楽天カードの名前はユーザーでなくとも聞いたことがあると思います。
しかしまだカードを持っていない方は、詳しいことについてはよくわからないという状態ではないでしょうか。
とくにクレジットカードを持ったことが無い方にとっては、未知の領域で様々な疑問が生まれてくると思います。
そこで今回は楽天カードについてよくある質問を、Q&A形式でお伝えしていきたいと思います。
Q&A1:年会費はあるの?
楽天カードは年会費永年無料のクレジットカードです。
一般カードでもクレジットカードによっては、年会費がかかるものもあれば永年無料となっているものも存在します。
楽天カードの場合は発行してからずっと無料でカードを利用することができます。
クレジットカードの中には初年度は無料で使用できるものの、翌年度以降から年会費がかかるカードあります。
また一定金額以上使用することなどの条件付きで、年会費が無料になるといったものもあるので、年会費無料と聞いても最後までよく確認してみないとわからない場合もありますね。
このように年会費について色々な形態があるので、若干ややこしいですが楽天カードの場合は初年度も翌年度以降もずっと無料で、発行費もかからないので気軽に申し込みすることができるクレジットカードです。
◆ETCカードの年会費は有料
楽天カードは年会費無料で発行することができますが、ETCカードの場合は年会費500円(税別)がかかってしまいます。
永年無料だと思っていたのに作ってみたらETCカードでは有料だった!という風に勘違いからお金を払わなければならない可能性もあります。
ただし楽天市場の会員ランクでプラチナ/ダイヤモンドなどの、上位会員と認められている場合は、ETCカードの年会費も無料になります。
もしプラチナ/ダイヤモンド会員ならばETCカードを発行しても、年会費はかかりませんが会員ランクは毎月カード利用によって変動するので、上位ランクをキープできる人に限られるということも留意しておきましょう。
Q&A2:海外旅行保険は付帯している?
楽天カードにも海外旅行傷害保険が付帯していますが、いくつか注意しておくべきことがあります。
まず楽天カードの海外旅行保険は利用付帯となっています。
クレジットカードの旅行保険には自動付帯と利用付帯の2種類があり、それぞれ保険が適用される条件が異なります。
◆海外旅行保険の種類について
・自動付帯→カードを持っているだけで自動的に保険が適用されるタイプ。たとえトラブルに遭った現場にクレジットカードが無くても、カード会員であれば補償を受けることができる。
・利用付帯→カードを持っているだけでは保険を適用することができない。旅行代金の一部をクレジットカードで支払うことで、海外旅行傷害保険による補償を受けることができる状態になる。
楽天カードの海外旅行傷害保険は使った際に付与される利用付帯なので、上記のようにカードを持っていっても保険を利用することはできません。
したがって海外旅行の際には楽天カードで旅費の一部を支払っておく必要があります。
Q&A3:複数持つことはできる?
楽天カードは原則会員1人につき1枚までしか所持することができません。
CMでは楽天カードマンがカードを2枚、両目に付けているので複数持つことができると思ってしまう方もいらっしゃるようです。
しかし楽天会員が2枚目のカードを持つことは規約違反となってしまうので、複数所持のために申し込みするような行為はやめましょう。
◆国際ブランドもよく考えて選ぼう
申し込み時にはVISA/MasterCard/JCBの3種類から、国際ブランドを選ぶことができますがこれも1種類のみしか選ぶことができません。
よってどのブランドが自分の用途に合っているかをよく考えて、国際ブランドを選ぶようにする必要があります。
他の国際ブランドのカードが欲しい場合は、楽天カード以外のクレジットカードで欲しいブランドを選択しましょう。
Q&A4:楽天カードのポイントに期限はある?
楽天カードで集めることができる楽天スーパーポイントには期限があります。
しかしこのポイント有効期限にも延長条件があり、1年のうち1回でもカードを利用すれば来年まで期限が更新されます。
つまりカードを普段使いしてさえいれば実質的に、有効期限なしで楽天スーパーポイントを貯め続けることができるのです。
逆にメインで使っていないとせっかく貯めたポイントも、期限が来て失効してしまう可能性もあるので気をつけましょう。
Q&A5:学生やフリーターでも楽天カードを作れる?
楽天カードは満年齢18以上の方であれば、申し込み条件を満たすことができます。
未成年者や学生の方でも高校卒業済みなら発行することができ、むしろ学生のうちだとクレジットカードの審査に通りやすいので、難易度的には社会人よりも有利であると言えます。
ただし申し込みする人が未成年者である場合は保護者の承認が必要です。
発行の前に自宅への確認電話がかかってくる場合もあるので、保護者に内緒で楽天カードを作ることはできません。
◆フリーターでも審査に落ちない!?
職業や年収といった理由で審査に落ちるというわけでは無いので、フリーターの方でも発行することができます。
楽天カードの場合は信用情報に深刻な金融事故を起こした、などの記載がない限りはほぼ誰でも審査に通過できると言っても過言ではありません。
審査自体は非常に甘いのでフリーターの方も、安心して申し込みすることができるクレジットカードです。