クレジットカードは本会員とは別に家族カードが発行できることはご存知の方も少なくないかと思います。ではこの家族カードの家族の定義は具体的にどのようなものかご存知ですか?
答えは「発行されるクレジットカードによって家族の定義は異なる」です。そして実は配偶者や子に対して家族カードを発行することができることは多いですけれども、実は兄弟に対して家族カードを発行することができるクレジットカードは少ないのです。
でも兄弟にもクレジットカードを発行してあげたいという方もいらっしゃいますよね?
今回はそんな方のために兄弟でも発行することができるおススメのクレジットカードをご紹介していきます。
豊富なサービスが付帯!アメックスカード
兄弟でも家族カードを発行できるクレジットカードとしてはまずこの「アメックスカード」があります。余談ですが、アメックスカードの発行元であるアメリカでは、大統領になったトランプ氏をご覧いただければわかる通り離婚率が高く、家族構成が複雑になりやすいことから家族カードを兄弟でも発行できるということになっているみたいです。
このアメックスカードは年会費がレギュラーでも13,000円(税抜)と高額です。しかしながら、家族カードの場合はこの年会費が半額以下になり、特にゴールドカードの場合は1枚目までは無料になります。プラチナカードの場合は4枚まで無料になります。
アメックスカードのクラスが高い方ほどこのファミリーカードの発行が有利になるので、ぜひおススメできる1枚です。
■レギュラーでもゴールド級のサービスが付帯
このアメックスカードは高額な年会費に恥じないサービスを提供しております。特に海外では優待サービスで「アメリカンエキスプレスセレクト」、「空港ラウンジ無料サービス」、「高額な国内・海外旅行保険」など豊富なサービスが付帯しており、海外旅行はとっても充実するでしょう。
ゴールドカードでは「ゴールドダイニングby招待日和」により2名の利用で1名などレストラン関係の優待が付与され、プラチナカードではレストラン、ホテルの上位サービス、コンシェルジュサービスなど豊富なサービスが付帯されますので、これを家族カードとして年会費無料で利用できるのはお得以外の何物でもありません。
三越の利用なら必携の1枚!エムアイカード
三越伊勢丹ホールディングスでの利用で5%offになることで有名なエムアイカードは2親等以内であれば、家族カードが発行可能です。
つまり兄弟でもOKなカードとなります。
兄弟の中で三越グループを利用する方がいるならもってこいのクレジットカードです。エムアイカードの年会費2,000円(税抜)が家族カードの場合は無料、エムアイカードゴールドの年会費10,000円(税抜)が家族カードの場合は2,000円(税抜)と割安になります。
さらに家族会員での利用を含めた利用金額が加算されますので、4人に発行すれば、1人25万円利用すれば、グループ百貨店で10%還元となり、1人で100万円の利用よりも大幅に楽になります。またゴールドカードは通常のショッピングでもポイント還元率が1%と高還元で、空港ラウンジ無料、海外・国内ともに高額な旅行保険が付帯してきます。
利用金額のアップのためにも兄弟の方に発行しておくのも一つの手ですよ!
兄弟が家族カードを持つメリットとは
家族カードは基本的には年会費が高いカードは複数枚発行しておいた方が良いです。特に兄弟や両親などと生計を一緒にしている方、学生の方に多いと思われますが、そんな方は複数枚の発行を検討してみてください。
兄弟で家族カードをもち、一緒に家計を管理することによって、ポイントによるお得度が増し、兄弟間での仲も深まります。年会費も割安で発行することができ、特典も各々利用することができますのでとっても便利になりますよ。
兄弟でも発行できるクレジットカードはありますが少数です
以前はシティカードという外資系のクレジットカードは兄弟の家族カードを発行することができたのですが、三井住友信託銀行に買収されてからは兄弟で家族カードを発行することができなくなりました。
現在では家族カードを発行できるのはほとんど1親等の家族のみという形をとっているクレジットカード会社が多く、兄弟でも家族カードを発行することができるクレジットカードは上記の通りあることはありますが、実際にはかなり少なめです。
親や子などの1親等内の家族であれば生計を同一にしている家族が多いですが、兄弟や祖母など2親等の家族であれば生計を同一にしていないことの方が多いというのが主とした理由でしょう。そのため兄弟の方は自分で発行する方が良いかもしれません。
しかしながら、家族カードはその年会費の安さからやはりお得です。特にアメックスの上位カード、特にプラチナカードについては招待性で普通の方であればなかなか発行するのが難しいカードです。
年会費無料でさらに本人会員とほぼ同様のサービスを受けられることから、仲の良い兄弟のいる方は家族カードの発行をおススメします。