高いポイント還元率から人気の楽天カードは、学生・主婦から会社員まで幅広い層からの支持があることでかなり有名なクレジットカードでもあります。
8秒に1枚作られているというキャッチフレーズもあながち嘘ではないようです。
そんな楽天カードですが審査から発行までの時間もかなり短く、特に審査期間だけで見てみると申し込みから30分以内での合否回答が行われたケースもあり、時短に力を入れている反面で異様に審査の時間がかかってしまったという方の話をきくこともあります。
審査期間に差が出てしまう理由として、審査方法の違いがあげられます。
スピード審査のカードは基本的に機械審査です
いくら楽天カードが超大手のクレジットカード会社だと言っても、秒単位で申し込みが行われる楽天カードの個人情報を全て人の手でチェックしていたのではどれだけ人が居ても間に合いません。
楽天カードでは、スピーディーな発行のために機械審査を導入しており、ある程度の条件をクリアした方の場合には機械側で判断を行い、自動で審査通過という形になります。
そのため、申し込みから数十分以内での合格通知のような非常にスピーディーな流れが実現できているというわけです。
審査期間が短いクレジットカードは楽天カードに限らずこの方法を導入していると考えていいでしょう。
審査期間が長くなる場合は手動審査に切り替わっている
それでは、本来審査期間が短くスピーディーな楽天カードなのに審査期間が長く時間が非常にかかってしまっているというのは、どういう状態で何故起こってしまうのでしょうか。
審査期間が長い状態というのは、実は機械審査に落ちてしまい手動審査に移行した状態だと考えられます。
手動審査の場合は人間が送られてきた情報をもとに審査を行うわけですから、それだけ時間もかかりますし、土日の場合には審査が行われないので審査期間も長くなってしまいます。
手動審査はカード会社独自の判定基準に則する
また、自動審査と違って手動審査の場合には数値上のデータ以外の要素(他社借入状況や勤務先の情報などをより加味する)を考えた上でカード発行をするかどうか決めるわけですから、合否もカード会社独自の判定基準に則った形になります。
そのため、かなり長い時間をかけて結局落ちてしまった方や、長い時間の末に通過したという全く結果の違う方が出てきてしまうのです。
基本方針としては発行をしていきたい楽天カード
スムーズな発行までの流れ造りのために機械による自動審査を導入している楽天カードですが、審査における基本方針は「まずたくさんカードを発行して、その中で良し悪しをチェックする」というもので間違いないでしょう。
ショッピングに強いクレジットカードはどなたでも欲しいものですから、すぐにカードが欲しいという方やアルバイトやフリーターの方でも発行のチャンスがあるという意味でありがたいカードです。。
強制解約にはご注意ください
とにかく申し込みされた方には発行していく方向で考えてくれている楽天カードですが、当然ながらその中にはよいユーザーと悪いユーザーが渾然一体となっているわけです。
では、その点はどのようにより分けているのでしょうか?
これに関しては楽天カード側の主観でしか無いのですが、ユーザーの中でも使い方が良くない方や増枠申請等で再審査を行った際に利用履歴の不備があった方等に対して強制的に解約手続きを行うという手段をとっています。
強制解約のタイミングは
今や1200万人オーバーのユーザーがいる楽天カードですから、常に利用状況を把握しておくことは難しいようで、強制解約のタイミングは再審査が入る増枠申請の際や、状況見直しがされる更新の時期にチェックされます。
このタイミングでユーザーの利用履歴が著しく悪いと強制解約となり、いきなり今まで利用していた楽天カードが使えなくなるので注意してください。
もちろん、発行した楽天カードの支払い滞納や無茶な増枠申請、大量のキャッシング利用などしなければ優良顧客として強制解約されることなどありませんので、健全な利用を心がけてください。
審査期間中に他のカード申し込みは絶対にやめてください
審査期間が長くなる=機械審査に落ちた=手動審査でも通らないかもしれない、という危惧はわからないでもないですし、実際通らないパターンも存在していますので別の方法に向けて早く動き出しておきたいという気持ちも分からなくはありません。
しかし、その段階で他のクレジットカードを申し込んだとしてもほぼ確実に審査に落ちてしまい、結局どのカードも発行できないのがオチでしょう。
同時期に複数枚のカードを申し込むのは踏み倒し等の観点からカード会社が避けたいユーザーであり、まずは現在申し込んでいる楽天カードの合否が判明してから次の対策をとるようにしてください。
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