楽天カードではVISA/MasterCard/JCBの3種類から国際ブランドを選ぶことができます。
クレジットカードでは新規発行する際の申込み手続きでこれらのようなブランドを選択するのですが、家族カードを発行する場合は選択できるのかどうか気になっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は楽天カードと家族カードを発行するにあたっての国際ブランドの選択について解説していきたいと思います。
家族カードは国際ブランドを選べるの?
楽天カードの国際ブランドは本会員カードの発行時にしか選ぶことができない仕様となっています。
したがって家族カードを発行する際には本会員カードと同じブランドになるということですね。
◆本会員カードと違うブランドは選べない
もし本会員カードがVISAカードである場合は家族カードも同じくVISAカードになります。
公式サイトのカード申し込みページにおいても、カードの国際ブランドは本会員カードと同じブランドになると明記されています。
よって家族カードを発行する際は家族会員となる相手に、カードブランドのことも話しておいた方が良い場合もあるでしょう。
◆解約する際はコンタクトセンターに連絡を
もし楽天カードを発行済みの状態で他の国際ブランドを選びたい場合は一度カードを解約するしかありません。
こちらのカードでは一度決めたブランドを変更することはできないので、ブランドを選びなおすなら新たに新規発行という形を取るしかないのです。
楽天ではクレジットカードの手続きをする際はインターネットでなく電話での申し込みしか受け付けていません。
またコンタクトセンターは毎日混雑しており受け付け時間も9:30~17:30となっていますので、申し込みをする際は充分な時間を確保しておくことをおすすめします。
楽天カードの国際ブランド選びで後悔しないために
楽天カードで選ぶことになるVISA/MasterCard/JCBは代表的な国際ブランドであると同時に、それぞれがブランド独自の特徴を備えています。
カードのブランドを選ぶことができるのは申し込みのときだけです。
申し込みが終わるともう選び治すことができないため、特に家族カードを作ることも視野に入れている方は発行してから後悔しないようにそれぞれの基本的な特徴を抑えておきましょう。
◆世界中のショッピングで利用できるVISA
アメリカ発のVISAカードは最も知名度が高いだけでなく世界的に普及率が一番高い国際ブランドです。
ほぼどこの国でも利用することができますので海外旅行には必須のブランドと言っても過言ではありません。
また海外のサイトでクレジットカードによる決済を行う際にも、こちらのブランドであれば問題なく対応することができるでしょう。
日本でも普及率は高いのでVISAを選んでも全国どこでも利用することが可能です。
◆ヨーロッパ圏で利用するならMasterCard
世界で一番普及しているVISAの次にシェアされているのがMasterCardです。
よって使用感としてはMasterCardを選んでもVISAとあまり変わらないと言えるでしょう。
ただこちらの国際ブランドはヨーロッパ圏の方が普及率が高いので、そちらの国々を訪ねる場合はMasterCardの方が無難かと思います。
ヨーロッパ圏の国や文化が好きとかそういう好みで選んでも良いかもしれませんね。
いずれにせよ日本で使用する場合はVISAと変わりなく利用できるブランドであると言えるでしょう。
◆国内/アジア諸国での利用ならJCB
JCBは日本から提供されている国産のカードブランドですので、日本国内であるなら使えない場所はありません。
また日本だけでなく韓国/台湾/中国/シンガポールなどのアジア諸国でも高いシェア率を誇っています。
また楽天カードの場合はJCBを選ぶとよりお得にカード決済を利用することができるようになります。
アジア諸国での旅行または国内だけの利用であるならばJCBを選んで問題ないでしょう。
なぜ国際ブランドをJCBにするとお得なの?
さきほど少し触れましたが楽天カードの国際ブランドをJCBするとお得になるというメリットがあります。
実はブランドがJCBである場合のみnanacoでの支払いでポイント還元を受けることができるようになるというテクニックを使うことができます。
◆電子マネーとの紐付けでポイントが貯まる!
国際ブランドがJCBになっている楽天カードをnanacoに紐付けするとポイントを貯めることができます。
もちろん家族カードもポイントを貯めることができるので、近所にセブンイレブンなどの加盟店がある場合は毎日の支払いでよりポイントが貯まるということになりますね。
このようにJCBを選択することによって本会員カードと家族カード合わせて、電子マネーの利用でもポイントを貯めることができるためJCBはおすすめの国際ブランドとなっています。
◆公共料金の支払いでもポイントが貯まる!
電子マネーのnanacoはコンビニや各種店舗での支払いだけでなく公共料金や税金の支払いにも対応しているのですが、通常どおりnanacoで支払っても特にポイントなどの特典は付いていません。
しかし国際ブランドがJCBになっている一部のクレジットカードはnanacoでの支払いで、カードのポイントが付くという仕様になっています。
楽天カードもポイント対象となっていますのでJCBを選択することで、公共料金や税金の支払いでも楽天スーパーポイントを貯めることができるというわけです。
◆実質公共料金や税金が1.0%お得に!
このため最近では楽天カードの国際ブランドを最初からJCBにする人や、途中で解約して新たにJCBを選んでクレジットカードを作り直す人が続々と増えています。
ポイント還元率が1.0%という高い数値なのでこれで公共料金の支払いをすれば、実質1割引きで支払えるのですから確かにお得であると言えますね。
楽天カードで家族カードを発行する際は国際ブランドにも目を配ってみてくださいね。