クレジットカードを使おうと思っていざ申し込みしようとしたら、入会資格で収入のある方となっていて戸惑った学生の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に自分はバイトしてないという人は全く収入が無い、ということになるのですがそこでクレジットカードを諦める必要はありません!
今回はアルバイトをしていない学生の方がクレジットカードを作る方法についてご紹介していきたいと思います。
(最終更新日:2020年4月9日)
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学生のクレジットカード審査では収入の有無はほとんど影響しない
クレジットカードを発行するための条件ではほとんどの場合、収入を得ることが必須となっていますよね。
しかし収入の有無については例外が存在しないわけではありません。その例として挙げられるのが学生用のクレジットカードであると言えます。
基本的に収入の有無は気にしなくてOK!
バイトしてないという場合でも学生用クレジットカードの入会では問題ありません。
確かに一般的なカード審査では安定した収入を得ていることが重視されますが、学生の場合は収入を得ていない状況であっても概ね審査に通過できる可能性が高いのです。
実はクレジットカードの審査では未成年である、というだけでむしろ審査では有利になるのです。
未成年者の審査では保護者の経済力で判断される
未成年の方がカードに申し込みする場合、カード会社は本人ではなく保護者の経済状況を重視します。
保護者が持つ経済的能力から支払いが滞納することがないかどうかを判断します。
申し込みする未成年者本人に収入が無くても、保護者に請求することができるからです。
よって未成年者でクレジットカードに申し込みをする場合は、本人の収入についてはあまり心配せずとも大丈夫です。
学生でもクレジットカードの審査に落ちてしまうことが稀にある!?
このように学生用のクレジットカードである場合はバイトしてないという方でも、基本的には審査に通ることができるので心配は無用であると言えます。
しかし全く審査に落ちることがないというわけではなく、まれに審査落ちしてしまうパターンも存在します。
学生でも入会で審査落ちしてしまうパターンとは?
クレジットカードの審査落ちで考えられるパターンは以下のようなものがあります。
- 保護者の信用履歴にブラックなどの記録があった場合
- 携帯電話本体の分割払いなどの支払いを滞納したことがある場合
- 短期間に何枚ものクレジットカードに申し込みしていた場合
- 申し込みで提出した個人情報に嘘の記述があったと発覚した場合
学生用のカード審査がいくら緩いといっても、これらの中でいずれかの問題に当てはまった場合はクレジットカードを発行できないこともあるので注意が必要です。
バイトしてない学生には家族用のクレジットカードを作るという選択肢もある
まだ学生である場合は本会員として、クレジットカードを持つのではなく家族カードを発行するという選択肢もあります。
大抵のクレジットカードでは家族カードも発行することができます。
家族カードを発行する場合は本会員のカードよりも、条件がかなり緩くなるので学生でバイトしてないという場合でも問題なく発行できます。
家族カードで挙げられる本会員カードとの主な違いは以下のようになります。
- 本会員カードのように入会審査を受ける必要がない
- 家族カードの請求は本会員の口座にまとめられる
- カードに貯まるポイントは全て本会員カードに集約される
本会員カードのように入会審査を受ける必要がない
家族カードと本会員のクレジットカードの違いで、まず挙げれるのが審査が無いということです。
家族カードの場合はすでに入会している本会員カードから、派生する形で発行されますのでとくに審査をせずとも発行することができます。
まだ学生であっても高校を卒業しているのであれば入会条件を満たしているので問題ありません。
家族カードの請求は本会員の口座にまとめられる
一般的なクレジットカードの口座は本会員の口座が指定されますが、家族カードの場合はカードのそれぞれの所有者ではなく本会員の口座に全てまとめられます。
よって収入が全く無い学生であっても、クレジットカードの請求は本会員の口座から引き落としとなりますので支払いに関する心配も特にありません。
ただし利用明細も本会員の元に送られますので、何にクレジットカードの支払いを使ったかも全て本会員が把握することになります。
カードに貯まるポイントは全て本会員カードに集約される
クレジットカードでは多くの場合支払い額に応じてポイントを得ることができる仕組みになっています。
本会員カードであればそのまま自分のクレジットカードにポイントが貯まっていきますが、家族カードの場合は所有者のカードにではなく、本会員のカードにポイントが加算されますので、家族カード自体にポイントを貯めることができません。
好きなときにポイントを使いたいという場合には、家族カードでなく本会員カードの方がおすすめとなります。
自分名義で学生用のクレジットカードを作った方がメリットは大きい!?
前述したようにクレジットカードは未成年者の場合は収入の有無は問われないので、バイトしてないという学生の方が審査で落とされる心配はほとんど無いといえます。
家族カードは簡単に作ることはできますが、クレジットカードには学生用のカードも提供されているので、そちらを作ってしまった方が自由度が上がるほか、信用情報を積むことができますし大量の入会ポイントが入手できるといったメリットもあります。
バイトしてない学生にもおすすめのクレカ
アルバイトをしていない学生にもおすすめできるような発行しやすいクレジットカードは意外と限られています。
クレジットカード比較SMARTがおすすめするカードを紹介します!
初めてのクレジットカードならエポスカードが作りやすくておすすめ
エポスカードはバイトをしていない無収入の学生でも簡単に作れるカードです。
年会費も永年無料なので余計な出費がかかりません。また国際ブランドでVISAを選べるので国内外を問わず幅広く利用することができます。
初めてクレジットカードを作る学生さんは、ぜひエポスカードを作ってみましょう。
付帯保険の充実度で選ぶならセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード!
クレジットカードに付帯する保険の充実度で、カードを選ぶならセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードが最もおすすめです。
年会費は3,000円程度かかりますが、海外旅行保険が,000万円まで付帯するなど、一般カードの中でもとびぬけた充実度をほこります。
しかも自動付帯なので、カードを持っているだけで保険が適用され非常にお手軽です。付帯保険が充実したカードが欲しいならセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードが最適でしょう。
カードの複数枚持ちもできる!
学生でも複数枚のクレジットカードを作ることが可能です。
2枚目なら簡単に発行ができ、3枚目以降も審査難易度は上がりますが、全く作れないわけではありません。
支払い延滞などを起こさずきちんとクレヒスを積んでいれば、無収入の学生でも確実に複数枚発行できます!
先ほどご紹介したカードに加えて、さらにもう2、3枚カードを作ってみたい方はぜひ検討してみてください。
バイトしてない学生からよく集まる質問
バイトをしていない学生からよく寄せられる質問をまとめました!
学生でもキャッシング枠をつけられるの?
学生でもキャッシング枠をつけることは可能です。
最近では海外留学も当たり前になりましたが、その際、現地通貨の調達手段としてキャッシングが最も優れているので、利用したい学生も多いでしょう。
ただ、無収入の学生だと限度額が5~10万円までしか設定されないことが多いようです。
場合によっては親に家族カードを発行してもらい、その家族カードでキャッシングを利用してみるのもよいでしょう。
奨学金をもらっていてもクレジットカードを作れるの?
奨学金を利用している学生でもクレジットカードは作れます!基本的に奨学金の有無は審査に影響しないと考えて問題ありません。
ただ卒業後に奨学金の返済が滞っている場合は、審査に響く可能性があるので注意しましょう。