クレジットカードの有効期限は3〜5年程度で、有効期限が切れるとそのカードは利用できなくなります。
新しいクレジットカードは自動的に発行されますが、利用状況によっては審査に落ちて発行されない可能性もあるので注意が必要です。
有効期限が切れても新しいカードが届かず、一時的にクレジットカードが使えなくなることは避けたいですよね。
今回はクレジットカードの有効期限について、確認する方法や更新の仕方、注意点を含めご紹介します。
クレジットカードの有効期限はカードによって異なる!
クレジットカードの有効期限は、クレジットカードによって異なります。
一般的にクレジットカードの有効期限は発行から3〜5年程度で、それを過ぎるとクレジットカードは利用できなくなるので注意が必要です。
クレジットカードの有効期限を確認する方法
クレジットカードの有効期限は、カード本体の表面に「01/26」のように記載されています。
左側が「月」右側が「年数」なので「01/26」は、2026年1月が有効期限です。
クレジットカードを更新するための手続きは特になし!
クレジットカードを更新するための手続きは特にありません。
クレジットカードの有効期限が切れると、有効期限月の前月あたりに新しいカードが自動で届きます。
基本的に自動で更新されるので手続きは必要ありませんが、利用金額の延滞などで利用状況に問題がある場合、カードが更新されない可能性もあります。
カードが届かない場合はカード会社に問い合わせてみよう!
クレジットカードの更新時期が近づいてきて、有効期限月やその前月になっても新しいカードが届かない場合は、問い合わせするのがおすすめです。
カードが更新されなかったのか、発送が遅れているだけなのかを確認するだけでも問い合わせしましょう。カードに関する問い合わせは、クレジットカードの裏面に記載されている電話番号からできます。
クレジットカードに有効期限がある理由
クレジットカードに有効期限がある理由は、以下の3つです。
- 劣化を防ぐ
- セキュリティ対策
- 再審査を行うため
劣化を防ぐ
クレジットカードの有効期限は、カード本体の劣化を防ぐ役割があります。
クレジットカードは長年利用すると、カード本体が劣化していきます。財布や読み取り器械による摩擦によって、磁気不良になり使えなくなることもあるので、劣化を防止するためにも有効期限があります。
セキュリティ対策
クレジットカードの有効期限は、セキュリティ対策の役割もあります。
もしクレジットカードが盗まれたことにカードの持ち主が気づいていない場合、有効期限がないと半永久的にクレジットカードが不正利用されてしまいます。このような不正利用を防ぐためにも、有効期限が設定されています。
再審査を行うため
クレジットカードの有効期限は、最新の利用者情報を把握するためでもあります。
クレジットカードを申し込んで数年経つと、利用者の情報も変わっている可能性が高いです。
信用情報によって利用額の上限やキャッシング枠は決められているので、カード会社は有効期限の更新時に再審査を行い、最新の利用者情報を確認しています。
クレジットカードの有効期限が切れた際の注意点
クレジットカードの有効期限が切れた際の注意点は、以下の2つです。
- クレジットカードが利用できなくなる
- 引き落とし先に設定している場合は新しい情報に更新する必要がある
クレジットカードが利用できなくなる
クレジットカードの有効期限が切れると、そのクレジットカードは利用できなくなります。
有効期限が切れたことに気づかないで、店舗でそのまま利用しようとして、決済に困る可能性もあるでしょう。
できるだけ気づいたときに、クレジットカードの有効期限がいつ切れるかを把握しておくことがおすすめです。
引き落としに設定している場合は自動的に更新される
クレジットカードを定期的な引き落としとして設定している場合、有効期限が切れたら新しいカード情報に更新する必要があります。
クレジットカードの有効期限が切れても、自動的に登録先のクレジットカード情報も更新されることもありますが、すべてのカードが自動で更新されるわけではありません。
スマホ料金や光熱費、サブスクなどでクレジットカード情報が自動更新されないものもあります。
自動更新されたかについても確認する必要があるので、クレジットカードの有効期限が切れたら、基本的に自分で引き落とし先に新しいカード情報を設定するようにしましょう。
新しいクレジットカードが届いたらすべきこと
新しいクレジットカードが届いたらすべきことは、以下の4つです。
- カードの裏面にサインを記入する
- 利用金額の上限を確認する
- 古いカードは処分する
カードの裏面にサインを記入する
新しいカードが届いたら名前や番号を確認の上、カードの裏面にサインをしましょう。
サインを行っていないクレジットカードは店頭で利用できず、その場でサインを求められます。
カード裏面にサインしていない場合、カードに付帯する保険を利用できないことがあるので注意しましょう。
利用金額の上限を確認する
新しいクレジットカードが届いたら、利用金額の上限を確認する必要があります。
クレジットカードの有効期限が切れると、再審査が行われて利用金額の上限は審査の度に決定されます。
新しいクレジットカードになって、利用金額の上限が変わっている可能性もあるので、一度確認するようにしましょう。
古いカードは処分する
有効期限が切れた旧カードは破棄しましょう。
クレジットカードには個人情報が含まれているため、そのまま放置していては危険です。ハサミで細かく切込みを入れたり、シュレッダーで裁断したりする必要があります。
クレジットカードを破棄する際は、ICチップや磁気ストライプの部分を裁断しておきましょう。
クレジットカードの個人情報はICチップや磁気ストライプに保存されているので、不正利用できないように細かく切込みを入れましょう。
クレジットカードの有効期限に注意して利用しよう!
今回はクレジットカードの有効期限について、確認する方法や更新の仕方、注意点を含めご紹介しました。
クレジットカードの有効期限は3〜5年程度で、有効期限が切れるとそのカードは利用できなくなります。
新しいクレジットカードは自動的に発行されますが、利用状況によっては発行されない可能性もあるので注意が必要です。
ぜひこの記事を参考にクレジットカードの有効期限に注意して、正しく利用しましょう。