クレジットカードの申し込みで嘘の年収を申告すると審査に落ちやすくなり、信用情報にも傷がつきます。嘘の年収で申し込むメリットはなく、リスクしかありません。
しかし、年収が足りずにクレジットカードの審査に落ちるのは避けたいですよね。
今回はクレジットカードに嘘の年収で申し込むとどうなるかについて、虚偽の情報で申し込むリスクを含め解説します。
クレジットカードの限度額は年収によって違う?年収別の目安や審査への影響を紹介!
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クレジットカードに嘘の年収で申し込むのは絶対にNG!
クレジットカードに嘘の年収で申し込むのは、以下の理由でやめるべきです。
- 審査に通らない
- ブラックリスト入りしてしまう
- 信用情報に傷がつく
- 最悪の場合は罪に問われる
審査に通らない
クレジットカードの審査で嘘の年収を申告しても審査には通りません。
年収は自己申告ではありますが、カード会社側が「年齢と年収がかけ離れている」「勤務先の企業規模から想定しづらい」と判断した場合、給与明細や源泉徴収票の提出を求められて、嘘の申告がばれるでしょう。
ブラックリスト入りしてしまう
クレジットカードに嘘の年収で申し込むと、審査に落ちてブラックリスト入りする可能性があります。
クレジットカードに嘘の年収で申し込み審査に落ちると、カード会社によってはブラックリストに登録して、二度とカードを発行しない対応をとることもあります。
一度嘘の年収で申し込むと、それ以降年収が上がって本当の年収で申し込んだとしても審査に落ちる可能性があるため、注意しましょう。
信用情報に傷がつく
クレジットカードの審査で嘘の年収を申告し、審査に落ちると信用情報に傷がつきます。
クレジットカードの審査に落ちた際、審査落ちしたという情報が6ヶ月間登録されるので、半年間はあらゆるクレジットカードを申し込んでも審査には通りません。
信用情報に傷がついて再度クレジットカードを申し込むのが6ヶ月間後になるため、嘘の年収を申告するのはやめましょう。
最悪の場合は罪に問われる
クレジットカードの審査で嘘の年収を申告すると、罪に問われる可能性があります。
嘘の年収や年齢、勤務先などを申告した場合、詐欺未遂罪や詐欺罪になるかもしれません。
加えて、本人確認書類を偽造すると、公文書偽造罪や私文書偽造罪に問われる可能性もあります。
嘘の年収や個人情報を申告してもメリットがないので、クレジットカード申し込み時は本当のことだけを記入するようにしましょう。
なぜ嘘の年収で申し込んだことがわかるのか?
嘘の年収で申し込んだことは、以下の理由で判明します。
- 各種信用情報機関に情報が保管されているため
- 個人情報だけではなく融資関連のやり取りも保管されているため
各種信用情報機関に情報が保管されているため
申し込み者の信用情報は、各種信用情報機関に保管されています。
過去にクレジットカードやローンで何かしらの審査を受けたことがある場合、そのとき申告した情報が信用情報機関に登録されていて、クレジットカード申し込み時の申告内容と照会されます。
そこで、過去に申告した情報と大幅に異なる点があると、嘘の情報で申し込んだことが判明します。
個人情報だけではなく融資関連のやり取りも保管されている
信用情報には個人情報だけでなく、融資関連のやり取りも保管されています。
融資関連の情報とは、キャッシング利用による借り入れ額や、借り入れ件数です。
年収に対して融資・キャッシングできる金額は決まっているため、融資関連の情報があることである程度の年収も想定されます。
多少の申告ミスは見過ごされることも!
クレジットカードの申し込みでは、多少の申告ミスは見過ごされることもあります。
自分の年収がわからずに、悪気がなく間違えた情報を申告してしまうケースもあるでしょう。
例えば、年収の申告であれば2,30万円の誤差は問題ないケースが多いです。しかし、年収150万円の人が400万円と記載した場合、誤差とはいえない範囲となるので審査には落ちる可能性が高いです。
故意でなければ多少の申告ミスは許容されることがありますが、基本的に本当の情報だけを正しく申告しましょう。
審査が不安な人におすすめのクレジットカード
審査が不安な人におすすめのクレジットカードは、以下の3つです。
- アコムACマスターカード
- Tカードプラス(SMBCモビットnext)
- ライフカード
アコムACマスターカード
アコムACマスターカードは最短30分の審査が完了し、即日発行できるクレジットカードです。
特徴として支払い方法がリボ払い専用で、分割払いなどの選択ができない点が挙げられます。
リボ払いしかできないので、どれだけ少額の買い物をしたとしても自動的にリボ払いとなります。
アコムACマスターカードは、リボ払いを頻繁に利用する人やクレジットカードの審査が不安な人、なるべく早くクレジットカードが欲しい人におすすめです。
年会費(税込み) | 無料 |
---|---|
発行速度 | 最短即日 |
申込み条件 | 満20歳以上で本人収入がある人 |
審査時間 | 最短30分 |
還元率 | 毎月の利用金額から0.25%が自動でキャッシュバック |
国際ブランド | MasterCard |
旅行保険 | × |
ポイント | × |
ETCカード | × |
Tカードプラス(SMBCモビットnext)
Tカードプラス(SMBCモビットnext)はモビットカードローン、クレジットカード、Tカードが一体となったカードです。
SMBCモビットの会員のみが申し込みできます。消費者金融を利用しているとクレジットカードの審査で借金があるとみなされ、審査に通りづらい傾向にあります。
その点、Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、SMBCモビットを利用している人を対象としたクレジットカードなので、借り入れがあることが前提とされていて、比較的申し込みしやすいです。
※モビットカード審査通過後に三井住友カードの審査があります。
年会費(税込み) | 無料 |
---|---|
発行速度 | 公式サイト記載なし |
申込み条件 | 満20歳以上のモビットカード会員 |
審査時間 | 最短30分 |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | MasterCard |
旅行保険 | × |
ポイント | Tポイント |
ETCカード | × |
ライフカード
ライフカードは年会費が無料で、18歳から申し込めるクレジットカードです。申し込みできる年齢が低い点で、他のクレジットカードと比べて審査難易度が低いでしょう。
加えて、ライフカードは専用ポイントが貯まりやすいカードです。利用金額1,000円につき1ポイントの専用ポイントが貯まります。
さらに、誕生月に利用すると基本ポイントは3倍となります。ポイント有効期限は最大5年間と長い点でもおすすめです。
また、海外アシスタンスサービス「LIFE DESK」が付帯しています。LIFE DESKでは、海外旅行の情報収集、ホテル・レストランの予約、カードの紛失・盗難時の手続き案内、医師や病院の紹介・手配などのサポートを受けられます。よって、頻繁に海外旅行する人にもおすすめです。
年会費(税込み) | 無料 |
---|---|
発行速度 | 最短3営業日 |
申込み条件 | 日本在住の18歳以上(高校生を除く)で電話連絡が可能な方 |
審査時間 | 最短即日〜3日 |
還元率 | 0.30%~0.60% |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
旅行保険 | × |
ポイント | ライフカードポイント |
ETCカード | ◯ |
嘘の年収でクレジットカードに申し込むのはリスクしかない!
今回はクレジットカードに嘘の年収で申し込むとどうなるかについて、虚偽の情報で申し込むリスクを含め解説しました。
クレジットカードの申し込みで嘘の年収を申告すると、審査に落ちやすくなり、信用情報にも傷がつきます。嘘の年収で申し込むメリットはなく、リスクしかありません。
嘘の年収でクレジットカードに申し込むのはやめましょう。