楽天カードを2枚持ちすれば、複数の国際ブランドを利用できたり、2枚分の特典を利用できたりします。
ただし、組み合わせによっては2枚目として追加できないカードもあるので、注意が必要です。
今回は今回は楽天カードを2枚持ちするメリット・デメリットについて、お得な活用方法を含めご紹介します。
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楽天カードは2枚持ちが可能!
楽天カードは2枚持ちができます。
引き落とし口座を分けて使ったり、異なる国際ブランドの楽天カードを持ちたい人、楽天カードで欲しいデザインが追加された人などにおすすめです。
カードの組み合わせは一部制限あり
楽天カードを2枚持ちする場合、カードの組み合わせで以下のような制限があります。
- 楽天PINKカードは2枚持てない
- 年会費が有料の『楽天カード』は2枚持てない
- 楽天銀行カードを持っている場合、2枚目の楽天カードを作成できない
- 楽天ANAマイレージクラブカードを持っている場合、2枚目の楽天カードを作成できない
- 楽天カードアカデミーを持っている場合、2枚目の楽天カードを作成できない
上記のように、2枚持ちできないケースがあるので、注意しましょう。
2枚目の楽天カードを選ぶ際のチェックポイント
2枚目の楽天カードを選ぶ際のチェックポイントは、以下の3つです。
- ポイント還元率
- 年会費
- 付帯している特典
ポイント還元率
2枚目の楽天カードを選ぶ際、ポイント還元率をチェックすることがおすすめです。楽天カードは全種類で通常利用時のポイント還元率は1%ですが、楽天市場利用時のポイント還元率が以下のように異なります。
・楽天プレミアムカード:最大5〜6倍
・それ以外の楽天カード:最大3倍
上記のように、楽天プレミアムカードは選べる優待サービスで楽天市場コースを選択すると、6倍の還元率となるので楽天ポイントがかなり貯まりやすくなります。
加えて、楽天市場ではスーパーセールやお買い物マラソンなどのキャンペーンが開催されると、さらに最大40倍のような高還元率になるので、キャンペーンでの還元率アップも考慮して楽天カードを選ぶことがおすすめです。
年会費
楽天カードの年会費は種類によって、以下のように異なります。
- 楽天ゴールドカード:2,200円(税込み)
- 楽天プレミアムカード:11,000円(税込み)
- 楽天ANAマイレージカード:初年度無料、2年目以降550円(年1回以上利用で無料)
- 上記以外の楽天カード:無料
上記のように、カードの種類ごとに年会費が異なります。
また、年会費が有料の楽天カードを2枚以上持つことはできません。
毎年の固定費を抑えたい人は2枚とも年会費無料の楽天カード、特典や楽天市場での還元率を最大まで高くしたい人は年会費がかかる楽天プレミアムカードもおすすめです。
付帯している特典
2枚目の楽天カードは利用したい特典で選ぶこともおすすめです。種類ごとの主な特典は以下のとおりです。
- 楽天カード:楽天市場でポイントが3倍還元、選べるデザインが一番多い
- 楽天PINKカード:アパレルや映画館で利用できるクーポンがもらえる、女性向け保険に割引価格で入れる
- 楽天ゴールドカード:国内空港ラウンジを年2回無料で利用可能、ETCカード年会費無料
- 楽天プレミアムカード:楽天市場でポイントが5倍還元、国内外の空港ラウンジが無料で利用可能(回数制限なし)、ETCカード年会費無料
- 楽天ANAマイレージカード:楽天ポイントとANAマイルが両方貯まる、ANA国内線の搭乗手続きが不要
- 楽天カード アカデミー:楽天ブックスでポイント4倍、分割手数料無料(2回払いまで)
- 楽天銀行カード:給与の振り込み、口座振替などで楽天ポイントが貯まる、クレジットカードとキャッシュカードが一体
- アルペングループ 楽天カード:楽天ポイントとアルペンポイントが両方貯まる、アルペングループでスポーツ用品を購入すると割引される
- 楽天カード みちのく銀行デザイン:支払い口座にみちのく銀行を設定すると500ポイントプレゼント
- 楽天カード ゆうちょ銀行デザイン:支払い口座にゆうちょ銀行を設定すると500ポイントプレゼント
楽天カードを2枚持ちするメリット
楽天カードを2枚持ちするメリットは、以下の4つです。
- それぞれの付帯特典を受けられる
- 異なる国際ブランドを利用できる
- 利用先に応じてカードの使い分けができる
- 好きなデザインの楽天カードを利用できる
それぞれの付帯特典を受けられる
楽天カードを2枚持ちすると、1枚目に加えて2枚目の付帯特典も利用できます。
例えば、楽天プレミアムカードを2枚目として作ると、1枚目の特典に加えて国内外の空港ラウンジが回数制限なく無料で利用でき、楽天市場でのポイント還元率が5%になります。
楽天カードを2枚持ちする際は、どの特典を利用したいかで2枚目を選ぶのがおすすめです。
異なる国際ブランドを利用できる
楽天カードを2枚持ちすれば、異なる国際ブランドを利用できます。
例えば、1枚目をVISAで作って、2枚目をMasterCardにするなど異なる国際ブランドで2枚持ちすれば、より多くの店舗で楽天カードを利用できるようになります。
加えて、海外でクレジットカードを利用する場合、国や地域によって主流な国際ブランドが異なります。海外に行く機会が多い人は、異なる国際ブランドで2枚持ちするのがおすすめです。
利用先に応じてカードの使い分けができる
楽天カードを2枚持ちすれば、利用先に応じてカードの使い分けができます。
2枚の支払口座をそれぞれ別の口座で登録しておけば、利用先に応じて使い分けやすくなります。
仕事用の口座とプライベート用の口座で分ければ、それぞれどれくらい出費があったかわかりやすいのでおすすめです。
好きなデザインの楽天カードを利用できる
楽天カードを2枚持ちすれば、複数のデザインの楽天カードを利用できます。
楽天カードは種類によって選べるデザインが異なるので、欲しいデザインがある人は2枚目をデザインで選ぶこともおすすめです。
楽天カードを2枚持ちするデメリット
楽天カードを2枚持ちするデメリットは、以下の2つです。
- 種類によっては組み合わせができない
- 利用限度額がアップするわけではない
種類によっては組み合わせができない
楽天カードを2枚持ちする場合、種類によっては組み合わせできない可能性があります。
年会費が有料の楽天カードは複数枚持てなかったり、楽天PINKカードを2枚作成することはできなかったりするので、2枚目を選ぶ際は注意しましょう。
利用限度額がアップするわけではない
楽天カードを2枚持ちしても、クレジットカードの利用限度額は上がりません。
2枚目を作って利用限度額が2倍になるわけではなく、1枚目と同じ利用限度額を2枚で共有することになります。
利用限度額を上げるために2枚目を作成しても、利用限度額は変わらないので注意しましょう。
2枚目の楽天カードの作り方
2枚目の楽天カードの作り方は以下の手順で行います。
- Webブラウザから「楽天e-NAVI」にログイン
- メニュー内の「カードの申込み(切り替え・追加)をタップ」
- 追加したい楽天カードをタップして、手続き
※2枚目として追加できない楽天カードは、表示されません。
楽天カードを2枚持ちする必要があるのかしっかりと考えてみよう!
今回は楽天カードを2枚持ちするメリット・デメリットについて、お得な活用方法を含め解説しました。
楽天カードを2枚持ちすれば、複数の国際ブランドを利用できたり、2枚分の特典を利用できたりします。
ただし、組み合わせによっては2枚目として追加できないカードもあるので、注意が必要です。ぜひこの記事を参考に楽天カードの2枚持ちを検討してみてください。