました。
そんなPayPalの利用されている理由は何なのでしょうか?
Paypalを介してクレジットカード決済をする際のメリット
Paypalのメリットをまとめるとこのようになります。
- Visa/Master/JCB/Amexで使える
- 取引先に自分のクレジットカード情報や銀行の口座番号を知られることがない
- クレジットカード情報を保護したまま決済ができるので金銭トラブルを予防できる
- メールアドレスとパスワードを入力するだけで支払いが可能
- 購入した商品に何らかのトラブルがあっても補償される保護プログラムがある
このようにPaypalを利用すれば簡単且つ低料金でクレジットカードによる決済が出来てしまうのです。
クレジットカードにないPaypalの意外なデメリット
しかし誰でも簡単にカード決済ができる便利なPaypalにも欠点が。
それは<為替事務手数料>が意外に高い!ということ。
高すぎるPayPalの為替事務手数料とは
海外でクレジットカードを利用すると発生する為替事務手数料。
それはPaypalで決済を行った場合も同じなのですが、実は普通にクレジットカードの決済を行った場合と、Paypalで決済を行った場合では
Paypalの方がクレジットカード決済より為替事務手数料の料金設定が高いのです!
為替事務手数料がいくらになるかは国ごとに異なりますが、Paypal決済の為替手数料は 2.5%~4%と設定されています。
カード会社ごとの為替手数料まとめ
一方、各カード会社ごとの為替手数料はどれくらいなのかを見てみましょう。
- JCB→1.60%
- VISA→1.63%
- MASTER CARD→1.63%
- AMERICANEXPRESS→2.00%
これを見ればわかる通り普通のクレジットカード決済の方が、Paypal決済よりも 約1%安いということになります。
買い物の金額が大きくなるほど為替手数料の金額も増えるので、普通にクレジットカードを使うときよりも、結果的に買い物の負担が大きくなってしまうことになるのです。
Paypalの為替事務手数料を安くする方法
しかし安全性を考えればやはり Paypalを利用するメリットは大きいことに変わりはありません。
ここでは為替事務手数料を安くすることができる方法をご紹介したいと思います。
Paypal決済の為替事務手数料を安くする方法
- Paypal決算ができる通販サイトで商品を選び支払い方法でPaypalを選択しログインする。
- 支払い方法の画面内にある<通貨換算オプション>を選択する。
- 通貨換算オプションページに移動すると、初期状態の<Paypalの換算プロセス>で取引を行うように設定されています。
その設定から <売り手の請求書に記載されている通過で支払いをする>という旨の設定に切り替えを行います。こうすることで為替事務手数料が2.5%~4%であるという設定から、お手持ちのクレジットカードの為替事務手数料で取引をするように設定し直すことができます。 - 設定ができたら送信ボタンを押します。
買い物をしない場合はキャンセルしておきましょう。
サイトによってはウィンドウを閉じる度に設定が初期状態になってしまう場合もあるかもしれませんので、念のため設定が切り替わっていないかチェックはしておきましょう。
以上で為替手数料の設定の仕方は終わりです。
まだ試していない人はもったいないのですぐに設定を変更することをお勧めします。
注意!為替レートの適用条件
為替相場は日々生き物のように変化しています。
ある日予想外の変化を見せることも珍しくはありません。
クレジットカードの為替手数料換算の適用は利用情報が届いたタイミング!
クレジットカードでの為替手数料換算は、カード会社の決済センターに利用情報が届いたときの為替レートが適用されます。
つまりいつのレートが適用されるのかは通販をするお店やカード会社によるので、すぐに請求額を明確に知ることは難しいという問題があります(目安→3日~5日後くらい)。
一方でPaypal決算での為替手数料換算の場合、商品を購入した日の為替レートが適用されるので請求額がいくらになるのかもいち早く知ることができます。
もう一度言いますが為替相場は日々変動しています。
従って為替手数料を安くできても為替レートで損をしてしまう可能性もあるのです。
海外サイトでネットショッピングをする際は、そのような可能性を念頭に置きつつPaypalを利用した安全な買い物をエンジョイするようにしてくださいね!