2019年1月、LINEから衝撃のプレスリリースがありました。
というのも、LINE PayとVISAが提携したクレジットカードを発行し、なんと初年度はポイント還元率が3%という内容。
ポイント還元率が3%というと他に並ぶものがない高還元率とあって、発行前から注目を浴びています。
しかし、本当にLINE Payのクレジットカードはお得なのでしょうか。
ほかにも、そもそもLINE Payはどのようなサービスなのか、ポイントの使い道はあるのか、という疑問もあるでしょう。
ここでは、これらの疑問に対して、2019年2月時点の情報で導き出せる程度の答えを紹介していきます!
この記事の目次はこちら
そもそもLINE Payとは?
みなさんはLINE Payを利用したことはありますか?
LINE Payは、みなさんがお使いのコミュニケーションサービスLINEのアプリ内でお金のやり取りが可能になるサービスです。
LINEの友だち同士で送金や割り勘をしたり、LINE Pay加盟店での支払いにも使うことができます。手数料がかからないというのも利点です。
クレジットカードや現金を使わず、スマホだけで支払いができるということで、若者を中心に広まっているサービスですね。
LINE Payの選べるチャージ方法
LINE Payは、事前にアカウントにチャージをしてから支払うというプリペイドタイプの決済サービスです。
銀行口座引落しやコンビニ支払いができるほか、店頭でLINE Payカード(詳細は後述)をチャージすることもできます。
銀行口座やクレジットカードが必須というわけではなく、クレジットカードの発行できない高校生以下でも使うことができます。
また、銀行口座からのオートチャージにも対応しており、チャージの手間を省くこともできます。
決済の仕方も選べる
LINE Payの決済方法には、LINE Payカード、コード決済、オンライン決済の3つがあります。
LINE PayカードはJCBブランドのプリペイドカードであり、JCBのクレジットカードを使える店で使うことができます。
入会費・年会費が無料で年齢制限もなく使えるということで、気軽に申し込むことができますね。
クレジットカードではなくプリペイドカードなので、もちろん審査もありません。
ポイント還元率は0.5%~2%となっており、利用額に応じた制度「マイカラー」によって変化します。月に10万円の利用で最高のグリーンバッジを手に入れることができ、ポイントは最大の2%になります!
また、リアル店舗の加盟店ではQRコードを見せることで、オンライン店舗の加盟店ではLINE Pay支払いを選択することで、スマホだけで簡単に支払いをすることができます。
LINE Payを使える店はどこ?
LINE Payを店で使えるかどうかは、その決済方法によって異なります。
LINE Payカードの場合は、前述のようにJCBの使える店舗でならばリアル・オンライン問わず自由に使うことができます。
JCBは日本国内では最もメジャーなブランドと言っても過言ではなく、幅広く利用できますね。
QRコードやオンライン決済は加盟店でしか使えないため、利用できるお店は限られてきます。
しかし、ローソンやファミリーマートなどのコンビニ、スターバックスや笑笑などの飲食店、サンドラッグやツルハドラッグなどのドラッグストアのように身近な店舗で利用でき、今も続々と加盟店は広まっています。
オンラインも同様、ZOZOTOWNやSHOPLISTなどで利用可能で、加盟店も増加中です。
LINE Pay VISAクレジットカードとは
LINE Payについて簡単に説明したところで、本題のLINE Pay VISA クレジットカードの話題に入りましょう。
ポイント還元率3%!
2019年1月に発表されたLINE Pay VISAクレジットカード(仮称)は、そのポイント還元率で話題沸騰の的になっています。
なんと、還元率3%!しかも年会費無料です。
初年度に限るものではありますが、年会費が無料で通常還元率が3%のカードは他にもなかなかありません。
また、近年急速にシェアを伸ばしているVISAタッチ決済を採用すると発表されています。
これはSuicaやPASMOなどの電子マネーと同様にカードをタッチすることで決済できるシステムであり、少額決済でも気軽に使いやすいところが利点です。
加えて、LINE Payのスマホ決済がチャージ不要で使えるようになるということも発表されています。
お得かどうかはまだ不明な点が多い
以上のポイントから注目を浴びているLINE Pay VISAクレジットカードですが、逆に言うとそれ以外の情報は発表されていません。
初年度以降の年会費やポイントはどうなるのか、というところがやはり一番気になる点ですね。
あくまで推測ですが、LINE Payの利用者は年齢層が低めであるため、年会費を払うクレジットカードに慣れていません。
そのため、おそらく2年目以降も年会費無料、もしくは1年に1度でも使えば年会費無料というシステムになるのではないかと思われます。
また、ポイントについては、LINE Payカードと同じく利用額に応じたマイカラー制度が導入されることが発表されています。
これも推測ですが、初年度は全員3%であるものの、それ以後は利用額に応じて最大3%になるものと思われます。
PayPayなどの高額ポイント還元が話題になっている昨今ですので、LINE Pay VISAカード発行時にも類似のキャンペーンを打ち出してくる可能性もあります。
キャッシュレスのシステムはやはりまだ大衆に受け入れられていると言えないため、キャンペーンでバズらせて普及させる、という戦略ですね。
本当に他のカードと比べてもお得かどうかはまだ不明な点が多くありますが、希望的観測も込めて、きっとお得なクレジットカードになるでしょう!
LINEポイントの使い道は限られている?
ポイントが3%貯まることで話題のLINE Pay VISAクレジットカードですが、貯まるポイントはLINEポイントです。
LINEポイントは現在でも前述のようにLINE Pay支払いで貯められるほか、動画視聴などのキャンペーンやLINEモバイル、LINELIVEなどでも貯めることができます。
しかし、LINEポイントというとLINEのサービスでしか使えないのではないか、使い道が限られているのではないか、と疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは、LINEポイントの使い道について紹介していきます。
LINEのサービスで使える
まずもちろんですが、LINEのサービスで使用できます。
LINEポイントはLINEコインに交換することができ、スタンプ購入やきせかえ購入に充てることができます。
変換作業は必要なく、自動的にウォレットタブに表示されている保有コインに合算されるかたちになります。
交換レートは2.4ポイント→1コインと少々分かりづらいですが、LINEコインを直接購入する場合は50コイン=120円ですのでレートは変わりません。交換率は1%となります。
また、1ポイント1円でLINE Payにチャージすることもできます。
どちらもLINEのサービスということで1ポイントから交換できるところも魅力です。
他ポイントやギフト券に交換も可能
LINEのサービス以外だと、他のポイントやギフト券に交換することができます。
nanacoポイント、Pontaポイント、Amazonギフト券、JALマイルなどなど。
しかし、還元率は90%~91%(マイルは33%)となっており、300ポイントや500ポイント単位での交換になるため、注意が必要です。
LINEギフトで友だちとの仲を深めよう!
また、LINEポイントの面白い使い方として、LINEギフトがあります。
LINEギフトは、LINEを通して友だちにギフトを贈ることができるソーシャルギフトサービスです。
スターバックスやミスタードーナツの少額なギフト券から、数千円程度のこだわりの記念日ギフトまで、幅広く選ぶことができます。
ギフトを贈りたい友だちのトークから「+」をタップし、LINEギフトを選択、好きなギフトを選ぶだけで簡単にギフトを贈ることができます。
ためたポイントを自分の生活の足しにするのも良いですが、せっかくならば普段言いづらい感謝の気持ちを表すのにもいいかもしれませんよ。
LINE Pay VISAクレジットカードの今後に期待!
以上、LINE Payについて、LINE Pay VISAクレジットカードについて、そしてLINEポイントについて紹介してきました。
クレジットカードについてはまだまだ不安な点が多いですが、新たなサービスを続々と打ち出しているLINEのことですから、きっとお得で革新的なクレジットカードになることでしょう。
LINE Pay VISAクレジットカードは、2019年中に発行予定。
ポイント3%で話題をかっさらったLINE Pay VISAクレジットカードの今後に目が離せません!