学生クレジットカードは収入を持たなくても発行できます。
つまり、アルバイトをしていなくてもカードは発行できるため、在籍確認を気にする必要はありません。
ただ、一部の人は在籍確認の連絡が入るケースがあります。
この記事では、学生クレジットカードの在籍確認について説明します。
また、確認時の対策や注意点についても解説します。
学生クレジットカードの在籍確認は基本的にない
学生クレジットカードは、親の収入等があれば発行できるルールが存在するため、学生が仕事をしていなくても申込や審査を受けられます。
仕事をしていない学生の場合、在籍確認はありません。
アルバイトをしている学生の場合は、アルバイト先の確認が必要となる場合もあるため、在籍確認を行うケースもあります。
ただ、クレジットカード会社によって判断が異なるため、すべての申込みが対象とはなりません。
実際に在籍確認が入るかどうかは、学生クレジットカードの審査状況、そして本人の信頼性などを考慮して決められます。
基本的に在籍確認を気にする必要はありませんが、場合によっては在籍確認の連絡が入ることを知っておくといいでしょう。
学生クレジットカードの在籍確認を行う条件
学生クレジットカードで在籍確認を行う条件に該当する人は以下の通りです。
- アルバイトをしている
- クレジットカード会社が在籍確認が必要と判断した
- 収入欄の記載がある
これらの条件に該当している人は、学生クレジットカードでも在籍確認が発生します。
ただ、すべての人が対象となるわけではありません。
場合によっては該当している人も在籍確認を無視して審査されます。
ここからは、学生クレジットカードの在籍確認につながる条件を詳しく説明します。
アルバイトをしている
アルバイトをしている学生は、学生クレジットカードの在籍確認を受ける可能性があります。
アルバイトをしていると人は、個人で収入を確保しています。
この収入が本当に正しいのか、そしてアルバイトをしている情報に間違いがないか、クレジットカード会社は確認する必要があります。
ただ、カード会社によっては、アルバイトをしている場合でも在籍確認はせず、そのまま審査を完了させます。
アルバイトが在籍確認に直結する条件ではないことを理解しておきましょう。
クレジットカード会社が在籍確認が必要と判断した
一番在籍確認の可能性が高いのは、クレジットカードが在籍確認を必要とした事例です。
これは、おかしい記述等が多々存在しており、本当に学生クレジットカードを発行できるかわからないと判断された場合に発生します。
記述等の間違いがないか判断するために、クレジットカードがアルバイト先に連絡して確認を取ります。
クレジットカード会社が必要なしと判断した場合、在籍確認はありません。
一方で、この申込内容では安心できない、カードを発行させるのは難しいと判断した場合、在籍確認に踏み切る可能性があります。
他にもアルバイト先がよくわからない場合も在籍確認を取るケースがあります。
収入欄の記載がある
収入欄が記載されており、収入を持っている場合は在籍確認につながる可能性もあります。
こちらも必要なしと判断されれば行われませんが、収入欄が記載されているのにバイト先が正しく記載されていない場合は確認しています。
収入を持っているのに会社名が記載されていない、もしくは曖昧な表記だと確認作業につながってしまいます。
学生クレジットカードは審査が厳しい?実際の審査で見られる項目を解説
学生クレジットカードの在籍確認は本人が出る必要はない
学生クレジットカードの在籍確認ですが、本人が出る必要はありません。
本人が出なかった場合でも、在籍していると判断できればそれで確認作業は終わります。
クレジットカード会社としては、本当に在籍している情報だけが欲しいため、本人の声が聞きたいわけではありません。
在籍している判断できれば、その時間帯に出られなくても大丈夫です。
ただ、アルバイト先が電話を変わった場合、本人が出なければ確認が終わらない可能性もあります。
その場合は電話に出るようにしましょう。
曖昧な回答しか聞かれなかった場合はもう1度電話が入る
本人が電話に出なかった場合、誰が電話に出るかわかりません。
場合によっては、曖昧な回答によって本人確認が完了せず、もう1度連絡を取らなければ確認が終わらない可能性もあります。
もう1度電話がかかってくる場合は、在籍確認が完了していない、または在籍確認が正しくできていない可能性があります。
学生クレジットカードの発行に進まない場合なども含めて、対応が遅い場合はバイト先で在籍確認が行う必要があります。
学生クレジットカードの在籍確認は本人だと分かれば問題なし
在籍確認ですが、本人だと分かれば問題ありません。
他人が本人は在籍していると告げても問題はなく、これだけで在籍確認は終わります。
クレジットカードについて説明が入る、その後の対応についてカード会社から説明を受けるなどの問題は起こりません。
電話も短時間で完了する傾向が多いため、自分が在籍確認の電話に出たとしても気にする必要はないでしょう。
学生クレジットカードの在籍確認で気をつけるポイント
学生クレジットカードで在籍確認が必要となった場合は、以下のポイントに気をつけておきましょう。
- 電話に出られなければ審査落ちとなる
- 電話に出られる時間を事前に伝える
- 相手はカード会社だと告げない
- 不審な電話に気をつける
これらの注意点を守り、安心して在籍確認を終えましょう。
ここからは、学生クレジットカードの在籍確認で気をつけるポイントを詳しく説明します。
電話に出られなければ審査落ちとなる
在籍確認の電話に出られなかった場合、審査落ちとなります。
学生クレジットカードでは、在籍確認ができなかった場合、信頼できないと判断されて審査に落とされます。
また、本当に仕事をしているかなどの判断がつかないなどの理由をつけて、審査に落とす場合もあります。
在籍確認は本人が出る必要はないものの、電話に誰も出ない場合は審査落ちとなり、カードが発行されなくなります。
在籍確認が必要な場合は、しっかりと電話に出られる状況を作り出しておきましょう。
電話に出られる時間を事前に伝える
どうしても電話に出られる時間が限られている時は、電話に出られる時間を事前に伝えてください。
カード会社は、電話の確認が必要だった場合、指定がなければ適当なタイミングで連絡を入れます。
この影響により、電話に出られないような時間で確認作業が入る可能性もあります。
これを避けるためには、電話に出られる時間をしっかり告げて、確実に確認が取れるようにします。
何度も電話に出られない場合は、カード会社からメールで電話に出られる時間帯を相談する場合があります。
これに返信して対応できる時間帯を示してもいいでしょう。
相手はカード会社だと告げない
クレジットカードの確認作業で行う連絡ではあるものの、カード会社は会社名を示さないので気をつけておきましょう。
相手は個人名で連絡を入れます。この個人名についても、カード会社が決めた名字を提示するだけで、本当の名前を提示しているわけではありません。
つまり、カード会社の連絡かどうかがわからないまま、在籍確認が終わっているのです。
在籍確認の連絡だと気づかず、個人名義で不審な電話が入っていると判断して対応しないと、審査に落とされる可能性があるので注意してください。
不審な電話に気をつける
似たような電話がかかってくる恐れもあるため、学生クレジットカードの審査を受けている間は気をつけておきましょう。
クレジットカードのように見せかけて、個人情報を得ようとしている悪質な業者が連絡をとっている可能性もあります。
また、闇金がバイト先に対して何らかの営業を行っているなど、様々な理由で仕事先に連絡が入る可能性もあります。
怪しい電話には気をつけておきましょう。知らない相手から連絡が入る在籍確認ではありますが、すぐに電話を切らない場合は不審な電話です。
早々に電話を切って仕事に戻りましょう。
学生クレジットカードで電話が入るのは親権者
学生本人に対して電話での確認を取る場合はあるものの、これについても実は多くありません。
一番多いのは親権者に対して確認の連絡を入れるものです。
学生クレジットカードというのは、親の収入等によって支払いを行います。
学生が収入を持っている場合でも、親権者に対して本当に支払いができるのか、そして子供がクレジットカードへ申し込みましたが、本当に発行してもいいのかと承諾を取ります。
親から承諾が得られなければ、学生クレジットカードは絶対に発行されません。
また、親権者との連絡が取れない場合も、学生クレジットカードは発行されません。
どのような理由があったとしても、親が電話に出なければ学生クレジットカードは得られない点に気をつけておきましょう。
実家に連絡が入るので事前に相談しよう
親権者への連絡は実家に電話がかかります。
実家に住んでいない場合は、事前に親に連絡を入れ、クレジットカードの確認に出て欲しいとお願いしてください。
親が同意してくれれば、学生クレジットカードの確認に出てくれるでしょう。
一方で、親が断ってしまえば学生クレジットカードは発行されません。
クレジットカードの発行にあまり協力的でない状況であれば、説得するなどして何とか対応してもらうようにお願いしましょう。
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まとめ
学生クレジットカードは在籍確認が基本的にないため、確認されずにカードを発行してくれる可能性は高くなっています。
しかし、一部の条件に該当している人は、学生クレジットカードの発行前に在籍確認が発生する可能性もあるため気をつけておきましょう。
また、在籍確認以外にも電話連絡が入る可能性は十分にあります。
在籍確認以外の電話についてもしっかり確認し、必要であれば協力をお願いするように依頼しておきましょう。