現金を使わずお買い物が可能で、レジでの支払いも非常にスムーズなクレジットカード。
最近は利用可能な店舗も増えてきており、普段からよく使うコンビニ等でも使えるようになってきているため、少額利用であってもクレジット決済をするという方が多くなってきています。
特にネットショッピングとクレジットカードの親和性は非常に高く、カード情報を登録しておくだけで出先からスマートフォンを利用して、数タッチで何でも買える仕組みが整っています。
非常に便利なクレジットカードですが、その分不正利用時の恐怖も大きくなってきており、ネットでのお買い物などは現物が無くても必要な情報さえあれば誰でもお買い物が可能です。
お得にお買い物が出来るカードはより強いセキュリティ意識が必要
クレジットカードを選ぶ際の基準として、限度額や旅行保険など様々な要因が考えられますが、ポイント還元率というのも非常に人気のある項目です。
Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)や楽天カードなどは、とにかくネットでの利用でお得になるクレジットカードとして有名ですし、お買い物目的で利用される方も非常に多いため、それだけ不正利用の被害にも遭いやすいです。
カード会社もセキュリティ強化は行っていますが、個人の心がけで不正利用を防ぐという意識も非常に大切ですので、情報漏洩の可能性がある状況を参考に防止策をチェックしましょう!
こんな場合は不正利用の可能性があります
楽天カードだけではなく、クレジットカードの不正利用が発覚するパターンというのはいくつかあるのですが、楽天カードは特に不正利用がわかりやすい仕組みを備えています。
発行枚数が多く人気も高い楽天カードですから、不正利用対策にも力を入れているということがよくわかります。
楽天カード利用で速報メールが送られてきます
楽天カードは決済が行われた時に速報として詳細な利用状況が、登録してあるメールアドレスに宛てて送られてきます。
この速報が送られた時に身に覚えのない決済だった場合には、不正利用の可能性が大きいですから、その利用履歴は疑ってかかった方がいいでしょう。
明細はwebやアプリで確認可能です
月間の楽天カード利用状況は、webサービスである楽天e-naviや楽天カードアプリを利用することで確認することが可能になっています。
確定していない状況でも当月利用状況から請求予定金額をチェックすることができますので、一覧から利用した記憶のない項目を見つけた場合には、即座にカード会社へ連絡を入れましょう。
パスワード変更や登録情報変更でもアラートが届きます
楽天カードに登録されている楽天アカウントの情報やパスワードの変更が行われた際にも、登録されているメールアドレスに連絡が届きます。
情報を抜き出した挙句に持ち主としての情報まで変更するとは、かなり不届きだと思いますがその可能性も存在するので覚えのない変更に関するメールが届いた場合には不正利用の可能性がありますので早急に問い合わせましょう。
不正利用が発覚した時の対処法
お持ちの楽天カードが不正利用されている可能性がある場合には、とにかくすぐに楽天カードまで連絡しましょう。
忙しいからと放置していると、さらなる不正利用の被害に遭ってしまう可能性もありますし、楽天カードの不正利用は過去の不正に関しても遡って対応してくれるのですが、最大で60日前までしか対応してもらうことができません。
普段から利用明細を確認するようにしましょう
そのため、楽天カードに限らず不正利用が発覚した際にはスピーディーな連絡と対応が大変重要になってきます。
しかし、先程も紹介した通り発覚するパターンとして自分から確認しにいくことが非常に重要ですから、普段からしっかり確認する癖をつけておくことが不正の防止に繋がることは言うまでもありません。
カード会社側の対応はどうなっているの?
楽天カードの不正利用が発覚した時にカード会社に連絡を入れるとまずはカードの利用を停止してくれます。
既に支払いが済んでしまっている場合にはその後に調査を行い、第三者による利用が発覚した段階で振込による返金あるいは次月の請求から利用分を相殺という形で対応してくれます。
支払いが済んでいない場合にはキャンセル処理をしてくれて、その後に別途対応という形になることが多いです。
支払い前の発覚はよほどマメにチェックしている方でないと難しく、大体がカード会社からおかしな利用があると連絡を受けて発覚するというパターンです。
発覚後には別途新しい番号を搭載した楽天カードを送ってきてくれるので、そちらを利用するようにしてください。
自分のカードは自分で守りましょう
利用状況の確認やメールのチェックなど、自分のカードを自分で守る方法というのはいくらでもあります。
不正利用されてしまうと基本的な対応は新カード発行になるため、番号が変わってしまって登録サービスの情報変更などかなり面倒くさい作業に追われることになりますので、自分から確認することで被害をなくしていきましょう。