超一流のビジネスを展開したい、あるいはしている経営者の皆さんであれば、もちろん業務上の決済は法人カード(ビジネスカード)を利用しているのではないかと思います。
会計ソフトとの連携や出張時の旅先サポート、モバイルwi-fiのレンタルなどビジネスを円滑に進めるための機能が多数搭載されているクレジットカードであり、企業規模の大小に関わらずあらゆるビジネスを支えてくれるため、経営者なら必須のクレジットカードだと言っても差し支えないでしょう。
しかし、個人向けクレジットカードですら非常に種類が多く、どれを選んでいいかよくわからないというのに法人カードとなると余計にわからなくなってしまうと思います。
そこで、今回はこれからビジネスカードを発行したいと考えている経営者の方に向けて、経営されている企業のタイプごとにおすすめの法人向けクレジットカードをご紹介致します!
<目次>
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個人事業主の方におすすめの法人カードはどれ?
法人カードの選び方 其の壱
発行カードはコストパフォーマンスで選べ!
企業形態に関わらずビジネスを興した方であれば発行可能なのが法人カードですから、当然ながら個人事業主の方であってもビジネスカードの発行は可能になっています。
法人化されていない企業ですと、恐らく事業の規模もそこまで大きくはないと思うのですが、今後急激に成長していくことを考えると、今のうちから業務効率化を実現してくれる法人カードを発行しておくのがおすすめです。
しかし、まだ会社としても安定しておらず社内のシステム整備なんてしていられない、もっともっと製品を売らなければ!と思っている事業主の方も多いのではないでしょうか。
実は、そんな方にぴったりの年会費が安いコスパのいいビジネスクレジットカードが存在しているのです。
一通りの機能が揃った格安年会費のJCB法人カード
日本で唯一の国際ブランドとしてその名前を世界中に轟かせているJCBカードですが、実はエントリーカードであるJCB法人カードの年会費は1,250円+消費税と大変お安くなっています。
特徴 |
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詳細な明細書のデータ送付やETCカードの複数枚発行など、ビジネスを円滑に進めるために機能が一揃え装備されていながらこの値段で持つことができるというのは、流石JCBカードだと言えるでしょう。
また、ポイントシステムも搭載しているため、仕入れや打ち合わせ時の経費利用時にもなるべくお得に還元して欲しいと考える経営者さんにもおすすめです。
オリコEX Gold for Biz iD×QUICPayはゴールドなのに激安
ポイント還元率の高さで大人気のOrico Card THE POINTを発行している、オリコカードが提供しているビジネスカードも年会費が安くてお得なクレジットカードです。
特徴 | 1.ゴールドカードなのに初年度年会費が無料! 2.他のカードにはないビジネスサービスや福利厚生を完備! 3. オリコEXGforBiz会員の方は普段のポイント付与率が更に20%加算! |
その年会費はなんと2,000円+消費税!
ビジネスカードでありながらEX Goldという名前が表すとおりにゴールドカードでもあるので、本来であれば高額な年会費が発生してしまうようなクレジットカードなのに、この値段で提供されているというのはまさに破格ですね!
機能面でもしっかりビジネスサポートを行ってくれる上に、オリコカードらしくポイント還元もかなり注力してくれているため、経費利用でどんどんお得になっていくクレジットカードなのです。
法人経営者の方は少しグレードの高いクレジットカードがおすすめ
法人カードの選び方 其の弐
法人経営なら機能性で選べ!
事業も軌道に乗ってきて、ある程度の収益が見込めるようになると節税や取引先へのアピールという観点から法人カードを検討することでしょう。
企業によって状況は様々ですから一概には言えないのですが、法人化を検討している企業というのは規模が大きくなってきた会社であることが一般的です。
そのため、これまで利用してきたビジネスカードですと、機能面で物足りなくなり結局業務効率が落ちてしまう可能性があります。
なので、法人経営者の方が会社用のクレジットカードを選ぶ時にチェックすべき項目としては、コストパフォーマンスよりも機能が充実しているかという観点になります。
機能の充実しているビジネスカードはどうしても年会費が高額になってしまうのですが、ちゃんと利用していれば収支においてはプラスになりますので、自社サービスや経営状況との親和性を考えながら選ぶことが大切です。
社員カードもETCカードも人数分発行可能なライフカードゴールドビジネス
事業規模が大きくなってくると社員数も増えてきますから、代表以外の社員さんが利用する経費もクレジットカード決済を行ってスムーズな経理処理をしたいところです。
ライフカードゴールドビジネスなら社員に持たせる家族カードとして複数枚のカード発行が可能であり、しかも発行枚数制限はありません!
特徴 | 1.初年度年会費無料! 2.空港ラウンジを利用可能! 3.福利厚生サービスが充実! |
異動や入社で社員数が変動したとしてもすぐに追加発行をして、円滑な業務遂行に対応可能だというのは一分一秒を争うビジネスシーンにおいて貴重ですね!
また、ETCカードについても同様に無制限での発行が可能なので、営業部のような経費計上が多くて車を利用することが多い部署を抱える企業におすすめのビジネスカードになっています。
年会費に関してもETCカードは無料、本カード社員カード共に2,000円+消費税というかなり低めの価格設定になっていますので、法人化を考えている企業規模でしたら痛くない金額設定です。
機能の充実した上位カードならJCBゴールド法人カードがおすすめ
オールマイティな機能が揃ったJCBゴールド法人カードなら様々なシチュエーションでお得なサービスを受けることができますので、あらゆるビジネスシーンで役に立つ事間違いないでしょう。
特徴 |
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オールマイティなカードというと、突出したものがないため全てに中途半端なカードだというイメージがありますが、JCBゴールド法人カードならそんな心配もありません。
空港ラウンジ無料利用サービスや公共交通機関の予約サービスに加え、ゴルフ場の割引き予約などのサービスもついているため非常に機能の充実したクレジットカードだと言えるでしょう。
海外利用が多いのであれば海外のクレジットカードがおすすめです
法人カードの選び方 其の参
思い切って海外特化型クレジットカードもあり!
ビジネスシーンは国内だけに存在しているわけではありません。
ネットの普及等で海外とのコネクションを作りやすくなっている昨今では、むしろ国内での取引は全くないが海外マーケットで成功しているという企業も少なくありません。
ビジネスカードも個人向けクレジットカードと同様に、カードごとに特徴があり海外に強いカードというのも存在しています。
もし海外マーケットをメインに考えていて、商談や取引先が国外に多く頻繁に海外出張されるような企業であれば、思い切ってビジネスカードも国外利用に特化したものにしてしまってもいいかもしれません。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドはやっぱり海外利用に強い!
発行日数 | 初年度年会費 | 2年目以降 | 追加発行枚数 |
約 一ヶ月 |
34,100円(税込) | 34,100円(税込) | 5枚まで |
ステータスカードの代表格であり国際ブランドとしても名前を連ねているアメックスのビジネスゴールドカードはやはり海外で利用しやすいクレジットカードになっており、海外マーケットを狙っている企業におすすめです。
特徴 | 1.ビジネスパーソンに向けたサービスが目白押し! 2.ご入会後1年間のご利用が200万円を超えた方には30,000ポイントをプレゼント! 3.社員の方に追加カードを発行可能 |
世界各国のビジネスセンターを利用可能なリージャスビジネスワールドゴールドや支払いデータから見る四半期ごとのレポート自動作成など、ワンランク上の法人カードと言えるでしょう。
また、アメックスに付帯している海外渡航時に役立つトラベル系サービスも当然ながら利用可能であり、海外利用に大変強くステータス性も兼ね備えたクレジットカードだと言えるでしょう。
コストを考えるとセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードもおすすめ
性能面ではアメックスビジネスゴールドに引けをとらないのに、年会費が若干安めに設定されているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードもおすすめの法人カードです。
特徴 | 1.国内外のビジネスシーンで大活躍! 2.社員にも追加カード発行可能! 3.入会キャンペーン実施中! |
アメックスビジネスゴールドが年会費26,000円なのに対して、セゾンプラチナは年会費22,000円。
さらに、前年度の利用が200万円を越えていると年会費が半額の11,000円になるのです!
法人カードの場合、個人利用よりも事業利用が多くなるわけですから、それだけ利用金額も大きくなりやすいため、200万円程であればそこまで大きな金額にはなりません。
機能性だけでなくコストパフォーマンスも気にするという経営者の方におすすめです。
自社の状況とカード機能を合わせて考えましょう
ビジネスカード発行は個人のクレジットカード発行と違い、機能と現状のすり合わせが難しいという面があります。
例えば法人カード機能としてよく見る会計ソフトとの連携ですが、自社の経理担当者が利用しているソフトが対応していない場合、カードを作っても機能が無駄になってしまうため損をしてしまいます。
機能の豊富さやコストパフォーマンスも考えなければいけない要素が多いのですが、自社システムとクレジットカードの親和性という部分に注目してカードを選ぶのがおすすめです。