2020年9月から始まったマイナポイント。マイナンバーカードを持っている人が、指定したキャッシュレス決済を行うことで、多くのポイントが還元されるというものです。
マイナンバーカードを持っている人には、かなり得をする制度と言えるでしょう。
この記事では、マイナポイントがいつまで支給されるのか説明します。
またマイナポイントを利用できる利用期限やポイントを貯めるコツを解説します。
マイナポイントとは?
マイナポイントは、2020年9月がから2021年3月まで導入されるサービスです。
マイナンバーカードを持っている人が指定したキャッシュレス決済を利用することで、マイナポイントが還元されるというものです。
このポイントは25%の還元率を持っています。
ポイントの還元率が非常に高く、普段利用しているキャッシュレス決済をそのまま導入できるというメリットもあるため、マイナンバーカードを持っている人には大きなメリットが得られるサービスと言えます。
一方で、マイナンバーカードを持っていない人は利用できないため、マイナンバーカードを発行する手続きが必要です。
キャッシュレス決済は自由に設定できるため、自分が使っているクレジットカードを設定する、もしくはチャージ等による支払いができるサービスを指定するという方法が使えます。
好きな決済で大きなポイントを還元させられるというのは大きな良さと言えます。
マイナポイントは2021年3月までしか受け取れない
マイナポイントは、2021年の3月でサービスを終了します。
それ以降については継続してサービスを提供する予定が発表されていないため、マイナポイントは消えるものと判断していいでしょう。
受け取れる期間が半年と限られている反面、ポイント還元率が25%という驚異的な数字を実現していると言えるでしょう。
高い還元率を上手に使い、ポイントを常に得られるようにしましょう。
マイナポイントの有効期限は?
マイナポイントの有効期限は現時点で発表されていません。
いつまでポイントが利用できるのかは検討中とされており、現在も公表されていないのです。
つまり、得られたポイントをいつまでに使い切らないと駄目なのかはわかりません。
マイナポイントを利用する人にとって、ポイントの有効期限がわからないのは少し気になる点と言えるでしょう。
期限がなければポイントを保有し続ける方法もありますが、有効期限が突然発表されると、ポイントを使い切る計画が必要となります。
こうした情報をしっかり得るようにしておきましょう。
今は発表されていないものの、利用期限が発表された場合は計画を立ててポイントを使うように心がけると安心です。
有効期限を過ぎるとポイントは没収
どれだけ多くのマイナポイントを貯めたとしても、有効期限を過ぎるとポイントは没収されてしまいます。
つまり、発表された期限までにポイントをすべて使いきれないと、せっかく得られたマイナポイントは失われ、意味のないものに変わってしまいます。
ただポイントを貯めるだけではなく、定期的に使ってポイントを消費するように心がけましょう。
特に期限が突然発表される可能性を持つマイナポイントは、余裕を持ってポイントを使い切れるようにするのです。
マイナポイントを上手に貯めるコツ
マイナポイントは2021年3月までしか貯められません。
この期間で多くのポイントを確保するためには、できる限りキャッシュレス決済を利用していくことになります。
上手にマイナポイントを貯める場合、以下の方法を使うといいでしょう。
- 別のキャッシュレス決済にチャージする
- 普段から指定したキャッシュレス決済を使う
- 通販等でできる限り利用する
- 大きな買い物を検討する
- 旅行等で使う
これらの方法を利用すると、マイナポイントを上手に貯められるでしょう。
ここからは、マイナポイントを上手に貯めるコツを詳しく説明します。
別のキャッシュレス決済にチャージする
マイナポイントが得られるキャッシュレス決済を使い、別のキャッシュレス決済で使えるポイントをチャージする方法があります。
例えば、クレジットカードをマイナポイントの対象決済にしておきます。
このクレジットカードを利用して別のキャッシュレス決済にチャージさせると、クレジットカードを使ったことになりマイナポイントが支給されます。
キャッシュレス決済のチャージも行われているので、カードを使うことで2つのメリットを得られている状態となります。
この方法はマイナポイントを上手に貯める方法としては一番使いやすいものです。
普段から指定したキャッシュレス決済を使う
普段から指定したキャッシュレス決済を使うことが何よりも大事です。
指定したキャッシュレス決済を使わなければ、マイナポイントは得られません。
少しでもポイントを獲得するためには、普段から指定したキャッシュレス決済を使いましょう。
利用しやすいクレジットカードを選択しておけば、どのような場所でもマイナポイントを得るためのキャッシュレス決済が使えるようになります。
できる限り普段の生活を意識して決済サービスを利用するように心がけましょう。
通販等でできる限り利用する
通販でもキャッシュレス決済に対応しているのであれば、問題なくマイナポイントを貯められます。
クレジットカードを指定しておけば、通販で買物をするだけでマイナポイントの対象となります。
普段から通販で買物をしている人は、マイナポイントを得るためにクレジットカードを指定するといいでしょう。
大きな買い物を検討する
少しでも大きな買い物でキャッシュレス決済を使い、マイナポイントに変えるといいでしょう。
1,000円の買い物では250ポイントしか還元されませんが、10,000円であれば2,500ポイントも還元されるのがマイナポイントです。
大きな買い物で使えば使うほど、より多くのポイントの還元が期待できるでしょう。
旅行等で使う
旅行等で使い、キャッシュレス決済からマイナポイントを増やしていくといいでしょう。
現在は旅行を積極的に行うようなキャンペーンも開催されています。
こうしたキャンペーンと並行し、マイナポイントを貯めるためにカードやキャッシュレス決済を使い、1回の旅行で多くのマイナポイントを受け取るといいでしょう。
マイナポイントを得る際の注意点
マイナポイントを得る際は、以下の注意点を確認しておきましょう。
- マイナポイントは申し込みが必要
- 紐付けされていないキャッシュレス決済は対象外
- マイナンバーカードの申し込みには時間がかかる
こうした注意点を守り、しっかりマイナポイントを貯められる状態を作りましょう。
当然ですが、貯められる期間が決められている点にも気をつけて、なるべく多くのポイント獲得を狙うコツを使いましょう。
ここからは、マイナポイントを得る際の注意点について詳しく説明します。
マイナポイントは申し込みが必要
マイナポイントは申込みが必要で、申込みができていない場合は対象外となります。
マイナポイントを得るためには、マイキーIDが必要となります。
これをまずは手に入れるために手続きを行ってください。
このIDがなければマイナポイントを得るための申込みはできなくなっています。
多くのマイナポイントを得たいと考えている人も、まずは申込みが必要という点には気をつけておきましょう。
そして、申込みが完了してからキャッシュレス決済を利用して、多くのポイントを貯めていくのです。
紐付けされていないキャッシュレス決済は対象外
マイナポイントは、紐付けされていないキャッシュレス決済は対象外となります。
マイナポイントで紐付けできるのは1つのキャッシュレス決済に限定されており、他のサービスを利用してもポイントは得られません。
先ほど紹介した、キャッシュレス決済に対してマイナポイント対象のキャッシュレス決済を使うというのは、マイナポイントを得るために対象のキャッシュレス決済を使い、別のキャッシュレス決済のチャージを行うというものです。
しかし、チャージ対象のキャッシュレス決済を利用しても、マイナポイントは還元されません。
紐付けされていないキャッシュレス決済は、どれだけ利用してもマイナポイントには還元されませんので、マイナポイント対象期間中は指定したキャッシュレス決済を中心に利用してください。
どうしても使えない場合だけ、別のキャッシュレス決済を使って決済しましょう。
使えないタイミング等を考慮すると、あらゆる場所で利用可能となっているクレジットカードを指定したほうが、ポイントは貯めやすくなります。
マイナンバーカードの申し込みには時間がかかる
マイナンバーカードの申し込みにはかなりの時間が必要となっており、これからマイナポイントを貯めたいと考えている人には、かなり厳しい状況となっています。
マイナポイントを得るためにマイナンバーカードを発行しようと考えても、現在は1ヶ月以上の期間が必要となっており、すぐにマイナンバーカードを得られなくなっています。
そのため、これからマイナポイントを考えている人は、マイナンバーカードの発行だけで相当な時間が必要となります。
短時間で発行できないという問題点を抱えているマイナンバーカードですが、これでも早く発行するための手続きは進められています。
まずは発行されるように、正しい手続きをとってカードを得られるようにしましょう。
まとめ
マイナポイントは、得られる期間が2021年3月までとされています。
用意されている期間はあまり長くありませんので、まずはどのように多くのポイントを獲得していくのか、しっかりと考えておきましょう。
また、どのキャッシュレス決済を指定するかはかなり重要となります。
マイナンバーカードを持っていない人は、まずマイナンバーカードを発行するところから始めましょう。
ただ、いつまでに発行できるかがわからないため、マイナポイントを得られるようになるまで、相当な時間がかかることも覚悟したほうがいいでしょう。