プラチナカードは、基本的に当日発行できません。通常のクレジットカードより発行に時間がかかります。
また、店舗での当日受け取りやデジタルカードの発行もできないため、注意が必要です。
加えて、プラチナカードの審査は、通常のクレジットカードよりも厳しいので通過するか不安ですよね。
事前に審査に通るポイントをチェックしておきたいところ。
今回はプラチナカードが即日発行できない理由と、発行スピードが速いプラチナカードをご紹介します。
即日発行できるプラチナカードは基本的にない
2022年5月28日時点で、基本的に即日発行できるプラチナカードはありません。
プラチナカードは、通常のクレジットカードよりも審査項目が多いことが原因と考えられます。
多くのプラチナカードが申込みから手元に届くまで、3日〜7日程度かかることを理解しておきましょう。
ただし、エポスプラチナカードのみWeb申込みから店舗受け取りを選択することで当日受け取りができます。
当日受け取りできるかは、申込み時間と店舗の混雑状況にもよるため注意が必要です。
デジタルカードの当日発行もできない
通常のクレジットカードなら、デジタルカードを発行し、当日中にスマホ上で受け取ったりできます。
しかし、プラチナカードでデジタルカードの当日発行に対応しているものはないため、注意しましょう。
即日発行はできないものの発行スピードが早いプラチナカード
即日発行はできないものの発行スピードが早いプラチナカードは、以下の6つです。
- 三井住友カード プラチナ
- アメックスプラチナ
- エポスプラチナカード
- 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- ANA VISAプラチナ プレミアムカード
三井住友カード プラチナ
三井住友カード プラチナは、旅行に関する特典が豊富なプラチナカードです。
即日発行はできませんが、Webから申し込む方法が最も早く発行できます。
三井住友カード プラチナは、国内主要空港のラウンジ無料利用や、コンシェルジュサービス、最大1億円補償の海外・国内旅行傷害保険が付帯。
さらに、宿泊サービスReluxとHotels.com、Expedia、HISで優待割引が受けられます。
また、国内一流レストランを2名で利用すると、1名分が無料になるプラチナグルメクーポンや、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでアトラクションの待ち時間が短くなるユニバーサル・エクスプレス・パスを人数分もらえる特典も。
三井住友カード プラチナは、国内・海外問わず、よく旅行する人におすすめです。
年会費(税込) | 55,000円 |
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発行速度 | 最短3営業日 |
申込み条件 | 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
審査時間 | 最短即日 |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA、MasterCard |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
ポイント | Vポイント |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
アメックスプラチナ
アメックスプラチナ(アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード)は、アメックスブランドのプラチナカード。
Webからの申込みが最速で発行する方法となり、申込みからカードが手元に届くまで1週間〜3週間となります。
アメックスプラチナは、国内外の旅行料外保険が最高1億円まで補償され、世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが付帯されています。
さらに、毎年の会員更新時にホテルの無料宿泊券がもらえるので、海外・国内旅行によく行く人におすすめです。
また、アメックスプラチナはインビテーションなしで申し込みできます。
他社のプラチナカードにはインビテーションが必須なものもあるので、その点申し込みしやすいでしょう。
年会費(税込) | 143,000円 |
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発行速度 | 1週間〜3週間程度 |
申込み条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
審査時間 | - |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | American Express |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
ポイント | メンバーシップ・リワード |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
エポスプラチナカード
エポスプラチナカードは、年会費を貯まったポイントで支払えるプラチナカードです。
通常年会費30,000円ですが、貯まったポイントを年会費の支払いに使えば実質無料で利用可能。
さらに、通常の利用額に応じて貯まるポイントとは別に、ボーナスポイントがもらえます。
年間100万円の利用で20,000ポイント、年間200万円の利用で30,000ポイント、最大年間1,500万の利用で100,000ポイントが付与。年間200万円利用すれば、ボーナスポイントのみで年会費が支払うことが可能です。
また、エポスプラチナカードはネット申し込みのうえ、店舗受け取りを選択すると、最短で当日受け取りができます。
エポスプラチナカードは、実質年会費無料でプラチナカードを持ちたい人や、当日発行したい人におすすめです。
年会費(税込) | 30,000円 |
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発行速度 | 最短即日(店頭受け取りのみ) |
申込み条件 | 18歳以上のかた(学生を除く) |
審査時間 | 最短5分 |
還元率 | 0.50% |
国際ブランド | VISA |
旅行保険 | 海外旅行、国内旅行 |
ポイント | エポスポイント |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
MUFGカード・プラチナアメックス
MUFGカード・プラチナアメックス(三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード)は、海外旅行やレジャーに関する特典が充実したプラチナカード。
Webからの申込みで最短3営業日でカードが発行可能です。
MUFGカード・プラチナアメックスは、全世界1,300箇所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスや、海外のレストラン、ミュージカル、ゴルフ場予約などを支援してくれるコンシェルジュサービスが付帯。
また、日本国内のホテルが初回5,000円オフ、さらに常時7%割引で宿泊できるRelux for Platinumも利用できます。
MUFGカード・プラチナアメックスは、国内で旅行したり海外へ行ったりする機会が多い人におすすめです。
年会費(税込) | 22,000円 |
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発行速度 | – |
申込み条件 | 22歳以上、年収目安200万円以上 |
審査時間 | - |
還元率 | 0.80% |
国際ブランド | American Express |
旅行保険 | 海外旅行、国内旅行 |
ポイント | グローバルポイント |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、ANAマイルが貯まりやすいプラチナカードです。
利用金額200円ごとに1ポイントのVポイントが貯まり、1ポイント=1マイルで交換可能。
さらに、入会・継続時には10,000マイル、ANAグループ便の搭乗で「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×50%」のマイルがもらえます。
加えて、ANA航空券の購入で100円につき2マイル、機内販売での利用でも、Vポイントと別に100円につき2マイル獲得可能。
ANAマイルが最も貯まりやすいカードといえます。
また、140カ国以上の空港ラウンジが利用可能なプライオリティ・パスや、プラチナ・コンシェルジュデスク、最高1億円の旅行傷害保険が付帯しているので、海外に行くときに心強いでしょう。
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、申込みから3営業日で発行されます。
最短で受け取りたい人はWebから申し込みしましょう。ANAカードは、ANAグループの航空機で海外旅行へ行く人や、ANAマイルを日常的に貯めたい人におすすめです。
年会費(税込) | 88,000円 |
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発行速度 | Web申込みから3営業日 |
申込み条件 | 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
審査時間 | - |
還元率 | 1.5% |
国際ブランド | VISA |
旅行保険 | 海外旅行、国内旅行 |
ポイント | Vポイント |
オプションサービス | ETCカード、家族カード |
プラチナカードの審査に通るためのコツ
プラチナカードの審査に通るためのコツは、以下の3つです。
- 良好なクレヒスを築く
- 年収をアップさせる
- ひとつの企業に長く勤務する
良好なクレヒスを築く
プラチナカードを確実に発行するためには、良好なクレヒスを築くのが重要です。
クレヒス(クレジットヒストリー)とは、クレジットカードやローンの取引履歴のこと。
過去に延滞や滞納をした履歴があると、インビテーション条件を満たしていてもインビテーションが届かなかったり、審査に落ちたりする可能性があります。
日頃から良好なクレヒスを積むように意識して、正しくクレジットカードを使いましょう。
年収をアップさせる
プラチナカードの審査に通過する上で、年収は高い方が有利です。
また、入会条件に年収の目安があるなら、その年収を超えることがほぼ必須となります。
また、今の年収に不安があるなら、年収が上がってから申込みを検討するのもおすすめ。
一度クレジットカードの審査に落ちたら、半年は申し込んでも審査に通過しないといわれています。申込むタイミングは慎重に決めましょう。
ひとつの企業に長く勤務する
プラチナカードの審査では、ひとつの企業に長く勤務していると審査に通りやすくなります。
クレジットカードの審査は、勤続年数が長ければ長いほど、安定していると判断されます。
逆に転職したばかりで勤続年数が数ヶ月のように短いと、審査に通過しづらくなるので注意。
最低でも勤続年数は1年以上になってから、申込するのがおすすめです。
プラチナカードは最短3営業日で発行できる!
今回はプラチナカードが即日発行できない理由と、発行スピードが速いプラチナカードをご紹介しました。
プラチナカードは通常のクレジットカードよりも審査項目が多いため、発行に時間がかかります。
店舗での当日受け取りやデジタルカードの発行もできないので、注意が必要です。
ぜひこの記事を参考にプラチナカードの申し込みを検討してみてください。