楽天カードは非常に万能で便利なクレジットカードですが、利用する際に気を付けたいのがカードの締め日。
すでに他のクレジットカードを持っている場合は、締め日と支払日に注意しておかないと、請求金額によっては支払いが難しくなってしまうということもありえます。
また給料日とのタイミングがズレていると、いくら便利な機能を持ったカードでも結局使い勝手が悪いと感じてしまい、せっかく発行したのに余計なストレスを生み出してしまうかもしれません。
そんなことにならないよう今回は楽天カードの締め日と支払日について解説していきたいと思います。
楽天カードの締め日は月末・支払い日は翌月27日
楽天カードの締め日は月末、支払日は翌月27日です。
10月1日~10月30日に楽天カードで利用した分は翌月の27日に引き落とされるということになります。
楽天市場で利用すると翌月25日が締め日になるので注意
楽天市場で楽天カードを使用してネットショッピングをした場合、締め日は25日になります。
引き落とし日は通常利用した場合と同じで27日ですが、締め日だけ2日早くなるので注意しておきましょう。
締め日・引き落とし日が土日の場合は?
楽天カードの締め日・引き落とし日が土日の場合、締め日が月末という点は変わりません。
しかし、引き落とし日が土日と重なってしまうと、金融機関が休みなので口座からの引き落とし手続きができません。
そのため、引き落とし日が土日と重なっている場合は翌営業日に繰り越されます。
◆口座の残高には注意しておこう
楽天カードの支払いが滞りなくできるよう、引き落とし先となる銀行口座の残高には気を配っておきましょう。
少しややこしいですが締め日というのは実際にお金を支払う日とは異なります。
お金が引き落としされるのは支払日であるということを念頭においておきましょう。
もし請求額が引き落としされる日に口座の残高が足りなかった場合は、期日に支払いをすることができなかったということになります。
クレジットカードの請求額を支払日に引き落とせないと様々なデメリットが発生してしまいます。
楽天カードで支払いを延滞するとデメリットだらけ
支払日までにお金を支払うことできていないと、滞納とみなされブラックリスト入りしてしまうことがあります。
とくに楽天カードでは支払いの遅延に関してシビアな面があるので、締め日までには銀行口座にお金を入れておきましょう。
もしも遅延が重なってブラックリスト入りしてしまうと、新たにクレジットカードを創ろうとしても審査に通過できなかったり、最悪楽天カードを強制解約されたりしてしまう可能性があります。
楽天カードの仮確定日と確定日の意味とは
楽天カードの締め日は毎月月末で支払日は翌月の27日となっていますが、他にも支払いスケジュールの要となる仮確定日と確定日というものがあります。
◆毎月12日に請求予定金額がメールで通知される
楽天カードの仮確定日となるのは締め日と支払日の間の毎月12日です。
仮確定日では月末の締め日に締め切った請求額を翌月の12日ごろに、楽天のメールで月末の請求金額が通知されるという仕組みになっています。
このときに具体的な請求予定金額を知ることができますが、この時点では予定されている請求金額の通知であってまだ確定ではありません。
◆請求金額が最終決定されるのは確定日
そして20日もしくは15日になると楽天カードの月末請求金額が完全に確定します。
金額の確定日が20日か15日のどちらになるかは、利用している銀行都合によって決定されます。
もし仮確定日に通知された金額が多すぎて支払うのが難しい場合は、20日までに楽天カードの支払いを分割やリボ払いに変更して金額を調整することもできます。
楽天カードの引き落とし日に残高が足りない場合の対処法
ここからは楽天カードの引き落とし日に残高が足りない場合の対処法を紹介していきます。
- あとからリボ払い・あとから分割払いを利用する
- 楽天ポイントで支払いをする
あとからリボ払い・あとから分割払いを利用する
楽天カードでは確定日までに支払い方法を変更できる、あとからリボ払いというサービスが設けられています。
あとからリボ払いではカード払いの支払いを任意で一定の金額に変更することができます。
たとえば10万円の支払いを一括で返済するのが難しい場合は、あとからリボ払いで月々3万円の支払いに変更することによって大幅に支払い日の負担が軽減されます。
締め日で予定された請求金額の支払いが難しい場合は、こちらのあとからリボ払いを使って支払いを調整すれば延滞を回避することができるでしょう。
楽天ポイントで支払いをする
楽天カードに貯まっている楽天ポイントは1ポイントあたり1円でクレジットカード払いに充てられます。
そのため、残高が足りなくなってしまったら、楽天ポイントを活用して引き落としに間に合わせるようにしましょう。
申請できるタイミングに注意!
楽天ポイントでクレジットカード利用分を支払うには楽天e-NAVIで手続きを行えます。
しかし、申請できる期間は「毎月12日~20日22時」もしくは「毎月12日~15日22時」のみです。
金融機関によって申請できる期間が異なるのであらかじめ確認しておく必要があります。
また、申請期間が短いので、期間が過ぎてしまわない様に注意しておきましょう。
支払いができないと楽天カードから強制解約される!?
楽天カードは審査難易度がとても低く学生や専業主婦の方もカード発行することができると言われるくらいに作りやすいクレジットカードです。
しかし実は顧客のカード利用に関してかなりシビアであるとも言われています。
◆支払いの延滞をしすぎるとブラックリスト入りに
特に支払日の延滞が重なると有無を言わさず、カード会社から強制解約されることもあるようです。
カード会社は入会時の審査を通してこの人なら信頼できる、と判断し会員にクレジットカードを発行しています。
よって支払いが延滞するとカード会社側からすれば、お金を返されず詐欺に遭ったのと同じことになるので、ブラックリスト入りとなるのも仕方ないと言えるでしょう。
楽天カードの締め日と支払い日を理解して利用しよう!
楽天カードの締め日は月末・支払い日は翌月27日です。いずれも変更はできないので、あらかじめ理解しておきましょう。
それぞれを理解しておけば計画的に利用できますが、分かっていない状態で利用すると計画的な利用ができなくなり遅延や延滞を繰り返してしまう事に。
そうなるとカードが利用できなくなったり、強制解約させられるため、信用情報に傷がついてしまいます。
締め日と支払い日を理解して計画的に利用してくださいね。